******** Osamushi Mail Magazine 2002/01/06 通巻58号/2084部発行 *******
[トピックス]
◇最近の手塚治虫・関連の話題!
◎川崎『手塚治虫ワールド』計画白紙に戻る。
◎アトムDVD-BOX2に幻の『ミドロが沼』収録される!
◎池袋『手塚治虫版画ワールド』開催中。
◎手塚漫画インターネット配信スタート。
[手塚治虫最新ニュース]
1:出版
2:イベント情報
3:ソフト
4:ネット
[今日は何の日?]
◇1月6日の手塚関連の出来事
[今週のひとこと]
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[トピックス]
◇最近の手塚治虫・関連の話題!
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◎川崎『手塚治虫ワールド』計画白紙に戻る。
今後は『21センチュリー・パーク・イン・カワサキ(仮名)』として
手塚作品以外のアニメや漫画も導入、大型ショッピングセンターなどを
取り入れた複合娯楽商業施設となる模様。
不況により資金の確保が難しい事と、建設予定の浮島地区は政府の
広域防災拠点の建設地にも選ばれた事などから方向転換となった。
建設面積も38ヘクタールから20ヘクタール、総事業費も約1788億円から
約640億円に大幅削減される。計画の方向転換はしたが、新規計画の
具体的な事業計画については9月に先延ばし、2007年の開業も危うい状況。
どちらにして、手塚治虫の夢であった「テーマ・パークの建設」は終って
しまった。中途半端な実現より夢で終わった方がファンには「よかった。」
のかもしれない。
◎アトムDVD-BOX2に幻の『ミドロが沼』収録される!
3月1日発売予定に34話『ミドロが沼』が収録されるようです。
英語版(アメリカ放送用のフイルムが残っていた)に最近倉庫で発見された
日本語音声を使って復元されるようです。
◎手塚漫画インターネット配信スタート。
手塚漫画全集収録全漫画(382巻分)のオンライン販売がはじまった。
これからはインターネットでダウンロードしてパソコンで手塚作品を読む事
が出来ます!欲しい時にすぐ買って読めるのがいいですね。
詳しくは下記サイトで!
TezukaOsamu@Book
http://book.tezuka.jp/
10daysbook
http://www.10daysbook.com/
◎池袋『手塚治虫版画ワールド』開催中。
1月7日まで東京都豊島区東池袋のサンシャイン60展望台で開催中。
手塚作品の版画の展示・販売。入場は無料だが展望台の入場料がかかる。
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[手塚治虫最新ニュース]
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1:出版
○発売中の「コミック伝説マガジンNo.4」に全集未収録『タダノブ』掲載
○01/05 集英社 ジャンプコミックス『手塚治虫The best19』緑の猫
○01/10 秋田書店 秋田文庫『冒険狂時代』
○01/31 秋田書店 秋田トップコミックス『どろろ』百鬼丸の巻
○02/04 集英社 ジャンプコミックス『手塚治虫The best20』宇宙空港
2:イベント情報
○宝塚市立手塚治虫記念館
「手塚治虫と宝塚歌劇展〜マンガとタカラヅカの華麗なる関係〜」
2001年11月1日(木)〜2002年2月19日(火)開催中。
雑誌「歌劇」や手塚の少年時代の歌劇のポスター、上演された『火の鳥』などの
舞台衣装の展示などを通して宝塚歌劇がいかに作品に影響を与えたのかを
考察した展示。
◎展示構成
☆第一部:「手塚治虫の宝塚歌劇をめぐる足跡」
手塚治虫が影響を受けた戦前から戦後にかけての宝塚歌劇を紹介。
展示内容は脚本やポスター、プログラムなどが中心。
☆第二部: 「マンガの中の宝塚歌劇」
リボンの騎士を中心に少女漫画の展示。
☆第三部: 「マンガから宝塚歌劇へ」
宝塚歌劇が取り入れた『池田理代子』、『大和和紀』などの漫画を紹介。
舞台で使用された衣装や小道具など展示される。
問合せ:0797-81-2970(記念館)
○KYOTO手塚治虫ワールド
「アニメシアター「ガラスの地球を救え」
http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html
3:ソフト
○DVD『鉄腕アトム(新)』(手塚プロ製作)
1月25日発売予定。パイオニアLDC 30,000円(税抜)
第27話〜第52話収録(完)
http://www.pldc.co.jp/
4:ネット
○インターネットアニメーション『ブラック・ジャック』を毎月2本を
有料配信。12月予定 第11話「アリの足」、第12話「シャチの詩」
http://cinema.tezuka.jp
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[今日は何の日?]
◇1月6日の手塚関連の出来事
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「初出(漫画)」
◎レボリューション:漫画サンデー(実業之日本社:1973年)
◎タイガーランド“第1回”:赤旗日曜版(日本共産党:1974年)
◎BJ“二人の黒い医者”:週刊少年チャンピオン(秋田書店:1975年)
◎アドルフに告ぐ“第1回”:週刊文春(文藝春秋:1983年)
★ピックアップ
「アドルフに告ぐ」
手塚MMをお読みの皆様,あけましておめでとうございます。
今年も駄文におつきあいのほどよろしくお願いいたします。
さて,「アドルフに告ぐ」といえば手塚先生の代表作の一つに数えられ,
原作を読んだ人の数ではもしかしたら「アトム」より多いのでは,
という人もいます(私です)。
手塚先生はヒトラーに非常にこだわっており,彼(及び似た人物)が
登場する作品としては本作のほか,「ビッグX」「森の伝説」などがあります。
しかしながら本作にて先生が本当に描きたかったのは“ゾルゲ”だったそうです。
確か「手塚治虫創作の秘密」か何かで語っておりました。
その“ゾルゲ”の映画化を篠田正浩監督が発表されました。
ヒトラーも何らかの形で描かれるのでしょうがとても楽しみな作品です。
手塚先生もきっと楽しみにしているのではないでしょうか?。
[担当:あきひこ]
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[今週のひとこと]
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明けましておめでとうございます!!
クリスマスの日にサンタから”右指を骨折”のプレゼントをもらってしまい
キーボードの人差し指1本入力で作成しましたが、さすがに疲れます。
それより辛いのはギブスの手が臭くなりつつある事。あ〜くさ(^^;
手塚ワールドの白紙は、ショックというよりも時代の流れを感じました。[こ]
次号は、2001年2月06日の発行予定です。
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