======================================================================== Osamushi Mail Magazine 2001/11/07 (通巻56号/2403部発行) ======================================================================== [トピックス] ◇最近の手塚治虫・関連の話題! ◎川崎の手塚治虫ワールド開園難航。 ◎宝塚市立手塚治虫記念館入場者減少状態続く ◎『火の鳥』ラジオ・ドラマCD化 ◎エスペラント語版『火の鳥』未来編登場! [手塚治虫最新ニュース] 1:出版 2:イベント情報 3:ソフト 4:舞台 5:ネット [今日は何の日?] ◇10月7日の手塚関連の出来事 [今週のひとこと] ------------------------------------------------------------------------ [トピックス] ◇最近の手塚治虫・関連の話題! ------------------------------------------------------------------------ ◎川崎の手塚治虫ワールド開園難航。 2007年に川崎の浮島地区に開園予定の『手塚治虫ワールド』の開園が危ぶまれて いるようです。国の都市再生本部が進める首都圏広域防災拠点整備の有力候補 として、この地区が候補に上がり、神奈川県も実現を目指している模様、 もしこ地区に決定すれば、手塚ワールドの用地が38ヘクタールから15ヘクタール に減り、規模が大幅に縮小してしまう。 また、景気低迷によるテーマパークの閉鎖が相次ぐ中で、企画会社による資金 調達も難航している模様で、規模縮小か開業延期か残念ながら計画の修正は 避けられそうにない模様。 ◎宝塚市立手塚治虫記念館入場者減少状態続く 1994年オープン年の入場者は53万9千人だったが、2000年度は15万6千人と 年々入場者数が減少している。 宝塚市では、現在の展示中心の『提供型』から『体験型』へリニュアルを目指す 模様。記念館の「友の会」、アニメ検索機などの新システム導入、 アニメーションや漫画などに関する講座やワークショップなど検討している。 ◎『火の鳥』ラジオ・ドラマCD化 文化放送で平成11年に放送された『火の鳥』のラジオ・ドラマがCD化された。 このCDは、解説書も付いてボックス入りの豪華な装丁、内容は津川泉の脚本、 劇団「昴」出演。26回(各30分)総放送時間は10時間。 値段は12枚組で25,000円(税込み)。 文化放送チケットポート(TEL03-3357-9999)での販売のみで一般のCDショップ などでは販売されない。 ◎エスペラント語版『火の鳥』未来編登場! あたたかい心を育てる運動と三人の男『愛の目 アトムの心』 10月12日〜14日まで兵庫県宝塚市で日本エスペラント大会が開かれた。 手塚治虫が少年時代過ごした地での開催という事で記念に翻訳出版された。 A5判 296ページ 1,800円 問い合わせ:日本エスペラント学会(03-3203-4581) 関西エスペラント連盟(06-6841-1928) ------------------------------------------------------------------------ [手塚治虫最新ニュース] ------------------------------------------------------------------------ 1:出版 ○10/29 コミック『伝説マガジン』Vol.3 全集未収録作品「後后一時の怪談」「宇宙から男が…」収録 ○11/2 集英社 ジャンプコミックス手塚治虫THE BEST『新・聊斎志異』17巻 ○11/10 秋田書店 秋田文庫『マコとルミとチイ』 ○11/12 講談社 講談社漫画文庫『手塚治虫恐怖短編集5 妖しの怪談編』 ○11/12 講談社 講談社漫画文庫『手塚治虫悲恋短編集』 ○11/20 徳間書店 『SF Japan 3号 手塚治虫スペシャル』 ○11/25 海拓舎 『ブラック・ジャック・ザ・カルテ2』 ○11/29 秋田書店 秋田トップコミックス『ブラック・ジャック(B・Jライバル編)』 ○11/未 学研M文庫 『小説『どろろ(三)』崩壊大魔城 鳥海尽三著 ○12/3 集英社 ジャンプコミックス手塚治虫THE BEST『ビルの中の目』18巻 2:イベント情報 ○宝塚市立手塚治虫記念館 「手塚治虫と宝塚歌劇展〜マンガとタカラヅカの華麗なる関係〜」 2001年11月1日(木)〜2002年2月19日(火)開催中。 雑誌「歌劇」や手塚の少年時代の歌劇のポスター、上演された『火の鳥』などの 舞台衣装の展示などを通して宝塚歌劇がいかに作品に影響を与えたのかを 考察した展示。 ◎展示構成 ☆第一部:「手塚治虫の宝塚歌劇をめぐる足跡」 手塚治虫が影響を受けた戦前から戦後にかけての宝塚歌劇を紹介。 展示内容は脚本やポスター、プログラムなどが中心。 ☆第二部: 「マンガの中の宝塚歌劇」 リボンの騎士を中心に少女漫画の展示。 ☆第三部: 「マンガから宝塚歌劇へ」 宝塚歌劇が取り入れた『池田理代子』、『大和和紀』などの漫画を紹介。 舞台で使用された衣装や小道具など展示される。 問合せ:0797-81-2970(記念館) ○KYOTO手塚治虫ワールド 「アニメシアター「ガラスの地球を救え」 「鉄腕アトム〜地球最後の日〜」上映 http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html 3:ソフト ○DVD『24時間TVスペシャルアニメーション1978-1981』(手塚プロ製作) 11月22日発売予定。パイオニアLDC 4枚組(バンダーブック、マリンエクスプレス、フウムーン、ブレーメン4) 18,000円(税抜) 初回限定生産(予約締切10月12日) http://www.pldc.co.jp/ ○『鉄腕アトムDVD−BOX Vol.1』(虫プロ製作) 発売中 全6巻(第1話〜第30話収録)28、200円(税抜) http://music.denon.co.jp/dvd/titles/atom/index.html ○DVD『ジャングル大帝(劇場版)』(手塚プロ製作) 10月25日発売中。パイオニアLDC 5、800円(税抜) http://www.pldc.co.jp/ ○DVD『鉄腕アトム』(手塚プロ製作) 10月25日発売中。パイオニアLDC 全5枚組(第1話〜第26話収録)30、000円(税抜) http://www.pldc.co.jp/ 4:舞台 ○舞台『七色いんこ』(トップ・アーツ・プロダクト) 11月17日〜11月18日 荏原文化センター大ホール 上映予定。 11月23〜25日 築地本願寺ブディストホール 上映予定。 http://shibuya.cool.ne.jp/toparts/ 5:ネット ○インターネットアニメーション『ブラック・ジャック』を毎月2本を有料配信 11月配信予定 第7話「やり残しの家」、第8話「六等星」 http://cinema.tezuka.jp ------------------------------------------------------------------------ [今日は何の日?] ◇11月7日の手塚関連の出来事 ------------------------------------------------------------------------ 「初出(漫画)」 ◎BJ“銃創”:週刊少年チャンピオン(秋田書店:1977年) 「初出(エッセイ等)」 ◎「COSMOS」第一話を見て:週刊テレビガイド(1980年) ★ピックアップ 「銃創」 BJの作品中には彼自身が自分を手術することが幾度かあります。 また,自ら指示を出して手術させることもあります。 この作品はその中のひとつなのですが…。 まどろっこしいでしょうね(^^)。 実際に鏡を見て手元を見ずに何かするのってとっても 難しいのです(何かやってみましょう)。 それが人の手を使うわけですから。 人に背中を掻いてもらうのだって難しいですものね(^^;)。 [担当:あきひこ] ------------------------------------------------------------------------ [今週のひとこと] ------------------------------------------------------------------------ 『KYOTO手塚治虫ワールド』で売られている”アトムの千社札付き生八ツ橋”が 食べたくて気になっているこの頃です!!そのうち福岡のショップで、アトム明太子 が売られたりしたら個人的にうれしいかも!(笑) [こ] 次号は、2001年12月07日の発行予定です。 ==================================== ■発行元:@osamushi(手塚治虫メールマガジン) 発行責任者/編集人:こにしあきら 編集:鈴木昭彦 ホームページ:http://www.osamushi.com/ ●ご意見・ご感想・ご質問・ご投稿:mailmagazine@osamushi.com Copy right (C)2001 @osamushi ==================================== このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』、ニフティ 『Macky!』、『Pubzine』、『melma! 』を利用して発行しています。 メール配信の登録・解除・変更等は下記のページでお願いします。 http://www.osamushi.com/mailmagazine/ ------------------------------------------------------------------------