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Osamushi Mail Magazine 2001/02/26 （通巻46号／2354部発行）
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[発表！2000年手塚治虫関連10大ニュース]
[ブラックジャックを読む]
◇第13話「ピノコ愛してる」
[手塚治虫最新ニュース]
1：出版
2：ソフト
3：イベント情報
4：放送
[今日は何の日？]
◇2月26日の手塚関連の出来事
[今週のひとこと]
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[発表！2000年手塚治虫関連10大ニュース]
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皆様の投票の結果下記のニュースが選ばれました。ご協力頂きました皆様
ありがとうございました！
１位 秋田書店から「ブラック・ジャック限定BOX」発刊
単行本未収録の「不死鳥」「落下物」の収録や生原稿の再現など話題に
なった。
２位 アニメ「陽だまりの樹」放送、DVDも発売された。
http://www.vap.co.jp/hidamari/nakami/index.html
３位 アトムや火の鳥が切手になって発売。
「20世紀デザイン切手」にアトムや火の鳥の図案が登場。
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/yubin/000420j201.html
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/yubin/001127j201.html
４位 手塚漫画がTVの実写版で登場。
ブラック・ジャック、ふしぎなメルモ、るんは風の中、カノンなどが
実写ドラマ化された。特に本木雅弘主演のBJは続編も製作された。
５位 東京に「手塚治虫ワールドアートスクエア」がオープン
復刻版画の販売を中心にしたショップがお台場のアクアシティにオープン。
６位 「珍念と京ちゃん＋火星からきた男」限定復刻
京都漫画研究会 （元・手塚治虫FC京都のスタッフ）から
「珍念と京ちゃん」が出版。全集には描き直しされたものが収録されて
いたが、新聞掲載時のままでの出版はなく、これまで幻の作品だった。
。
７位 映画「ガラスの脳」公開
詳細は下記サイトで！
http://www.nikkatsu.com/movie/mov_ga01.html
８位 七色いんこ、火の鳥など舞台化される
5月に『七色インコ』がSMAPの稲垣吾郎（七色インコ）、宮沢りえ
（千里刑事）で舞台化。
9月に大阪で火の鳥の『鳳凰編』が萩原流行（我王）、牧瀬里穂
（ブチ・速魚ダブルキャスト）でミュージカル化。
11月にさいたまスーパーアリーナの柿落とし公演で蜷川幸雄が『未来編』
を音楽劇として演出。元SPPEDの今井絵理子（女王ロミ）、リュシフェル
のMAKOTO（マサト）らの出演で話題になった。
2001年も『リボンの騎士』『火の鳥』が舞台化予定。
９位 2000年も手塚治虫記念館など各地で展示会が開催される
宝塚記念館の展示はもちろん、21世紀に向け「鉄腕アトム（ロボット）」
をテーマにした展示が各地で開催された。
また、手塚治虫の原画が版画化され展示即売方式の展示も登場。
10位 九州地区に初の手塚グッズショップがオープン
10月28日博多市の「キャナルシティ博多」地下一階に
『手塚治虫スタジオショップ』がオープン。福岡には『まんだらけ』が
進出。
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[ブラックジャックを読む]
ML有志によるBJの感想コーナー。思い入れたっぷり！？のメールを転載します。
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◇第13話「ピノコ愛してる」
（チャンコミ2巻、全集152巻、文庫・愛蔵版3巻収録）
ブラック・ジャック・・・・・・・・ブラック・ジャック
ピノコ・・・・・・・・・・・・・・・・・ピノコ
リッキー・・・・・・・・・・・・・・・ひき逃げされた少年
クスコ・・・・・・・・・・・・・・・・・少年の母親
ロンメル・・・・・・・・・・・・・・・少年の父親
最初、この大阪弁の父親、確かに知った顔やけど、誰やったっけ、と
思いました。
考えることしばし・・・・・なんやロンメルやないか！
分かってしまえばなんの事はない、この魁偉な風貌は古株の手塚キャラ
であるロンメルに間違いありません。
それがすぐに分からなかったのは、彼のそれまでの芸風とあまりに違っ
ていたからです。
怪優エリッヒ・フォン・シュトロハイムをモデルとするロンメルは、ジャン・
ルノワール監督「大いなる幻影」で誇り高きドイツ将校を演じたシュトロ
ハイムを彷彿とさせる、渋い脇役俳優なのです。
「ジャングル大帝」のB国探検隊長ロンメルとか「地球大戦」のゴルボ大
佐とか。コミカルな役をやることはあっても、今回みたいなちょび髭、大
阪弁のロンメルなんてこれ一回きりでは？
こんな風にスターキャラが今までやったことがないような役をやっている
のも「ブラック・ジャック」の楽しみのひとつではないかと思います。
クスコは「おはようクスコ！」の魔女のおばさん。リッキーはご存知「０マ
ン」の主人公ですね。
[担当：おがわさとし]
http://www.kyoto-seika.ac.jp/newdi/manga/dialy.html
エスパーでサイボーグのピノコが、なんとおままごとを始め、
（昔読んだとき）あれれ、だった回。
今までカッコ良く決めるのみだったジャック先生も、愛妻のドジに
当惑する新婚夫みたいな、生活感のある表情を見せる。
何これ。超能力でトーストくらい焼けないの？
人間として生きられるようになったとき、体と引き換えになくしてしまったの
かしら、超能力・・・
たとえて言えば「人間になるために何かを失わなければならない」
・・・声をなくして人間の足を得た人魚姫みたいなものかなあ、と
思いました。
ＢＪと両親がもめてる間に急死するリッキーが可哀想。
最後のシーン、夜中に机の前で、くやしいのか怒りなのか自己嫌悪
なのか、「ウッ・・ウウウ」とうめくＢＪも可哀想。
結局子供を死なせてしまった親も可哀想。
ピノコひとりが満足して、どうも憎たら・・・（おっと、悪口はもう
よそう。私が品を落とすだけだ）
[担当：虫媒花]
●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
http://www.osamushi.com/aboutml.html
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[手塚治虫最新ニュース]
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1：出版
○03/10 秋田書店 秋田文庫『ぼくの孫悟空』1巻
○03/22 秋田書店 手塚治虫アンソロジー『犬傑作集』
○集英社 漫画雑誌『オールマン』に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文：池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。（月一連載です。）
http://allman.shueisha.co.jp/
2.ソフト
○アニメ「陽だまりの樹」DVD・ビデオ
2001年2月21日全9巻完結!
最終回のみテレビ放送と異なる。
http://www.vap.co.jp/hidamari/
3：イベント情報
○宝塚市立手塚治虫記念館
「メトロポリス展」
2001年03月01日（木）〜06月26日（火）開催予定。
○大阪・岸和田市立文化会館マドカホール
プラネタリウム『W3〜銀河連盟の使者〜』
2001年2月3日（土）〜3月31日（土）上映予定
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~MADOKA/
○兵庫県宝塚市シネ・ピピア
『ガラスの脳』上映と講演会
2001年03月03日（土）開催予定。
映画監督の中田秀夫氏を招き、講演会が開催される。
問い合わせ：シネ・ピピア（0797-87-3565）
○KYOTO手塚治虫ワールド
「アニメシアター第5弾「ガラスの地球を救え」BJ上映
http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html
4：放送
○SkyPerfecTV 729ch.AT-X（アニメシアターX）で虫プロアニメ放送開始！
『どろろ』『ワンダービートS』『リボンの騎士』『Ｗ３』など放送。
http://www.at-x.com/programs/index.html
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[今日は何の日？]
◇2月26日の手塚関連の出来事
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「初出（漫画）」
◎三つ目がとおる“浦島太郎の遺産”：週刊少年マガジン（講談社：1978年）
◎七色いんこの国際漫画祭ルポ：週刊少年チャンピオン（秋田書店：1982年）
★ピックアップ
「国際漫画祭」
手塚先生が御存命の頃はファンクラブの会誌にこういった国際的な
イベントのことが書かれていたりしましたが，今でもあるんでしょうか?。
今タイで生活しているんですが，手塚漫画含めて結構日本の漫画って
売られているんですよ。
まぁ，正式版ありの海賊版ありの，って感じですが…。
海外の漫画家たちと交流を図っている日本の漫画家が
今どれくらいいるのかなぁ〜，って思いました。
［担当：あきひこ］
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[今週のひとこと]
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次号より勝手ながら月一回発行になります。 [こ］
次号は、2001年03月15日の発行予定です。
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■発行元：@osamushi（手塚治虫メールマガジン）
発行責任者／編集人：こにしあきら
編集：鈴木昭彦
ホームページ：http://www.konishi.to/mailmagazine/
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