=== Osamushi Mail Magazine =============================================
2000/07/07 （通巻33号／1960部発行）
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手塚治虫氏の出版・イベント情報などをお届けする無料メールマガジンです。
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[特集]
◇バンコクで手塚モノ探し！PART1
[トピックス]
◇最近の手塚治虫・関連の話題！
◎ABCミュージカル「火の鳥」
◎「メトロポリス」の映画製作発表
◎明治製菓より「Meijiヒーローコレクション2000
手塚治虫ワールド」発売
◎五輪シンクロナイズドスイミングに火の鳥未来編
◎手塚プロが高校球史のアニメ映画を構想
◎いわきで懐かしのおもちゃ展
[手塚治虫ショートショート]
◇第17回：網膜の映像
[手塚治虫最新ニュース]
1：出版
2：ソフト
3：イベント情報
4：放送
[今日は何の日？]
◇07月07日の手塚関連の出来事
[今週のひとこと]
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[特集]
◇バンコクで手塚モノ探し！PART1
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http://www.konishi.to/mailmagazine/thai/index.htm
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[トピックス]
◇最近の手塚治虫・関連の話題
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◎ABCミュージカル「火の鳥」
火の鳥「鳳凰編」のミュージカル舞台が大阪松竹座で9月30日〜10月29日まで
公演される。（チケットの発売は7月8日(土)予定。
チケット：一等・10500円 二等・7350円
出演は、我王（萩原流行）、ブチ（牧瀬里穂）茜丸（鈴木綜馬）
速魚（小高恵美）、良弁僧正（村井国夫）、火の鳥（庄野真代）
問合せ：朝日放送事業部 06-6451-8333
公演ポスターの画像
http://homepage1.nifty.com/miyaolab/osamusi/tori.htm
（情報提供：金沢みやおさん）
◎「メトロポリス」の映画製作発表
6月29日に東宝本社で発表。
総製作費は10億円。2001年6月に公開され、全米を含む世界公開される予定。
りんたろう氏が監督、大友克洋氏の脚本と豪華な顔ぶれ。群衆シーンや背景
などに3DのCGを駆使しされ、「もののけ姫」を超える約15万枚の原画を使われる。
（情報提供：田原卓兒さん）
◎明治製菓より「Meijiヒーローコレクション2000
手塚治虫ワールド」発売
「Meijiヒーローコレクション2000 手塚治虫ワールド」500円
薄手の箱に、マーブルチョコ、クリームキャラメル、フーセンガムミント味が
詰め合わせになっていて、別々のパッケージがビニール越しに見えるように
なってます。
マーブルチョコの箱はサファイヤ、クリームキャラメルの箱はレオ
フーセンガムミント味の袋はアトムというラインナップです。
オマケにオリジナルマウスパッドが一枚入っています。全2種類。
大都社の「手塚治虫のすべて」の表紙絵とアトムです。
中身を空けなくちゃわからないかな?と思ったのですが
箱の裏にマウスパッドの表面が来るようにパッケージされてました。
このマウスパッド、超薄手で、うらのセロファンをはがすと
滑らないように、でこぼこしています。
クリスマス缶のアトムパッケージのマーブルチョコといい
やるぜ明治製菓株式会社!!
（情報提供：おみなへしさん（ML投稿メールより転載））
◎五輪シンクロナイズドスイミングに火の鳥未来編
東京新聞 7 月 4 日号朝刊の最終面に『五輪に舞う 17歳
の「火の鳥」』
と題して、シドニーオリンピックのシンクロナイズドスイミングの日本チームが
演じる「火の鳥」の伴奏曲を作曲した 17 歳女子高生の話などが掲載
されていました。
記事によれば・・・選手のユニホームは火の鳥の尾のデザインで、
曲は火の鳥未来編をイメージしたもののようです。
永遠の命というスケールの壮大さ、火の鳥伝説が国を超えて
存在するという点が世界が注目する五輪にぴったり、だそうです。
（ngtさん情報提供（ML投稿メールより転載））
◎手塚プロが高校球史のアニメ映画を構想
手塚プロが、沖縄の高校野球史をテーマにした劇場アニメ映画の制作を構想
しているようだ。
◎いわきで懐かしのおもちゃ展
漫画やアニメのヒーローの人形などを集めた「懐かしのおもちゃとヒーロー展」
が9月3日までいわき市常磐湯本町の同市石炭・化石館で開催されている。
展示は昭和30〜40年代のブリキやセルロイドのおもちゃ、人形、マンガ本、
映画ポスターなど約300点。
入館料は大人630円、中・高・大学生420円、小学生320円。
問い合わせ:0246-42-3155０
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[手塚治虫ショート・ショート]
◇第17回：網膜の映像
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網膜の映像
「瞳の中の訪問者」として映画化された「ブラック・ジャック・春一番」
（少年チャンピオン昭和５２年４月１１日号）だが、この作品では死の直前の
映像が網膜に写真のように焼き付くというアイディアが使われている。
このアイディアには先行する「白い幻影」（女性セブン昭和４７年８月８日増
刊号）という短編作品がすでに存在する。（この作品では死の直前の映像ではな
いが。）
だがこのアイディアもさらに先行する「ケン１探偵長・ゴリラ事件」
（少年クラブ昭和３０年お正月大増刊号）で使われていたのだ。
こうして調べてみると、このアイディアもずいぶん古くから使われているが、
これはさらに溯れるのだ。
手塚治虫はアメリカ映画「透明光線」（１９３６年）に関して、石上三登志と
の対談で次のように語っている。（講談社版全集「手塚治虫対談集３」）
「それで、苦悶のまま死んだ男のですね、目を調べる。そうするとね、相手がう
つったまま死んでる。だからそこは、まったく「ブラック・ジャック／春一番」
でありまして。」
「網膜の映像」はアメリカ映画「透明光線」が原点だったのである。
[担当：佐藤和美]
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[手塚治虫最新ニュース]
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1：出版
○7/10 秋田書店 秋田文庫「魔神ガロン」3巻
○7/12 筑摩書房 ちくま文庫「手塚治虫ミステリー傑作集 ビルの中の目」
http://www.chikumashobo.co.jp/index2.html
○7/19 秋田書店 サンデーコミックス「ふしぎなメルモ」
○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」（隔月刊）
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/
○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文：池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。
2.ソフト
○7/21 アニメ「陽だまりの樹」DVD・ビデオ2巻発売予定
#以降、2001年2月まで毎月21日発売全9巻
VHS VPVY-65184〜65192 9,800円（税抜）（8〜9巻のみ7,800円）
DVD VPBY-11074〜11082 5,800円（税抜）（8〜9巻のみ4,800円）
3：イベント情報
○宝塚市立手塚治虫記念館
SF漫画の世界「永井豪・手塚治虫二人展」
2000年04月27日（木）〜09月05日（火）まで開催中
○KYOTO手塚治虫ワールド
「アニメシアター第3弾・ジャングル大帝/本能寺の変」上映
http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html
○青森・鷹山宇一記念美術館
手塚治虫展〜世代を超えた夢ワールド〜
2000年7月20日（木）〜08月31（木）
問い合わせ ：0176-62-5858（鷹山宇一記念美術館）
○東京・日本橋三越本店7階ギャラリー
〜手塚治虫が夢見た未来〜鉄腕アトムとロボトピア展
2000年7月25日（火）〜08月06（日）
問い合わせ ：03-3241-3311（日本橋三越本店）
○新潟県立上越科学館
手塚治虫展〜自然がぼくにマンガを描かせた〜
2000年7月29日（土）〜08月20（日）
問い合わせ ：0255-44-2122（新潟県立上越科学館）
4：放送
○日本テレビ アニメ「陽だまりの樹」（全26話）
毎週火曜日 24時50分〜(野球などで時間延長の可能性有り）
出演：山寺宏一（手塚良庵）、宮本充（伊武谷万二郎）
折笠富美子（おせき）、中井貴一（ナレーション）
http://www.vap.co.jp/html/main_fset.html
○07月のNHK-BS2 衛星アニメ劇場
★手塚プロ制作『青いブリンク』（月 PM18:00〜）放送中
<放送スケジュール>
http://www.nhk.or.jp/bs/htdocs/bangumi/bs2.html
http://www.nhk.or.jp/anime/
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[今日は何の日？]
◇7月7日の手塚関連の出来事
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「初出（漫画）」
◎三つ目がとおる"三つ目登場":週刊少年マガジン（講談社:1974年）
◎BJ"ピノコ・ラブストーリー"：週刊少年チャンピオン（秋田書店：1975年）
「初出（エッセイなど）」
◎銀河鉄道の夜を読む：朝日新聞（朝日新聞社：1985年）
★ピックアップ
「三つ目登場」
ブラックジャックと共に手塚先生復活を印象付けた作品です。
当初の写楽君は劇画ブームの影響か、ちょっと怖い感じです。
段々チンチクリンなキャラクターになりますけど（＾＾）。
さて、今日は七夕です。
写楽君と和登さんが出会ったのも今日だったんですね。
［担当：あきひこ］
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[今週のひとこと]
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バンコクの物の安さを知ったら、日本で買い物は出来ません(^^;
［こ］
次号は、07月29日の発行予定です。
●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
http://www.osamushi.com/aboutml.html
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発行責任者／編集人：こにしあきら（konishi@osamushi.com）
編集：鈴木昭彦（aki@phoenix.to）
佐藤和美（hi5k-stu@asahi-net.or.jp）
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