=== Osamushi Mail Magazine =============================================
2000/04/13 （通巻28号／1656部発行）
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Osamushi Mail Magazineは、手塚治虫氏の出版・イベント情報など
ホットな話題をお届けする無料メールマガジンです。
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[特集]
◇BLACK JACK Limited Editon Box 『再現生原画』の20種類は!?
[トピックス]
◇朝日放送で手塚治虫をテーマにキャンペーンを展開
◇第4回手塚文化賞の候補6作品が決まる。
[ザ・見出し！]
◇2000年3月の雑誌・新聞記事
[手塚治虫ショートショート]
◇第14回：アラバスター
[手塚治虫最新ニュース]
1：出版
2：ソフト
3：イベント情報
4：放送
5：ステージ
[今日は何の日？]
◇4月13日の手塚関連の出来事
[今週のひとこと]
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[特集]
◇BLACK JACK Limited Editon Box 『再現生原画』の20種類は!?
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秋田書店から発売になった『BJ-BOX』には、未収録作品集やポスター、
フィギュアなど10種類のアイテムで構成されています。
その中に扉絵原稿を復刻した『再現生原画』が1枚入っていますが、全部で20種類
あり、買う時に選べないし、どの原画が復刻されたのかさえ不明でした。
そこで調べてリストにしました。
【BLACK JACK Limited Editon Box 『再現生原画リスト』（全20種類）】
019話 1974年04月15日 木の芽
030話 1974年07月08日 ピノコ生きてる
043話 1974年10月07日 誤診
053話 1974年12月16日 はるかなる国から
104話 1976年01月01日 ピノコ西へいく
105話 1976年01月05日 雪の訪問者
123話 1976年05月17日 ディンゴ
133話 1976年08月09日 てるてる坊主
141話 1976年10月04日 湯治場の二人
142話 1976年10月11日 盗難
149話 1976年11月29日 やり残しの家
154話 1977年01月03日 失われた青春
163話 1977年03月14日 本間血腫
182話 1977年08月08日 ご意見無用
199話 1978年01月16日 終電車
203話 1978年02月20日 がめつい同士
234話 1980年02月04日 再会
238話 1982年06月18日 過ぎ去りし一瞬（2)
238話 1982年06月25日 過ぎ去りし一瞬（3)
241話 1983年06月10日 笑い上戸
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[トピックス]
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◇朝日放送で手塚治虫をテーマにキャンペーンを展開
朝日放送は、「21世紀への贈り物 ガラスの地球を救え」をテーマに4月から
1年間テレビやラジオでさまざまな特別番組やイベントを企画している。
シンボルマークは鉄腕アトム、火の鳥、レオが青い地球を背にした図柄。
4月9日からラジオは手塚るみ子さんがパーソナリティを担当する
「Earth Dreaming -ガラスの地球を救え-」（日曜日
22:20-22:55）が スタート。
他にも手塚関連の放送やイベントが予定されている
○放送
5月中旬に海外ロケによる2時間の単発番組
「手塚治虫作品ラジオドラマ」5月20日、7/8,7/22放送予定
年末に手塚治虫物語（仮称）の放送を計画
○イベント
「ガラスの地球を救え オープニングライブ」4月8日
「手塚アニメフェスタ京都シアター1200」7月予定（詳細未定）
「ABCミュージカル火の鳥」9月30日(土)〜10月29日(日)
大阪・松竹座
「ガラスの地球を救え -エンディングイベント-」2001年3月予定（詳細未定）
◇第4回手塚文化賞の候補6作品が決まる。
尾田栄一郎氏『ONE PIECE』（集英社）
水樹和佳氏『イティハーサ』（集英社）
諸星大二郎氏『西遊妖猿伝』（潮出版社）
新井英樹氏『The World Is Mine』（小学館）
望月峯太郎『ドラゴンヘッド』（講談社）
三浦建太郎『ベルセルク』（白泉社）。
上記の候補から5月に決定される。
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[ザ・見出し！]
気になる新聞、雑誌から手塚関連の掲載記事を1ヶ月分まとめて紹介します。
見出しで1ヶ月の動向を探ってみましょう。
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◎2000年03月の主な「手塚治虫」関連「雑誌・新聞」記事
☆新聞記事
・2000年03月03日 産經新聞
【ザ・パーティー】1日「新生」手塚治虫展オープニング
・2000年03月03日 日刊工業新聞
アールビバン、お台場に直営店を開設。「手塚治虫グッズ」を販売
・2000年03月06日 日刊建設工業新聞
神奈川県／かながわ京浜臨海部活性化プラン案／手塚Wなど39事業、
5カ年の戦略示す
・2000年03月10日 毎日新聞
【マンガの居場所】「鉄腕アトム」に描かれた東京
・2000年03月08日 産經新聞
【私を映画に導いた人・ことば・東京】第1部監督編（3）中田秀夫氏
・2000年03月11日 産經新聞
時を超えて鉄腕アトム グッズ収集1500点 映像ディレクター・井沢豊さん
・2000年03月14日 スポーツニッポン
SMAP・稲垣吾郎＆宮沢りえ 恋人役で共演 舞台「七色インコ」5/14から上演
・2000年03月16日 スポーツニッポン
中井貴一 手塚作品「陽だまりの樹」ナレーションに
・2000年03月16日 日刊スポーツ
中井貴一 日本テレビ新アニメ「陽だまりの樹」のナレーション収録に参加
・2000年03月25日 中国新聞／夕刊
シネサロン「ガラスの脳」17年の眠りから覚める
・2000年03月28日 朝日新聞／夕刊／大阪版
シンボルは手塚漫画、環境に焦点 創立50年の朝日放送
・2000年03月28日 日経産業新聞
【転機】手塚プロダクション社長松谷孝征氏――編集者から管理者に
・2000年03月30日 繊研新聞
バッテリータウン二十一「アクアシティお台場」を披露
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[手塚治虫ショート・ショート]
◇第14回：アラバスター
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アラバスター
アラバスター（alabaster）の日本語訳は「雪花石膏（せっかせっこう）」で
あり、その名のとおり石膏の一種である。分子式、二水石膏ＣａＳＯ4・２Ｈ2
Ｏ。古くから彫刻の材料などに使われている。古代エジプトの彫刻でも使われて
いるし、マリアがキリストの足に注いだ油の入っていたのもアラバスター製だっ
たという。そのアラバスターの特徴であるが、白く、きめこまかいというところ
である
英和辞典で「alabaster」を引くと、その意味のひとつに「（雪花石膏のよう
に）白い」が出ている。黒人の男性に「アラバスター」と名乗らせたのは、作品
としての「アラバスター」のテーマと大きくかかわってくるだろう。
[担当：佐藤和美]
#次号より[手塚治虫ショート・ショート] は月一回（後半号）掲載となります。
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[手塚治虫最新ニュース]
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1：出版
○リクルートの「ダビンチ」2000年5月号（450円）にアトムの特集掲載
”鉄腕アトム魅力のすべて 2003年4月7日、アトム生誕まであと1100日！”
○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」（隔月刊）
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/
○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文：池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。
○福島まんが集団"青い鳥"より4月下旬頃
『「セピア色の光芒」検証と記録 私たちの手塚治虫と会津』
B5判 160頁（予定）
会津若松の漫画愛好家サークルの手塚治虫追悼記念本
発行部数は 1,000部限定、頒価 \2,000。
2.ソフト
○4/21 アニメ「陽だまりの樹」主題歌CD発売予定
「光の向こうへ」Charcoal（ED曲）
VPCC-82126 \1,238（税抜）
○6/21 アニメ「陽だまりの樹」サウンドトラックCD発売予定
オリジナルサウンドトラックCD 松居慶子（OP、劇中音楽）
VPCG-84701 \3,000（税抜）
○6/21 アニメ「陽だまりの樹」DVD・ビデオ1巻発売予定
1話「三百坂」、2話「良庵出帆」3話「曽根崎新地」収録
#以降、2001年2月まで毎月21日発売全9巻
VHS VPVY-65184〜65192 9,800円（税抜）（8〜9巻のみ7,800円）
DVD VPBY-11074〜11082 5,800円（税抜）（8〜9巻のみ4,800円）
3：イベント情報
○東京国際フォーラムB2F”第100回日本外科学会総会”
「ブラック・ジャック展」
一般公開日時:2000年4月12日（水）13日（木）共に18:00〜21:00のみ
入場無料
いよいよ本日まで！！「生と死」「社会問題」「絆」の三つのテーマで
直筆原稿や原画を展示。他に大阪大医学部時代の日記、人体画、解剖図
など、めったにみれない資料が展示されている。
○宝塚市立手塚治虫記念館
「手塚治虫が愛したアニメーションの世界展」
2000年04月25日（火）まで開催中
実験アニメの「森の伝説」を中心に未完のアニメやアニメの製作
「セル画〜撮影まで」、さまざまな手法のアニメーションの紹介
○宝塚市立手塚治虫記念館
SF漫画の世界「永井豪・手塚治虫二人展」
2000年04月27日（木）〜09月05日（火）まで開催予定
○KYOTO手塚治虫ワールド
「アニメシアター第3弾・ジャングル大帝/本能寺の変」上映
http://www.westjr.co.jp/kai/jr-kyoto/tezuka/theater.html
4：放送
○テレビ朝日のオムニバス２時間ドラマ「手塚治虫劇場」
2000年4月13日（木）20:00〜22:00放送予定
手塚作品の実写ドラマ化
「ふしぎなメルモ」（木村佳乃出演）
「るんは風の中」（今井翼、池脇千鶴出演）
「カノン」（緒形拳、富田靖子出演）
http://www.tv-asahi.co.jp/dprio/tezuka/
○日本テレビ アニメ「陽だまりの樹」（全26話）
毎週火曜日 24時50分〜(野球などで時間延長の可能性有り）
出演：山寺宏一（手塚良庵）、宮本充（伊武谷万二郎）
折笠富美子（おせき）、中井貴一（ナレーション）
http://www.vap.co.jp/html/main_fset.html
○04月のWOWOW手塚治虫劇場
★手塚プロ制作『三つ目がとおる』（月〜木AM7:00〜）
夕方の再放送もなくなり規模縮小が気になります。
<放送スケジュール>
http://www3.mediagalaxy.co.jp/wowow/schedule/index.html
○04月のNHK-BS2 衛星アニメ劇場
★手塚プロ制作『青いブリンク』（月 PM18:00〜）放送中
<放送スケジュール>
http://www.nhk.or.jp/bs/htdocs/bangumi/bs2.html
5:ステージ
○赤坂ACTシアターにて舞台「七色インコ」
2000年05月14日（日）〜05月30日（火）上演予定
演出は映画「催眠」の落合正幸、脚本はTVドラマ「ソムリエ」の樫田正剛
出演：稲垣吾郎（七色インコ）、宮沢りえ（千里刑事）
佐戸井けん太、大島蓉子、こぐれ修、トロイ、久世星佳、ほか
前売り開始：4月15日（土）
全席指定：S席8,400円、A席6,300円
前売：ぴあ（発売日特電03-5237-9955）Pコード：305-858
#PIA CARD会員のみ4月14日の14時より先行予約あり（03-5237-9955）
ローソンチケット（発売日特電0570-00-0013）
翌日より一般電話になり、ロッピーでも販売Lコード:36191
◎上演スケジュール（予定） 5月14日(日）〜5月30日（火）
日・月・火・木・金・・・19:00
土 ・・・14:00、19:00
水 ・・・休演
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[今日は何の日？]
◇4月13日の手塚関連の出来事
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「初出（漫画）」
◎牙人“風紋”：週刊少年チャンピオン（秋田書店：1984年）
「エッセイ」
◎エキスポ拝見“創造の魅力欠く展示物“：朝日新聞（朝日新聞社：1970年）
◎アニメグランプリ第10回によせて：パンフレット（徳間書店：
1988年）
「アニメーション」
◎るんは風の中：自主製作アニメ（手塚プロ製作：1985年）
「その他」
◎鉄腕アトム“第一話”：紙人形劇（東京テレビ系列：1957年）
★ピックアップ
「紙人形劇の鉄腕アトム」
一番最初に映像電波に乗ったアトムです。
これについてのデータを探してもそうそうないのですよ。
主題化の歌詞は何かで見たことがあるようなないような…。
ちなみにアトムはこのあと
実写版（テレビ連続）
白黒アニメ版（テレビ連続）
カラーアニメ版（テレビ連続）
と作られ、現在は実写の劇場版とテレビアニメ版が
企画進行中となっています。
でも見比べたら紙人形劇が一番よくできてたりして（＾＾）。
［担当：あきひこ］
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[今週のひとこと]
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15日発行予定でしたが舞台の七色インコのチケット前売りがあったので
前倒しでの発行です。
［こ］
次号は、2000年04月27日の発行予定です。
●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
http://www.osamushi.com/aboutml.html
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