=== Osamushi Mail Magazine =============================================
1999/11/28 (通巻20号/1449部発行)
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Osamushi Mail Magazineは、手塚治虫氏の出版・イベント情報など
ホットな話題をお届けする無料メールマガジンです。
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[特集]
◇”東京清瀬市芝山小学校の「漫画家絵本の会」壁画”紹介
[トピックス]
◇最近の手塚関連の話題
[ネットの歩き方]
◇第12回:えみえみさんのWeb「えみえみの間」紹介
[手塚治虫ショートショート]
◇第6回:ジェット噴射とロケット噴射
[手塚治虫最新ニュース]
1:出版
2:イベント情報
3:放送
4:グッズ
[今日は何の日?]
◇11月28日の手塚関連の出来事
[今週のひとこと]
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[特集]
◇”東京清瀬市芝山小学校の「漫画家絵本の会」壁画”紹介
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◎東京清瀬市芝山小学校の「漫画家絵本の会」壁画の紹介。
1987年に埼玉県大宮市で開かれた緑化フェアで、フジタのパビリオンに展示
されていた”漫画家絵本の会”のメンバーが2ヶ月かけて製作した壁画が
偶然発見された。
壁画は、フジタの倉庫移転に伴い、銭湯「伸光陽」の神保さんへ燃料資材
として譲られた木材の中から偶然みつかり東京清瀬市に寄贈された。
現在は東京都清瀬市元町2丁目の市立芝山小学校の出入り口にあり
学校が開いている時は自由にみれる。
緑化フェアの為に描かれたものだけあって自然と文化社会の調和をテーマに
した絵は見ごたえがあり!
場所は池袋から西武線に乗って清瀬駅で下車、徒歩10分ぐらいのところに
ある。
行かれる方は、事前に学校が開いているかどうかを確認した方が確実です。
土・日・祝日など学校が閉まっているとみれないです。
http://www.konishi.to/hekiga/hekiga.htm
(画像は、あえて大きくしましたので表示に時間がかかります。)
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[トピックス]
◇最近の手塚関連の話題
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◎手塚治虫文化賞
第4回手塚治虫文化賞より読者からの推薦制度が新設される。
1999年1月から12月までの単行本が商業出版されたマンガ作品(再刊・復刻版は
除く)が対象。
推薦方法はメールか葉書、FAXで応募となり推薦作品は一人一作品のみ。
締め切りは、2000年1月25日必着。
記入項目:
作品名、作者名、出版社名、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号
・電子メ−ル:tezuka@mx.asahi-np.co.jp
・葉書:104-8011 朝日新聞社文化企画局文化メセナ部
「手塚治虫文化賞」事務局
FAX:03-3248-0635
マンガ大賞受賞作を推薦した人のなかから抽選で
3人を6月上旬の贈呈式へ招待。応募者全員から抽選で100人に
オリジナル・ピンバッジがもらえる。
(朝日新聞11月16日記事より)
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[ネットの歩き方]
◇このコーナーは、毎月手塚関連Webを運営されている方に登場してもらい
ご本人からWebを紹介してもらうというコーナーです
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第12回:えみえみさんのWeb「えみえみの間」紹介
★サイト名:「えみえみの間」
URL:http://www.kusa.ac.jp/~emiemi/data/index.html
mailto:emiemi@arts.kusa.ac.jp
●「三つ目が通る」から手塚ファンになった、えみえみさんのページ!
”手塚なえみえみ”コーナーで手塚作品の感想が語られています(^^)
●えみえみさんのコメント
こんにちは、「えみえみの間」家主えみえみと申します♪
何も考えずに付けたサイト名なので、
一体何やってんのか謎に思われそうですな。(笑)
えみえみの間は、滝沢馬琴作の南総里見八犬伝と、
手塚治虫のファンサイトとして活動している他、
芸術家として(笑)芸術作品の発表もしています。
(でも、駄作(爆))
手塚治虫のコーナーでは、主に今まで読んできた手塚作品の
感想を述べています。
感想というか、むしろツッコミに近いものがあるような、
そのもののような気がしないでもないですが、
いいたい放題です。
しかも、ジャンルはばらばらです。
手当たり次第です。
原作、アニメ、なんでもござれな所です。
心の広い方推薦。(爆)
他のコーナーでも、
自分の意見の発表会みたいなことをしています。
イラストなんかも描いちゃったりしてます。
そのほか、月一で変わる(はずの)アンケートや、
掲示板、チャットがあります。
是非、カキコしてください。
少々マニアなHPですが、
皆様のご訪問をこころまちにしております。
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[手塚治虫ショート・ショート]
◇第6回:ジェット噴射とロケット噴射
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ジェット噴射とロケット噴射
アトムはジェット噴射で空を飛ぶが、「鉄腕アトム」をテレビ放映中にアトム
が宇宙を飛ぶシーンがあり、「ジェット噴射では宇宙を飛べない」と投書がきた
そうである。
これに対する返事なのか、手塚治虫は鉄腕アトムクラブに掲載した「悪役たち
のロボット」で、悪役たちの作ったロボットと宇宙空間で戦ったときに、アトム
にこう言わせている。
「ジェット噴射は空気のないところでは役に立たないんだよ
(中略)
ぼくは宇宙ではロケット噴射にきりかえてるんだい」
「キャプテンKen」でアロー号は地球から火星へ行くのに、宇宙空間を飛ん
でいく。この推進力だが、講談社全集版では「フルロケットエンジン」である
が、少年サンデー・虫コミックスでは「フルジェットエンジン」だった。アロー
号もまた時代の流れの中で推進力がジェットからロケットへと変わっていったの
である。
[担当:佐藤和美]
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[手塚治虫最新ニュース]
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1:出版
○11/18 グリーンアロー出版「コミック★フィギュア王」
TV番組「お笑い漫画道場」出演時の手塚先生の漫画3点掲載。
○11/26 小学館 ビッグコミックスワイド「陽だまりの樹」4巻
○12/03 集英社 ジャンプ・コミックス「手塚治虫ザ
ベスト」8巻
収録:フライング・ベン 2 (410円)
http://db.mediagalaxy.co.jp/comidas/
○12/10 秋田書店 サンデーコミックス 「鉄腕アトム」14〜15巻(各440円)
○12/13 講談社 講談社漫画文庫 「エンゼルの丘」
○12/13 講談社 講談社漫画文庫 「虹のプレリュード」
○12/17 小学館 小学館文庫 「ケン1探偵長」
○秋田書店の漫画雑誌「ミステリーボニータDX」(隔月刊)
"リリカ"に連載された「ユニコ」が再連載中。
http://www.akitashoten.co.jp/
○集英社 漫画雑誌「オールマン」に手塚治虫研究連載中
「よみがえる巨星・手塚治虫 THE KING O.T」構成・文:池田啓晶氏
毎月第1・3水曜日発売。
○集英社 「Vジャンプ1月号」1999年11月20日発売
「Vジャンプ」特別企画として先日発売された
ゲームボーイ用ソフト『手塚キャラクターズ・コラムスGB』
にカラーページ1ページ掲載(広告?(笑))
○「ブラック・ジャック限定BOX」秋田書店より発売予定
☆内容は次の通り
1.オリジナルビデオ「空から来た子ども」
2.単行本未収録作品集「不死鳥」「落下物」
3.ピノコフィギュア
4.再現生原稿(1枚)(扉絵を当時の手塚プロの封筒入りで再現)
5.フルカラー再生原稿「海は恋のかおり」21ページ分再現
6.ブラックジャック&キリコピンズ
7.ピノコの百面相マウスパッド
8.携帯ストラップ
9.特大ポスター2枚(まただ・・・)
10.手塚傑作自選集('76特集号復刻)
定価:15,000円(税込み)
発売予定日:2000年3月下旬(予約締め切り:2000年1月18日)
http://www.akitashoten.co.jp/
○ふゆーじょんぷろだくとから『虫の標本箱3』発売予定(予約限定本)
原本復刻した限定本、ロックの魅了が満載!
・ロック冒険記1〜3巻(鈴木出版)
・消えた秘密境(鶴書房)
・化石島(東光堂)
・少年探偵ロック・ホーム(ニューブック社)
完成予定日:不明??(11/3予定だった) 定価35000円(送料500円)
2:イベント情報
○宝塚市立手塚治虫記念館
「アンパンマン展―やなせたかし・手塚治虫二人展―」
1999年12月8日(水)まで開催中。
展示は二部構成
第一部:年表などで2人のかかわりや経歴を紹介。
「千夜一夜物語」と「やさしいライオン」の上映。
第二部:アンパンマンのカラー原画約25点、アイデアスケッチの展示
「それいけ!アンパンマン」の第1話を上映。
なお、会場には、アンパンマンのぬいぐるみなども置き、子どもが
自由に遊べる場を設けている。
3:放送
○文化放送 連続ラジオドラマ”「手塚治虫の火の鳥〜永遠の生命」
1999年10月7日〜2000年3月30日 毎週木曜日 21時〜21時30分
劇団「昴」の役者さんによってラジオドラマ化
全25回放送
○12月のWOWOW手塚治虫劇場
手塚プロ制作「三つ目が通る」(月〜木AM7:00〜、PM6:30〜(再))
<放送スケジュール>
http://www3.mediagalaxy.co.jp/wowow/schedule/index.html
○NTVで「リボンの騎士」再放送中
虫プロ制作「リボンの騎士」(月〜水PM17:00〜17:30)
4:グッズ
○21世紀カウントダウンメダル・コレクション
松本徽章(株)より発売。
http://www.matsumoto-kisho.co.jp/
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[今日は何の日?]
◇11月28日の手塚関連の出来事
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「初出」
◎「BJ"命を生ける"」:週刊少年チャンピオン(1977年)
★ピックアップ
「自然と人工物」
なんだか重いピックアップになってしまいましたが(^^;)、最後のコマで
BJの野に咲く花の方が伝々、というようなセリフがあります。BJの中でも
整形については懐疑的な作品がやはりあります(スター誕生など)。
多分私も含めて整形を是とする人ってのは少ないんだろうなぁ、
と思うのですが、海外だとまた違うみたいですね。
何かの雑誌に書いてありましたが、韓国では受験に受かった
お祝いに整形をする女性が多くいるそうですよ。
私は今タイで仕事しているのですが、そういった国ごとの意識の違いって
実は気がつかないところで多くあるのだろうなぁ、と思います。
[担当:あきひこ]
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[今週のひとこと]
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そろそろ、毎年恒例「1999年手塚治虫10大ニュース」の準備をはじめなくては!
皆様ご協力よろしくお願いします。あ〜明日は誕生日!またひとつ歳を・・・。
[こ]
次号は、12月12日の発行予定です。
●手塚治虫メーリングリスト参加者募集●
双方向型メーリングリストへのご参加もお待ちしております。
http://www.osamushi.com/aboutml.html
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■発行元:@osamushi(手塚治虫メーリングリスト)
発行責任者/編集人:こにしあきら(konishi@osamushi.com)
Web製作:山本陽平(yohei@osamushi.com)
連載:鈴木昭彦(aki@phoenix.to)
佐藤和美(hi5k-stu@asahi-net.or.jp)
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