薮内です。
第87話 「満月病」 オリジナル掲載S50/8/25
全集 第13巻
義理と金儲け、はかりに掛けりゃ、義理が重たい
男BJの世界と言う話です。
顔に傷があって暴力団くずれじゃないかと喫茶店員に
言われますが、本当にBJは恩を忘れない人ですね。
お世話になった本間先生のお嬢さんのために
力と業を発揮するBJ。
クミ (本間クミ)さんの淡い思いは、さて・・・・
でもクミちゃん痩せたらキレイですね。
丸桐商一も手術費を出せばいいのに
シブチンはいやですね。
(大阪ではケチは仕末するが必要なときに出す人で
一切出さない人をシブチンと言います)
この満月病本当にあるのですか。
最近お目にかかりませんが、いかがでしょうか>Dr.竹内
満月病の姿で現れるクミちゃんですが、オリジナルの雑誌では
丸桐商一のセリフのとおり、顔・体を問わず毛だらけですが
全集はお肌は丸々すべすべになっていますね。
また、商一が、猟銃で決闘を挑むのを全集ではメスを投げて銃口に
突き刺して、観念させますが、オリジナルでは同じくメスを投げますが
空を飛ぶ鳥に突き刺さして落とします。
やはり動物愛護団体からクレームが付いたのでしょうか。
愛護は良いがエゴは困りものです。
薮内 覚
カオスです
薮内さん書き込み
> 第87話 「満月病」 オリジナル掲載S50/8/25
> 全集 第13巻
> 満月病の姿で現れるクミちゃんですが、オリジナルの雑誌では
> 丸桐商一のセリフのとおり、顔・体を問わず毛だらけですが
> 全集はお肌は丸々すべすべになっていますね。
チャンコミ22巻では、ヒゲはない 全集と一緒の常態ですが
> また、商一が、猟銃で決闘を挑むのを全集ではメスを投げて銃口に
> 突き刺して、観念させますが、オリジナルでは同じくメスを投げますが
> 空を飛ぶ鳥に突き刺さして落とします。
これは、オリジナルと同じ、銃口に突き刺さっています。
カオスさんへ
薮内です。1ヶ所補正します。
> > また、商一が、猟銃で決闘を挑むのを全集ではメスを投げて銃口に
> > 突き刺して、観念させますが、オリジナルでは同じくメスを投げますが
> > 空を飛ぶ鳥に突き刺さして落とします。
カオスさんは書きました。
> これは、オリジナルと同じ、銃口に突き刺さっています。
BJの投げたメスが刺さった鳥が落ちてきて震え上がる。・・・・オリジナル
BJの投げたメスが銃口に突き刺さって震え上がる。・・・・・チャンコミや全集
勘違いされるとだめなので、くどいですが補正。
薮内 覚
こんにちわ カオスです
薮内 さん、ありがとうございます。
> BJの投げたメスが刺さった鳥が落ちてきて震え上がる。・・・・オリジナル
> BJの投げたメスが銃口に突き刺さって震え上がる。・・・・・チャンコミや全集
>
> 勘違いされるとだめなので、くどいですが補正。
そのまま、勘違いしている所でした。
おがわです。ためると大変。
BJ 第86話 「満月病」 出演キャラクターリスト(出演順)
ブラック・ジャック・・・・・ブラック・ジャック
花丸博士・・・・・・・・・・・僧侶
?・・・・・・・・・・・・・・・・・喫茶店のマスター
?・・・・・・・・・・・・・・・・・喫茶店のウェイトレス
?・・・・・・・・・・・・・・・・・丸桐商一
盤台庄助・・・・・・・・・・・医師
?・・・・・・・・・・・・・・・・・山下クミ
佐藤さんも書いておられたようにクミの設定はよく分からないですねぇ。
なにかかなり込み入った事情がありそう。
変な髪形の医師は「フィルムは生きている」の「少年パック」編集長で
す。
喫茶店のマスターとウェイトレスはそもそも手塚キャラじゃないような
気も・・・(特にウェイトレス)
あいかわらず構成の冴えが光る作品。
クミが登場するまでの「じらし方」が上手いですねえ。
21ページの作品でクミが登場するまで10ページもかけて、しかもその
姿がまたすごい。オリジナルではさらにこれに髭が生えてたわけです
から、そのインパクトは相当なものだったと思います。
ヒロインの美しい姿をあとに取っておいたところがミソですね。
おがわさとし
みなさんこんにちは。金沢みやおです。
おがわさとしさんの復活に、ひと安心しました。
おがわさん、よろしくお願いします。
機会がなく、食わず嫌いだった「はだしのゲン」を読み始めています。
壮絶です。序文にあったのですが、著者の中沢啓治氏をマンガ家の道に駆り
立てたのは、手塚先生の「新寳島」だったそうです。初めて知りました。
「満月病」
ヒゲの描かれたものを私も過去に読んだようですが、薮内さんがそう書かれる
まですっかり忘れていました。今読んでいる文庫では、お肌すべすべです。
ええと確か、丸首ブーンの不精ひげのような、かなり身もフタもない描写で
あったような気がします。手術後の回復をしめす小さな10コマの連続では、
しだいにヒゲが薄れていくのが描かれていたように憶えています。
とにかく。この、ヒロインの超肥満描写は見所と思います。なかばリアルで
しかも、可愛くできています。
最初の2ページは、BJが本間先生の墓参をするシーンです。
セミ時雨の降る樹木の多い山寺の墓地の絵がまた良いです。
木陰の涼しい風を感じさせます。
文庫ではモノクロ収録ですが、ここはカラーで見たかったですね。
5ページ目。商店街を歩くBJにかぶさって、宣伝の放送が、
「ブギウギ・バンドの新曲! たちまちベストワン!」
と流れます。
前々回85話「かりそめの愛を」では、BJとハチあわせしたクマさんが、
「あんた あの子のなんなのさ」
と、これも、ダウンタウン・ブギウギバンドの当時のヒット曲「港のヨーコ
ヨコハマ・ヨコスカ」の歌詞の一部をしゃべります。
手塚先生の、港のヨーコ強化月間だったらしい笑。
虫媒花です。皆様今晩は。
第87話「満月病」について:
> みなさんこんにちは。金沢みやおです。
> この、ヒロインの超肥満描写は見所と思います。なかばリアルで
> しかも、可愛くできています。
はーい。ほんとですね。可愛く描けてます。
太ったクミは商一に振られるんですけど、太った状態でも結構魅力
あると思います。
痩せないほうが良かったという読者もいるのでは?(笑)
商一のネクタイは、すごい柄。金運つきそうです。
ひとつ疑問は、BJは初めからクミを恩人本間丈太郎医師の遺児と
知っていて救ったのか?
それとも、行きつけ(?)の喫茶店のなじみの店員だったから
同情して治療し、あとから、彼女が本間医師ゆかりの人だと判明した
のか?
BJが本間医師のお墓の前にいるクミを見ても驚かないのを見ると、
初めから本間医師の娘をたずねてきたんだと思うんですが、毎年一度
墓参りのついでに立ち寄る喫茶店で、たまたま故人の娘が働いていた
というのは、できすぎですよねえ?
クミは去年、中国から引き揚げてきたというから、BJが去年墓参り
をしたときは、喫茶店に勤め始めたばかりのはずです。クミが
父の墓の近所で暮らしたい、職場も近くがいい、と考えて墓地の
そばの喫茶店で働きだしたというのはわかるんですけど、そのときに、
BJが彼女のことを本間医師の娘だとわかっていれば「私はあなた
のお父さんに助けられた者です」と名乗るはずだし・・・
名乗らないで、ただ遺児を見守る(何かあったときは助けようと
考えて)ことにしたのかな?
あと、
> 薮内です。1ヶ所補正します。
> BJの投げたメスが刺さった鳥が落ちてきて震え上がる。・・・・オリジナル
> BJの投げたメスが銃口に突き刺さって震え上がる。・・・・・チャンコミや全集
これも、どうして描き換えたのかと思うんですが・・・
やはり動物愛護の精神でしょうか?
今回は、私には謎の多い回でした。
虫媒花
皆さんこんにちは。やーづです。
第87話「満月病」、これも私には思い出のある話です。
でもあまりいい思い出とはいえないかも。
実は。私、丸桐商一さんに似ていると言われたことがあります。
弟に言われたんです。顔がじゃなくて、言動が、ですって。
さすがに私も「どういう意味だ!」と問いつめました。
理由を聞きますと、ほんとにとほほな内容で、MLの場では書
けませんわ。
私としては、弟の解釈は彼独特のもので、自分が商一さんに似
ているとは思いません!似ているって言ったのも、弟だけだしぃ。
「商一さんはすてきだと思う。なぜ似ているといわれたのか
ぜひとも知りたい!」などという奇特な方がいらしたら、個人
的にメールくだされば、理由お話しします。
ハンドル名を「商一」にすべきか?と思った時期もありました
けど、やめました。
goburinさんより、私のショックの方が大きかったと思う。
弟は「ぼく、お姉さんに似ている商一さん好き!ねー、商一さ
んグッズってないのー?」と無邪気にしゃべってました。さら
に「ぼくは玉サブローに似ているの」とも言ってまして、私も
言われて初めて気づきました。確かに似てるんです。
感想とはいえないような内容ですみません。
丸桐商一さんに似ているなんて言われた人、いるかしら。と思
って、書かせていただきました。
>おがわさん
お声をかけていただいて、ありがとうございます。
出演キャラリスト、いつも多くのことを学ばせていただいてます。
宮川です。 BJ 第87話 「満月病」 感想
本間丈太郎の娘山下クミは、クッシング症(満月病)・・副腎に腫瘍
があり、BJが手術して治す。
話しの出だし、墓参りをするBJ。この墓が本間丈太郎の墓で
あったが、いまではBJとクミしかお参りするものがなくなっていた。
えらい先生だったんや、という住職の言葉がつけくわえられ、BJと本間
の関係をクミに言う。ここの台詞「ご恩を返す」というところですが、
私には耳が痛いところです。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り、
本文−P37(扉表紙、P38.39)
本文−P40〜P57(全編2色)。ページ数、P21。
発行日、75.8.25.
Takehisa Miyagawa