[osamushi 8679] BJ 第85話 感想
Date: Sat, 18 Nov 2000 21:07:24 +0900

薮内です。

第85話 「かりそめの愛を」 

久しぶりにブラックジャックの「神業」を見た気がします。
あんな手術ができるのなら、女医さんの後一週間の宣告が
結果的に素晴らしい効果を産んだ訳ですね。

私はハッピーエンドが好きなもので、この話は気に入っています。
「かりそめの愛」であろうが、結婚のまねごとによって、ミチルは
BJに身をゆだねることを承諾し、最終的には久磨富士夫と
真の結婚式を挙げるまでになれたのですから、
あの女医さんは幸せの「青い鳥」だったのでしょう。

ランプの神父さんには笑ってしまいました。
BJの結婚式シーンはこれぐらいでしょうか。
でもあのコマを見るとなんと美男美女の勢揃いかと思います。

青鳥ミチルと言う名前は判りますが、その相手が「久磨富士夫」
というのは何か訳でもあるのでしょうか。
「久磨 ミチル」に意味はないし、手塚番に「久磨さん」が
おられたのでしょうか。

 薮内 覚


[osamushi 8687] Re: BJ 第85話感想
Date: Sun, 19 Nov 2000 16:52:16 +0900

佐藤和美です。

薮内さん
> 青鳥ミチルと言う名前は判りますが、その相手が「久磨富士夫」
> というのは何か訳でもあるのでしょうか。

「熊のプーさん」で「熊富士山」→「 久磨富士夫」?
「青い鳥」とで、童話によるネーミングかな?


[osamushi 8779] BJ第85話感想
Date: Fri, 24 Nov 2000 00:29:14 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。

 「かりそめの愛を」

 美少女の求愛を、BJは冷たくしりぞけてしまいます。
 が、必要以上に冷たくあしらったのは、BJの大人の配慮でしょうか。

 「吊り橋効果」とか言う心理学的な現象があると聞きます。
 すなわち、ゆれる吊り橋のような、危険な状況で出会った男女は、平穏な所
 で知り合うよりも、互いに好感を抱きやすく恋に落ちやすい、という話です。

 それでいけば、命にかかわる重大な手術を任せた医師に、患者さんが恋愛
 感情を抱くというのも、ままあるのではないでしょうか。
 青島ミチルは、恋に恋するお年頃。しかも自分はもう死ぬものと思っていま
 したから、なおさらBJへの想いがつのった事でしょう。

 しかしBJは知っていた。ミチルの今の想いは本物でも、それはひとときの
 夢、いずれ覚める幸せな幻であることを。
 さらに、ストイックなBJは、自分が人を愛したり、だれかの愛を受け入れ
 ることを、なかなか自分に許していないところがあります。
 それゆえ彼は、ミチルをぴしゃりと拒絶したのでしょう。
 (君の幸せは私の所にはない。おとぎ噺の恋は夢。
  幸せは君のすぐ隣に、クマさんの所にある。)

 大人の配慮は分かったけどBJ。それならそれで、ミチルとクマさんの挙式
 当日に、姿を現したりしないでよ。まだ未練の残っているミチル(誓いの
 言葉を言うのにためらいが見えてる)の心が、また揺らぐじゃないの!。
 ものかげから見届けなさい、ものかげから!。


[osamushi 8845] BJ  第 85 話 出演キャラリスト
Date: Sun, 3 Dec 2000 02:50:47 +0900

おがわです。

BJ 第85話 「かりそめの愛を」 出演キャラクターリスト(出演順)

  ゼフィルス・・・・・・・・・・・・・医師
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青鳥ミチル
  吉永氏・・・・・・・・・・・・・・・・ミチルの父
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミチルの母
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・久磨富士夫
  スパイダー・・・・・・・・・・・・・BJのノックに応えるもの
  ブラック・ジャック・・・・・・・・ブラック・ジャック
  ヒョウタンツギ・・・・・・・・・・憤慨するミチルの父
  アセチレン・ランプ・・・・・・・神父

ゼフィルス演じる医師はブラック・クイーンこと桑田このみでしょうか?
ミチルの父は「きりひと讃歌」のいずみのお父さんですが、お母さんの
方はいずみの母親とは異なります。
久磨さんはなんとなくモデルがいそうなキャラですね。
薮内さんも書いておられるようにランプの神父がいい味。

おがわさとし


[osamushi 8912] BJ第85話感想
Date: Sun, 10 Dec 2000 01:57:48 +0900 (JST)

 虫媒花です。


 第85話 「かりそめの愛を」について:

> おがわです。
> BJ 第85話 「かりそめの愛を」 出演キャラクターリスト(出演順)
> 久磨さんはなんとなくモデルがいそうなキャラですね。

 出版社につとめているクマさん、といったら、これはあの方で
しょう・・・東京トップ社の熊さん。
 永島慎二先生のお名前も、近頃MLに何度か出ましたが、COMの
「漫画家残酷物語」に登場する、名編集者です。
 虫媒花は、COMを見て、実在の熊さんにお会いしたくて、トップ社に
原稿持ち込みに行ったことがあるんですが・・・(いつも動機が不順!
でも、おみやげはいただきませんでした)
 が・・・

 ああ、残念ですが、お顔は全然覚えてません。
 絵を見ても、似ているような似ていないようなで、ほんとに
モデルだとは断言できません。
「漫画家残酷」も手元にないので、あのクマさんとこのクマさんが
似ているかどうかもわかりません。
申し訳ありません!
 どなたか、永島先生描くクマさんと、手塚先生描く久磨さんに
一致点があるかどうか、確認してくださらないでしょうか?

 今回のお話は、ガンの少女のことなので、どうしても私は手塚先生
の生命を奪ったガンのことを考えてしまいます。
 どうしてBJ、こういうふうにして、先生を助けてくれなかったの?!

虫媒花


[osamushi 8914] Re: BJ第85話感想
Date: Sun, 10 Dec 2000 17:49:38 +0900

野口@飯能です。

2000.12.10 1:57 AM +0900に <虫媒花> さんが書きました。
> > 久磨さんはなんとなくモデルがいそうなキャラですね。
>  出版社につとめているクマさん、といったら、これはあの方で
> しょう・・・東京トップ社の熊さん。

間違いないですね。
たしかフルネームも熊藤雄といわれたと思います。
で、この頃は東京トップ社でなく、秋田書店にお勤めです。
#チャンピオン編集部かどうかは知りませんが。
このストライキ中の出版社も秋田が念頭にあるのでしょう。

>  ああ、残念ですが、お顔は全然覚えてません。

僕もうろ覚え。(笑)
お会いしたのは、なんか別の用事でうす暗い秋田の旧社屋に伺ったとき
一回だけですし。
#「ああ、この方があの"熊さん"!」と、ぼうっとしてました。

> 「漫画家残酷」も手元にないので、あのクマさんとこのクマさんが
> 似ているかどうかもわかりません。

ダンさんの登場人物の中では、どっちかというともりちゃん(森柾・真崎守)
に似てますね。(骨格が)
でも、同じ人物の特徴もありますね。(眼鏡やヒゲ面など)
ダンさんが描くと大人物の雰囲気で、手塚先生が描くと(ずっと後なのに)
青年編集者というのは、立場の違いとしても面白い。

>  どなたか、永島先生描くクマさんと、手塚先生描く久磨さんに
> 一致点があるかどうか、確認してくださらないでしょうか?

今、手元に「漫画家残酷」も「フーテン」も無いので、僕も記憶にすがって
書いています。
確認ができないです。すみません。

>  今回のお話は、ガンの少女のことなので、どうしても私は手塚先生
> の生命を奪ったガンのことを考えてしまいます。
>  どうしてBJ、こういうふうにして、先生を助けてくれなかったの?!

悦子夫人が書かれた「あなたのブラック・ジャックはどこに行ったの」という
悲鳴を思い出しました。

p.s.
今日、悦子夫人から御歳暮が届きました。しまった。今年は、まだ、お正月
用の葉牡丹をお届けしていない。(-"- )
「女房は、花をいじっていれば機嫌がいいんだから、なんか見つくろって
お願いします」という先生の遺言(僕にとっての)を果たさなくっちゃ…。


[osamushi 8918] Re: BJ第85話感想
Date: Mon, 11 Dec 2000 04:41:09 +0900 (JST)

 今晩は。虫媒花です。
 あー、もう夜明けが近い!

 野口さん、レスありがとうございました。

> 野口@飯能です。
> 間違いないですね。
> たしかフルネームも熊藤雄といわれたと思います。
> で、この頃は東京トップ社でなく、秋田書店にお勤めです。

 きゃー。やっぱり〜〜〜!
 私の思いを裏付けてくださって、ありがとうございます。
 上記の2点で確定ですね。
疑問の余地なし、伝説の編集者様、熊さんがBJにゲスト出演して
いらっしゃったのでーす! (*^o^*)

 それにしても、熊さん、なんて良い役なんでしょう。
 純情可憐な美少女と、たいした努力もなく(?)結ばれるなんて。
 手塚先生の、熊さんに対する好感度がわかる気が致します。
 役得っ!

皆様も、手塚版の熊さんと、永島版の熊さんを、ぜひ比べてみて
くださいませ〜〜〜

> 「女房は、花をいじっていれば機嫌がいいんだから、なんか見つくろって
> お願いします」という先生の遺言(僕にとっての)を果たさなくっちゃ…。

 いいお話ですね。ジーンときました。
(お歳暮、うらやましいです)

虫媒花


[osamushi 9042] BJ 第85話 感想
Date: Wed, 27 Dec 2000 23:46:31 +0900

宮川です。 BJ 第85話 「かりそめの愛を」 感想

ガンが体じゅうに転移して命短い娘・ミチルは、
最後の頼みにBJとの結婚をした。
ミチルの手術はBJによって成功しが、ミチルは
BJとの結婚を望む。これに対してBJはミチル
との結婚は冗談だったことを説明し、これからの
ミチルの人生をさとす。
BJの台詞は「医者は患者を治すだけが商売だ
・・・さようなら」
BJは、きっちり久麿(クマ)さんに手を打って去る。

最初にミチルの部屋に入ってきた男の人と結婚する
というミチルの言葉があり、クマさんはBJより
遅れて入ってきたとの設定もありますが、ミチルの
幸せを思うBJの態度はあたりまえと思います。

<補足>

・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。

・週間チャンピオン連載時の刷り色、墨一色。ページ数、P23。
 ページ割り、扉表紙、P81.本文−P82〜P103。
 発行日、75.8.11.

PS.今世紀中にBJ感想が追いつきませんでした。
   誠に申し訳ありません。
   では、来年もみなさま宜しくお願いします。
   よいお年を。

Takehisa Miyagawa


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