[osamushi 8538] BJ  第 81 話 出演キャラリスト
Date: Fri, 27 Oct 2000 02:56:05 +0900

おがわです。

BJ 第81話 「宝島」 出演キャラクターリスト(出演順)

  ブラック・ジャック・・・・・・ブラック・ジャック

  スカンク草井・・・・・・・・・・ブラック・ジャックの金を狙う男たち
  一銭ハゲ
  ハム・エッグ
  ドジエモン

今回は悪役キャラがそろいました。
中でも注目は一銭ハゲでしょう。
地味なキャラながら、今回は実にがんばっています。
猫の着ぐるみ着てるのがかわいいですね。
けっこう古いキャラで、代表作は「冒険狂時代」(1951〜53)です。
ピーター・ローレイという小悪党の役で出ていました。
役名は大きな目をしたアメリカの性格俳優の名前からですね。
それ以外の作品ではたいていちょい役ばかりです。
「ブラック・ジャック」にもちょいちょい出てるんですけど、ほとんど
目立たない役ですね。
そんな中で今回の「ブラック・ジャック」は彼にとっては十分大役と
言っていいと思います。

ストーリーは前回と打って変わってハード路線。
ラストのBJのセリフが強烈な印象を残す逸品です。
ここ何回かは手塚先生がのっていた時期なのでしょうか。
いい作品が並んでいると思います。

おがわさとし


[osamushi 8567] BJ 第 81 話
Date: Sun, 29 Oct 2000 16:41:03 +0900

佐藤@流山です。

「宝島」
BJやゴルゴ13って稼いだ金をなんに使ってるんだか不明ですけど、BJに関
してはこのエピソードでわかりました。(^^)

「青い恐怖」
BJの所有している島の一つである三界島でのエピソード。

「オペの順番」のセリフ
「二 三か月に一度 西表島に来ンさる外科医じゃと聞いとる
なんでもあの近くに自分の島を持ってて そこへときどき休みに来ンさっと」

「一ぴきだけの丘」
BJの小学校の担任だった(小市民的?)お茶の水博士のセリフ
「あんたが自然を守るためにもうけた金で島や土地を買ってるってことをきいて
ね」
この時、自然保護に1億円寄付。

BJっていくつ島を所有してるのかな?

「宝島」のラストのセリフ
「死ね!
この空と海と大自然の美しさのわかえあんやつは…………
生きるねうちなどない!!」

この後、BJは悪人達の手当てをしたか、しなかったか?

「あつい夜」のラストページのセリフ
「おれという人間ははじめて人間を見殺しにした」

「あつい夜」より前のエピソードである「宝島」では見殺しにしなかったのかな
? 手塚治虫は「あつい夜」を描いたときには「宝島」のセリフなんて覚えてな
かったかもしれませんが。


[osamushi 8590] BJ第81話感想
Date: Wed, 01 Nov 2000 01:15:05 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。

 「宝島」

 あったかもしれない結末として。

 BJは冷たく言い放った。「死ね」
 「この空と海と大自然の美しさのわからんやつは――――――」
 「生きる値打ちなどない!!」

 スカンク草井は倒れたまま動かない。手下どもは見苦しく助けを求めた。

 「ま、待ってくれ。見捨てないでくれ。助けてくれ。助けてくれよぉ」
 「痛ぇよう、痛ぇよう、なんとかしてくれよ先生よぉ〜」

 悪党どもは、かきくどき、懇願し、汗と涙で顔をぐちゃぐちゃにし、子供の
 ようにBJにすがりついた。
 あまりに情けない姿にあきれ返ったか、BJは少し緊張を解いた。

 「ちっ。悪党がなんてザマだ」「落ち着け。暴れるな。毒が早く回るぞ」
 「でかいの。ナイフを持ってたな。傷口を切り開いて毒を吸い出せ」

 BJも左腕を噛まれていた。

 「それから傷口をしばって、船に戻るんだ」
 「私は先に戻って無線で助けを呼んでおく」

 自分の傷口から毒まじりの血を吸い出していたBJの背後で動きがあった。

 「待ちなよ…先生よ…」

 暗闇にうっそりと草井が立ちあがった。雲が切れ、月明かりがその姿を照ら
 した。血と泥にまみれ、毒で赤黒く腫れあがった凄まじい顔のまま、草井は
 よろりと近づいてきた。

 「へ…へへ…へへへへ。先生よ…やられたよ。あんたも…相当の…悪党だな。
  はなっから…俺達をハブで始末するつもりで…ここまで案内しやがったな?」

 苦痛に顔をゆがめ、草井は続けた。

 「わざと…注射器なんかを…俺達に…捨てさせたな?。
  えぇ?。抜け目のねぇ…天才外科医の…先生よぉ!」

 眉をひそめて静かに見返すBJ。なにも言わない。草井はさらに毒づいた。

 「へ…へへ。な…なにが、美しい大自然だ。綺麗な事ぬかしやぁがって。
  その裏じゃあ…俺達を殺す段取りを…考えてやがったのかよぉ!。あぁ?」
 「美しい自然が大事だよなぁ…俺達のような…悪党は…何人くたばろうが…
  かまやしねえよなぁ、人殺しの先生よぉ!」

 ふっと草井が力を抜いた。

 「…確かに…俺がウカツだったぜ…油断ならねぇ先生を相手によ…だがなぁ!」
 「こうまで…コケにされて…あんたをそのまま行かせるわけにゃぁいかねぇん
  だよぉ!。見やがれ!」

 草井の手にいつのまにか握られているのは発破。導火線はすでに火を放っている。
 手下達がヒョータンツギになって悲鳴を上げ、地面に突っ伏した。
 草井の顔がまたゆがんだ。

 「い…痛てぇ…ちくしょうめ。ダメか?…俺はもうダメなのか、先生よ?…。
  へ…へへへ…へへへへへ。くそおぉっ!。先生よぉ、ちょいとつきあって
  もらうぜ。あの世までな!」

 草井が猛然と飛び掛ってきた。不意をつかれ一緒に倒れこむBJ。もはや正気を
 失いつつある悪党は、超人的な力でBJを押さえ込んだ。BJの鼻先で導火線
 が火薬のにおいを上げて燃え、へへ、へへへと笑いつづける草井の顔がBJに
 迫った。

 (危うしBJ!。明日に続く!……のか?)


[osamushi 8597] BJ第81話感想続
Date: Thu, 02 Nov 2000 01:54:48 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。昨晩の続き。

 「宝島」

 あお向けのまま両腕を押さえ込まれたBJは、足を振り上げた。
 馬乗りになっている草井の頭を狙おうと暴れるが、有効打が決まらない。
 かろうじてかすったキックが、草井のサングラスをはねとばした。
 サングラスにかくされていた血走った目がBJを見据えた。

 「へ へへ せいぜい暴れろよ先生…もうすぐオサラバよ…先生の大事な
  大自然とやらも道連れにな…。へへ へへ へへへへへ」

 悪党は、唇の片側を上げた嫌な笑いを浮かべ、BJをねめつけた。導火線の
 火が、草井の暗い瞳を照らした。BJはその瞬間を待っていた。
 
 いきなり草井が悲鳴をあげた。
 「ぎゃあああっ!。い、痛てぇ、目が見えねぇ。何をしやがった先生!」
 BJが吹きかけた、ハブ毒まじりの血が草井の目を襲ったのだ。

 草井が発破を取り落とした。男を突き飛ばしてBJは発破をノーバウンドで
 受けとめる。導火線の火はまさに発破の中にもぐりこもうとしている。
 時間がない。

 BJのアドレナリンが沸騰した。周りの音が遠ざかり、全ての動きがスロー
 ダウンした。がけっぷちまで走って、発破を海に捨てるか?。間に合わない。
 爆風から逃げるには?。この場にある頑丈な遮蔽物は?。BJにはそこしか
 ない事がわかっていた。彼はためらいなく思いきり力をこめ、発破を斜めに
 投げ上げた。のたうつ草井をけとばして地面に這いつくばらせ、自分も倒れ
 こむと土まみれのコートを頭からかぶった。

 発破は放物線の頂点に達し、くるくるまわりながらゆっくりと落ちて行き、
 白く丸い亀甲墓の向こう側に隠れ…
 (ミナさん。すまない)
 周囲が真っ白になり、次の瞬間強烈な衝撃と熱風が襲ってきた。男たちの
 頭の上を、ガレキがうなりを上げて飛び、周りの樹木にぶち当たっては枝を
 折った。BJの頭といわず肩といわず、しっくいのかけらやガレキがどかどか
 と降った。
 (ミナさん、すまない。眠りをじゃましたよ。
  …自然は強い。発破の穴もじきに癒されるだろう。だが、このどうしようも
  ない馬鹿どもは、それほど発破に強くないので、ミナさんに助けてもらった
  よ…。墓はきっとまた直しにくる。しばらくの間がまんしてくれよ…)
 最後に黒い土煙が、森や男たちいっさいをおおいかくした……。

 しばらく後、煌煌とした月明かりの元、山道を下るズダボロの一行があった。
 先頭に小男。次にギョロ目。でかいのがヒゲ男を背負い、顔に傷跡の走る男
 が最後に続く。それぞれ乱暴にキズの手当てらしきことをした様子が見える。

 ヒゲ男が意識を取り戻したらしく、うめき、身動きをし、薄く目をあけた。
 またしばらく後。ヒゲ男はようやくまわりの様子がわかってきたらしい。

 「先生よ…」        (間)

 「…殺さないのかよ…」   (間)

 「…格好つけるなよ……後悔するぜ……」「だまってろ。回復しないぞ」

  (間)

 「なんでだよ…」

  (間)

 「―――この美しい島で、悪党に死なれるのはまっぴらだ。それだけだ。」

  (間)

 「それより。おい悪党、ちょっとあれを見てみろ。見えるか」

 BJの示す方を見下ろすと、小さな入り江と砂浜が見えた。月の青い光に
 照らされ、砂浜は水色、ときおり砂がきらきら白く光る。浅い入り江は
 薄い緑色から、深くなるにつれエメラルドグリーンへ、そして濃紺の海に
 つながっていく。そして、不思議なことにエメラルドグリーンの入り江で
 鮮やかなピンクやオレンジ色の小さな光の群れがちらちら動くのだ。海の
 生物の光なのかもしれない。夜の宝石箱である。海の波は月光を反射して
 輝き、ゆったりとした潮騒が聞こえてくる。足元からは虫の声がする。
 遠くからは森の動物の泣き声もする。樹木と甘い花の香りが流れてくる。
 おだやかな島の夜である。

 「…へ へへ、なんだよ。こんなもん。ちょっと。ちっとも。
  へ ち、ちくしょうめ。なんでだよ。う、美しいじゃねえかよ。
  こんなもん。こんなもん。ちぇ。美しいじゃねえかよ。なんでだよ。
  綺麗じゃないかよ。うっ、うっ、うぉっ、おう、おう、おう――― 」

 BJはちらりと笑うと歩きだした。ボロボロの一行の行進が再開した。
 船着場までは、あとわずかだ。


[osamushi 8606] BJ第81話感想
Date: Fri, 3 Nov 2000 22:44:02 +0900 (JST)

 虫媒花です。今晩は。

 吉見さん、どーもでした。


> 吉見です。
> これを読んでJR西日本のトンネル事故のときの音響検査を思い出しました。
> 結構ハイテクな世界でも打診(というかたたいて調べる方法)はポピュラーな
> ようです。ハンマーでたたいてスイカの自動選別をする機械などもテレビで見
> たことがあります。
> だもんで、もしかしたら慣れた人ならば壁の中のコードを発見できそうです。
> この場合、発見するのはコードの配線ように壁に存在している空洞でしょう
> ね。自分も壁にくぎを打つときには叩いて柱を探しますし。

 中身を調べるのに、何かで叩く方法は、よくあるってことですね。
 そういえば、私もスイカはポンポン叩いてみます。(^o^)

 でも、BJみたいな手つき(指つき?)で壁を叩く人は、そういないと
思うんですが(笑)。
あの手の構えは、医師しかやらないというか・・・医師らしいというか・・・


 それから、金沢さん、今晩は。これはこれは、すごい力作ですねー! 
          ↓

>  みなさんこんばんは。金沢みやおです。
>  「宝島」
>  あったかもしれない結末として。
>  BJは冷たく言い放った。「死ね」
>  「この空と海と大自然の美しさのわからんやつは――――――」
>  「生きる値打ちなどない!!」
>  スカンク草井は倒れたまま動かない。手下どもは見苦しく助けを求めた。





 前後編で、ちゃんとヒキもあるんですね。↓

>  (危うしBJ!。明日に続く!……のか?)


 この ↓ ラストも、なんてカッコいいんでしょう!

>  「―――この美しい島で、悪党に死なれるのはまっぴらだ。それだけだ。」
>
>   (間)
>
>  「それより。おい悪党、ちょっとあれを見てみろ。見えるか」
>
>  BJの示す方を見下ろすと、小さな入り江と砂浜が見えた。月の青い光に
>  照らされ、砂浜は水色、ときおり砂がきらきら白く光る。浅い入り江は
>  薄い緑色から、深くなるにつれエメラルドグリーンへ、そして濃紺の海に
>  つながっていく。そして、不思議なことにエメラルドグリーンの入り江で
>  鮮やかなピンクやオレンジ色の小さな光の群れがちらちら動くのだ。海の
>  生物の光なのかもしれない。夜の宝石箱である。海の波は月光を反射して
>  輝き、ゆったりとした潮騒が聞こえてくる。足元からは虫の声がする。
>  遠くからは森の動物の泣き声もする。樹木と甘い花の香りが流れてくる。
>  おだやかな島の夜である。
>
>  「…へ へへ、なんだよ。こんなもん。ちょっと。ちっとも。
>   へ ち、ちくしょうめ。なんでだよ。う、美しいじゃねえかよ。
>   こんなもん。こんなもん。ちぇ。美しいじゃねえかよ。なんでだよ。
>   綺麗じゃないかよ。うっ、うっ、うぉっ、おう、おう、おう――― 」
>

 この ↓ シーンも泣けるし・・・

 (ミナさん、すまない。眠りをじゃましたよ。


 文章も素晴らしいし、言うことありませんねー!

 この回は、BJの「死ね」というセリフが大問題。
 病人・怪我人を見ると、ほっとけないはずのBJが、いったい
どうしたのでしょう?

 金沢さんは、小説で、その問いに対する答を出していらっしゃる
わけです。 ↓

>  「ちっ。悪党がなんてザマだ」「落ち着け。暴れるな。毒が早く回るぞ」
>  「でかいの。ナイフを持ってたな。傷口を切り開いて毒を吸い出せ」

 なるほど、気が変わって助けようとしたBJに、スカンクが襲いかかる
んですね。ふーむ。

 金沢さんの解釈(?)では、BJの「死ね」は、BJの心からの言葉
ではないということですね。
 あまりひどい拷問をされたから、BJもついつい勢いで言って
しまったんだろう、と(笑)。

 そうですね。私も、この説に賛成です。
 「死ね」のセリフに続くシーンがもしあれば、BJは悪人たちの生命を
助けようと努めたと思います。

 亀甲墓のことは、この漫画で初めて知りました。
「死者の霊が胎内にもどって、生まれ変われるように」と説明されて
いますが、絵ではピラミッドにも古墳にも似ていますね。

     虫媒花


[osamushi 8608] Re: BJ第81話感想
Date: Sun, 05 Nov 2000 11:17:38 +0900

 みなさんこんにちは。金沢みやおです。

 81話「宝島」では、私、つい暴走して長いのを投稿してしまいました。
 それというのも、81話が何か言わせたくなる力を持っていたからです。
 刺激された私、スカンク草井に憑依されて暴れました<危ないだろ >自分。
 81話を未読の方、まあお読みください。スカンクの徹底した抜け目のない
 悪党ぶりが良いですよ〜。悪者が強くなければお話は面白くなりませんから
 なぁ。

>[osamushi 8606] 虫媒花さん
 フォローありがとうございました。いやー、虫媒花さんはきっとなにか
 コメント下さると思っていました。ありがたやありがたや。
 はい。前後編で、ヒキもあるんです。実態は、前編をあそこまで書いて睡魔
 に襲われ、続きが書けなくなったんですが。
 受けていただけましたら幸いです。二夜連続遅くまでかかって書いた甲斐が
 ありました。

> 金沢さんの解釈(?)では、BJの「死ね」は、BJの心からの言葉
>ではないということですね。
> あまりひどい拷問をされたから、BJもついつい勢いで言って
>しまったんだろう、と(笑)。

 うーーん。「死ね」というBJの表情が微妙です。眉が下がりぎみで、類例
 のない、ちょっとイヤな表情なんです。この馬鹿どもは死ぬべし、と1〜2
 秒間は本気で思っていたかも知れません。

 でも、いくらなんでもBJが直接手を下したり、目の前の人間を見殺しに
 しちゃあまずいだろう、それをやっちゃあ連載が終わるだろうと思って、
 私の文では、全員助けることにしました。

 徹底した悪党のスカンク草井は、私の書いたような、あの程度のことでは
 改心したり泣いたりはしないと思います。
 スカンクも「『宝島』はあれで完結なんだよ。こんな甘い脚本(ホン)で
 続きの芝居ができるかよ。ハードなタッチが台無しだろ。これだから素人
 はよ……」と怒っていました(と思う)が、無理に演ってもらいました笑。


[osamushi 8611] Re: BJ第81話感想 ちょっとレス遅れました☆
Date: Mon, 6 Nov 2000 00:20:44 +0900 (JST)

お久しぶりです、JUST Uです(^^)

小西さん、ご結婚、おめでとうございま〜す♪
ウハウハ、めでたいにゃ☆

新しく入会された方、はじめまして!宜しくお願いします。

>  金沢さんの解釈(?)では、BJの「死ね」は、BJの心からの言葉
> ではないということですね。
>  あまりひどい拷問をされたから、BJもついつい勢いで言って
> しまったんだろう、と(笑)。
>
>  そうですね。私も、この説に賛成です。
>  「死ね」のセリフに続くシーンがもしあれば、BJは悪人たちの生命を
> 助けようと努めたと思います。

この解釈に私も大賛成です!
私もこの「死ね!」というBJの発言には、ちょっと「酷い!」と思いました。
いくらなんでも暴言ですよね。

>  亀甲墓のことは、この漫画で初めて知りました。
> 「死者の霊が胎内にもどって、生まれ変われるように」と説明されて
> いますが、絵ではピラミッドにも古墳にも似ていますね。

神奈川にある霊園では亀甲墓があって、びっくりしました!
「まさにBJに出てきたお墓だよ〜!」って思いながら、
お墓参りに行っています。
でも漫画より小さいし(予算の関係でかな?)
外側が亀の甲羅みたいにゴツゴツとしたデザインになっていました。


[osamushi 8614] Re: BJ第81話感想 礼賛!
Date: Mon, 6 Nov 2000 20:39:23 +0900

ケン一探偵長です。

皆さま、暖かくMLに迎え入れて下さり、本当にありがとうございます。

JUST Uさん> 小西さん、ご結婚、おめでとうございま〜す♪
むっ!むっ!!これは大事件!!ドングリ、レポートをよろしく!
(って誰かドングリになって〜!>ご本人でも可です。)

○ 金沢 みやおさんの感想(というより小説版BJ)、最初はにやにやと段々
真剣に...そして、わー続編かー!あっ、下の方にあるある(ダブル
クリック)。でっ、おぉ、スカンクが!BJが!!と夢中になり、最後は
感動してしまいました。文庫版の手塚先生の漫画はありますが、文字のみ
の小説版(しかも続編付き)というニュージャンルがここに確立したとを
宣言します!!
と言っても誰も何もくれませんが...

これとは直接関係ないかも知れませんが、第三者によるアトムの復刻とい
う件について少し。
ただ単に絵を似せるのではなく(ルパン三世の声を山田 康雄さんからクリ
カンにするようなことをしないで...って例えが違いますかね?)、作品
の根底に流れるテーマが感じられるような作品にして欲しいと思います。
最新科学や奇抜な推理(も手塚作品には欠かせませんが...)だけに走ら
ず、自然とは?科学とは?そして生命とは?とメールで書いててもちょっと
照れくさくなるようなことに正面から向かって行って欲しいものです。
そして、それがエンターテイメントとしてしっかり通用するような...
やはり、手塚先生以外でこれを実現できる人はいませんかねぇ?
しかし、期待したいものです。脚本家やって頂けませんか?>金沢さん


JUST Uさん> 神奈川にある霊園では亀甲墓があって、びっくりしました!
JUST Uさん> 「まさにBJに出てきたお墓だよ〜!」って思いながら、
JUST Uさん> お墓参りに行っています。
JUST Uさん> でも漫画より小さいし(予算の関係でかな?)
JUST Uさん> 外側が亀の甲羅みたいにゴツゴツとしたデザインになっていました。
私は沖縄へ出張したとき、空いた時間を利用して恩納海岸(沖縄の西海岸の中部)
へバスで行き、万座毛という岬まで海岸沿いにバス停1つ分歩いた途中、偶然見つ
けました(海岸沿いの道がなくなり、アゼ道が内陸へと延びてました)。
突如降ってきたスコールと延々と続くサトウキビ畑(2mくらい)の合間に4つ、
5つと現れる亀甲墓にただならぬ妖気を覚え、何か少年に戻った気分になりました。
墓の形は「宝島」そのままでした。
万座毛へは1時間くらいかけ、道に迷いながら辿り着きました。
(えっ?出張の空き時間が長いって?いえ、夜間のシステム更新作業でしたの
で、昼はバッチリ遊んで、夜はほどほどにミスしないようにやってました。)

最後に報告事項。
今年の風邪は喉と気管支をかなり痛め、悪寒が酷く1週間くらい寝込むことに
なります。ML参加の皆さまにおかれましては健康に十分お気お付け下さいます
よう忠告させて頂きます。
臨床実験が済んだ(かな?)ケン一探偵長より。
ちなみに私は寝込んでるとき、「三つ目がとおる」を読んでおりました。


[osamushi 8625] Re: BJ第81話感想
Date: Wed, 08 Nov 2000 01:14:33 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。

>[8611] JUST U さん
 金沢です。おひさしぶりです。

>でも漫画より小さいし(予算の関係でかな?)
>外側が亀の甲羅みたいにゴツゴツとしたデザインになっていました。

 「ごつごつ」とうかがって、私も写真が無いかとちょっとさがしてみました。

 http://www.asahi-net.or.jp/~LK5K-OOSM/hist_cult/kamekobo.html
 
 http://www.okinawatimes.co.jp/~o-times/spe/tuk981129.html

 http://yositune.ichinoseki.ac.jp/SATOK/pr/okinawa/okinawa.html

 などで、記事や写真が見つかりました。
 なるほど、BJのマンガに描かれたドーム状のものよりは、角張ったイメージ
 になっていました。「かめこうばか」「きっこうばか」と読み、方言では
 カーミナクーバカと呼ぶそうです。
 内部に数人が入れるほどの広さを持ち、建設には家一軒構えるほどの費用
 (数千万円)がかかるそうです。
 ただ、記事によると、過去の沖縄戦ではトーチカとして使われたり、内部に
 立てこもった人達の玉砕の舞台となったりと、悲しい歴史との結びつき抜き
 には語れないようです。

 ところで、JUST U さん。夏に海外に行かれて、手塚マンガの収穫の方は
 いかがでしたでしょうか?。マンガ揃えのよい本屋さんに出会えたのでしょ
 うか???。

>[8614] ケン一探偵長さん
 初めまして。金沢みやおと申します。こちらこそよろしくお願いします。
 拙作への御感想をいただきましてありがとうございます。
 レスポンスをいただきますと張り合いがでますので嬉しいです〜。

> しかし、期待したいものです。脚本家やって頂けませんか?>金沢さん

 いやはははははあ、そんなに褒めていただきますと、つけあがりますので、
 もっと褒めてくださ<バキッ!。
 ――失礼しました。来年夏に発行予定の手塚治虫メーリングリスト同人誌
 「ショート・アラベスク VOL.3」に、BJオリジナルストーリーを書くこと
 にしております。が、まだ一向に考えがまとまらず一行も書けてません汗。
 あううう。期待なさらずにお待ち下さいませ。

 それではまた〜。


[osamushi 9038] BJ 第81話 感想
Date: Wed, 27 Dec 2000 23:46:12 +0900

宮川です。 BJ 第81話 「宝 島」 感想

BJの稼いだ金を奪おうとする男たち。
BJを拷問にかけ、自分たちで探り出した一人の女性の名前
について聞くが・・・。
BJはその女性の眠る(墓)に男たちを連れていくが、
男たちは島でハブにかまれる。BJは、そんな男たちに
ラストで言う。「死ね」そして次の最後のコマの台詞は、
金に目がくらんだ(現代人への)男たちへの怒り(警告)なのか。

このオリジナルも保存状態が藍刷りの為、悪いです。

<補足>

・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。

・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P20。
 ページ割り、扉表紙、P81.本文−P82〜P100。
 発行日、75.7.14.

Takehisa Miyagawa


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