おがわです。
BJ 第80話 「ピノコ・ラブストーリー」 出演キャラクターリスト(出演順)
ピノコ・・・・・・・・・・・・・・・・ピノコ
ブラック・ジャック・・・・・・・ブラック・ジャック
中島ヒトシ・・・・・・・・・・・・内臓転移症の少年
中島さん・・・・・・・・・・・・・少年の父
中島さんの奥さん・・・・・・少年の母
スパイダー・・・・・・・・・・・郵便配達人
今回登場している中島さん一家というのは「ライオンブックス」の中の
「あかずの教室」の登場人物です。ヒトシくんには浩一くんというお兄
さんもいるんですが、今回は三人だけ登場。
「あかずの教室」には中島さん夫婦の結婚前の写真も出てきて、結婚
するといかに人間が変わるか、ということを教えてくれています。
こにしさん、ご用心!
「あかずの教室」はポルターガイスト現象を扱った作品ですが、手塚
先生はこの作品を気に入っておられたようで、キャラクターは今回の
作品で、モチーフは第224話「密室の少年」で再利用しています。
しかし今回はなんといってもピノコです。
オバケカガミのエピソードがすごくいいですね。
おがわさとし
虫媒花です。皆様こんばんは。
「ピノコ・ラブストーリー」について:
子供の姿をしているのが不満で、背伸びしたがるピノコ。
誰に宛てたものか、ラブレターを書き、投函しに行く途中で
ナンパ(?)されて、「恋人ごっこ」。
その相手が急患で、BJのところに運び込まれてくる・・・
私はこの回、非常に好きなセリフがあります。
単なる個人的な趣味なんですけど。
ピノコに「ハンモンてどう書くの」と聞かれたBJが、
「ハンモンとはブチのことかい」とたずね返す、このセリフです。
いかにも自然科学者(医師)でしょう?
漫画を読んで、おかしくて笑うことはない私ですが、こういう
セリフを見ると、嬉しくてニコニコしたくなってしまいます。
鏡に写った内臓を見ながら手術するシーンでは、疑問がひとつ。
手の動きは、鏡の中では逆に見えてしまいますよね?
内臓が正位置に見えても、手術しながら、手を逆に動かさないと
駄目なわけです。
やはり、やりにくいと思うんだけどなあ・・・
ピノコが封筒に入れた、四つ葉のクローバーを、封筒から
取り出して、ぼんやりと見つめているBJ。何を思う?
ピノコの体は、大人の体に作り直そうかどうしようか・・・?
それとも「このクローバー、どこから取ってきたんだ?」かな?
虫媒花
こんにちは、みなこです。
「ピノコ・ラブストーリー」の話を思い出しての素朴な疑問。
内臓が左右逆の子供のオペに鏡を使う、ということですが、
左右反転印刷されている英語版では、どうなってるのでしょうか?
このエピソードを生かすには、左右逆じゃちょっと・・・(^_^;)
(そしてそれ以前に、どの話のオペシーンも内臓は左右逆?)
それとも、オペシーンだけ元の原稿のまま印刷してるのかな?
(それも手間がかかりますね。)
この話以外はストーリーにはそんなに関係しない事ですが・・・。
遅くなりましたが、こにしさん、ご結婚おめでとうございます。
相手の方も、手塚ファンになられるといいですね(^^)
ご夫婦そろって手塚ファン・・・ステキ☆
今日は福岡のキャナルシティに手塚ショップがオープンするので、
サッソクはりきって行ってきます♪
また期間限定かな・・・?でもそれでも嬉しいです。
∧ ∧
∀ ∀ 美那子
≡ J ≡
スカーッ!
星野です。
チャンピオンで読んだとき、煩悶と斑紋がわからなくて国語辞典を引き
ました。
On Fri, 27 Oct 2000 21:00:53 +0900 (JST)
虫媒花さん wrote:
> 鏡に写った内臓を見ながら手術するシーンでは、疑問がひとつ。
> 手の動きは、鏡の中では逆に見えてしまいますよね?
> 内臓が正位置に見えても、手術しながら、手を逆に動かさないと
>駄目なわけです。
> やはり、やりにくいと思うんだけどなあ・・・
初めて読んだとき、私は別な点で素朴な疑問を感じました。
それは「ディンゴ」などでブラックジャックは鏡を見ながら自分の手術
をしているのに、なぜこのときだけ悩んだのかな?、ということです。
あるいは、ブラックジャックは人の体の構造を体で覚えていて、普通の
手術ではほとんど反射運動のように体が勝手に動いて目ではそれを確認
しているだけ、と考えることもできますけれど。
ちょうどレーサーの体が自然に動いて頭で感じるよりも早く目の前で起
きた事故を回避できるように。
> ピノコが封筒に入れた、四つ葉のクローバーを、封筒から
>取り出して、ぼんやりと見つめているBJ。何を思う?
> ピノコの体は、大人の体に作り直そうかどうしようか・・・?
> それとも「このクローバー、どこから取ってきたんだ?」かな?
「ピノコも女の子なんだなぁ」、かな?
--
星野 均
♪踊りつづけよう
あしべです。
>[虫媒花さん]
> ピノコが封筒に入れた、四つ葉のクローバーを、封筒から
> 取り出して、ぼんやりと見つめているBJ。何を思う?
なんだかさえない表情のBJですよね。
私が思ったのは、特殊な生まれ方をしたピノコだけれども、普通の人間として
生きて欲しいとBJは願っていて、やっと外で恋なんかしてくれて、この調子
でピノコが一般社会になじんでくれたらいいなぁと期待していたところ、やっ
ぱりピノコの恋の相手(?)が自分だったとわかって複雑という感じかなと・
・・。
このままBJと二人で暮らしつづけるのは、一般社会になじんでるとは言えま
せんものね。
そういえば、何話かでピノコが幼稚園を追い出されたときも、BJ、落ち込ん
でましたね。
BJの気持ちはともかく、一緒に住んでいる人にラブレターを出すなんて、ピ
ノコめちゃくちゃ可愛いです。四葉のクローバー、子供の頃一生懸命さがして
たことを思い出しました。懐かしい!
あしべりかこ
みなさんこんにちは。金沢みやおです。
「ピノコ・ラブストーリー」
「内臓全転位症少年の困難な手術」と「ピノコのラブレター」の二本柱を
なんと「鏡」でつないだ三題噺です。お化けカガミのエピソードも、実は
伏線の一部だったのかも。(お化けカガミのギャグは笑えます。横にビロー
ンと伸びたピノコの顔の絵が良いです)。
人体の構造を熟知し体得してしまっているBJゆえに、今回の患者はかえっ
て困難を極めました。例えて言えば、突然右側通行の国に放り出された運
転者?。あるいは、突然キーボードのキー配列が左右逆転していたら?。
……これはたまりません。実力の百分の一も発揮できないのでは?。
ところで。BJは今回も手術室で「サンダル」を履いています。
前回の「弁があった!」でもそうですし、他でもサンダル履きが多いです。
診察室では黒の革靴でも、手術室ではわざわざサンダルに履き替えている
みたいなのです。
間違いが許されない真剣勝負の現場で、なぜ「サンダル」なんぞという
気合の入らない、リラックスした、手ぬぐい片手に銭湯に行くような履物を
履くのでしょうか?。スポッと脱げるかもしれない。カチャカチャうるさい
かもしれない。ツルッと滑るかもしれない。そういうおよそ手術現場に向き
そうもない履物なのに?。
お医者の先生方にお尋ねしてみたいです。現実もサンダルばきなんでしょ
うか?。なにかサンダルを履く特別な理由があるのでしょうか???。
虫媒花です。皆様、今晩は。
BJ第81話、とっくに読んだんですけど、感想が書けない・・・!
というか、すごい力作なので、書きにくくて・・・
皆様、もうちょっと待ってくださいませ(え、誰も待ってない
って?)
佐藤さんの、「BJの貯金の使い道」に関するまとめは、とーっても
ありがたかったです。面白かったです。もう、81話の感想は、
感想文より佐藤さんのこれで充分、て感じもしました。 (^o^)
で、とりあえず(?)、80話について、再度。
星野さん、あしべさん、今晩は!
> 星野です。
> 手術ではほとんど反射運動のように体が勝手に動いて目ではそれを確認
> しているだけ、と考えることもできますけれど。
> ちょうどレーサーの体が自然に動いて頭で感じるよりも早く目の前で起
> きた事故を回避できるように。
そうですねー。私もそれ、ちょっと思いました。
ピノコが鏡でなく、手ぬぐいか何か持ってきて、サッとBJに目隠しを
し、「先生、自分のカンを、しんじゆ(信じる)のよ!」・・・
それでBJが、「心の中の像を反転すればいいんだ。落ち着け!」
などと自身に言い聞かせ、メスをとる・・・?
(「市やん」かって!)
> > ピノコが封筒に入れた、四つ葉のクローバーを、封筒から
> >取り出して、ぼんやりと見つめているBJ。何を思う?
> > ピノコの体は、大人の体に作り直そうかどうしようか・・・?
> > それとも「このクローバー、どこから取ってきたんだ?」かな?
>
> 「ピノコも女の子なんだなぁ」、かな?
> あしべです。
> 私が思ったのは、特殊な生まれ方をしたピノコだけれども、普通の人間として
> 生きて欲しいとBJは願っていて、やっと外で恋なんかしてくれて、この調子
> でピノコが一般社会になじんでくれたらいいなぁと期待していたところ、やっ
> ぱりピノコの恋の相手(?)が自分だったとわかって複雑という感じかなと・
私は、「ハンモンとはブチのこと」みたいに、少しズレたことを
BJが考えてくれていると嬉しいです。
「四つ葉のクローバーは突然変異だよな?」とか(笑)。
それにしても、四つ葉のクローバーをラブレターに入れるという
のは、よくある習慣なんでしょうか?
ラブレターに四つ葉のクローバーを入れて、好きな人に出した経験の
ある人、手を挙げて!
嫌いな人にカミソリを入れて出したことのある人も、手を挙げて!
(違うって!)
おまじないの一種でしょうか?
ペイネの漫画(若い人は知らないかもしれない)の影響かしら?
虫媒花
スワエミです。(ちょっと久し振りかも...)
金沢みやおさん、皆さんこんばんわ〜。
>なぜ「サンダル」なんぞという
> 気合の入らない、リラックスした、手ぬぐい片手に銭湯に行くような履物を
> 履くのでしょうか?。
> お医者の先生方にお尋ねしてみたいです。現実もサンダルばきなんでしょ
> うか?。なにかサンダルを履く特別な理由があるのでしょうか???。
お医者さまではないのですが答えてもよろしいでしょうか??(笑)
私もこのことに興味があって以前、知人の医師に聞いてみたのです。
その話によると、現在もサンダルばきらしいですよ。
理由はたしか殺菌しやすからだとか言ってました。
「別に革靴でもいいけど殺菌が面倒くさいでしょ?」って言われてなるほど!
って思ったのを覚えています。
はだしにサンダル、そして好きなBGMがトレンドだとか...(笑)。
それでは〜。
スワエミでした。
スワエミさん、みなさんこんばんは。金沢みやおです。
>[8575] スワエミさんwrote:
>現在もサンダルばきらしいですよ。理由はたしか殺菌しやすからだとか
殺菌!!(しばし絶句) (そののちおもむろに)
ああ〜っ、な〜る〜ほ〜ど〜!。これは私には盲点でした。
お話をうかがえば実にもっともで、気づかなかったのがくやしい〜笑。
スワエミさん、どうもありがとうございました。
またひとつ疑問が解消して気分が良いです!。
>はだしにサンダル、そして好きなBGMがトレンドだとか...(笑)。
BJ156話「音楽のある風景」では、世界的な外科医、D国のチン・キ
博士が、ビートルズのアルバムの調べとともにメスを振るっていますが、
実際にもそうなのですね〜。(チャップリンの映画「独裁者」をちょいと
連想します。床屋のチャーリーが「トルコ行進曲」(だっけ?)に合わせて
剃刀を操りお客のヒゲを剃ります)。
しかし私としては、局部麻酔で意識のある時、「軍艦マーチ」や「燃えよ
ドラゴン」や「ロッキーのテーマ」で手術をされるのだけは、手荒に扱わ
れそうでイヤだな〜。
チン・キ博士の巻でも、博士をはじめ、手術に立ち会う先生方が全員サン
ダル履きに描かれていました。そのほかあちこちでサンダル履きのBJが
見うけられます。
こういう細かい所にも、手塚先生の経験・取材がさりげなく生かされていた
んですねえ。
佐藤@流山です。
金沢さん
>チャップリンの映画「独裁者」をちょいと 連想します。
>床屋のチャーリーが「トルコ行進曲」(だっけ?)に合わせて
>剃刀を操りお客のヒゲを剃ります)。
ブラームスのハンガリー舞曲5番ですね。
あしべさんとみなさんへ。
>> ピノコが封筒に入れた、四つ葉のクローバーを、封筒から
>> 取り出して、ぼんやりと見つめているBJ。何を思う?
個人的にはクローバが出てくるまんがや文学の話しでいくつか好きなのがあって、
その一つがこの話しです。
まんがだと、ほかには、新書版の[パタリロ!]の後書きで魔夜さんが紹介している、
どんな所からストーリは出てくるのか?という質問に対する例として紹介している体
験の話し(ネタ割れになるんでごめんなさい)も好きです。
あれ、探したけど出て来ないぞ。どこだったっけ...
石原亘
佐藤さんと金沢さんとみなさんへ。
>>床屋のチャーリーが「トルコ行進曲」(だっけ?)に合わせて
>>剃刀を操りお客のヒゲを剃ります)。
>ブラームスのハンガリー舞曲5番ですね。
[ER]って、手術の時にかけてるBGMを丹念にチェックしてくとおもしろいですよ。
ロックが多いみたいだけど。
[快楽の座]に続いてまたまたクライトンでした。
石原亘
皆さんこんにちは。やーづです。
遅れてしまいましたが、第80話「ピノコ・ラブストーリー」の
感想、寄せさせてください。これが、私と手塚作品との出会いの
お話なのです。10月末に出張先の宿でおがわさんからの80話予
告メールを拝見し、この感想を書きたいという思いから(あと余
裕もあって)、感想を書くためにまずはご挨拶だ!と初めてメー
ルを送ったのです。
思い出話から始めてしまいますが、
小学校1年生の夏休み、おじの家に泊まりに行きました。おじの
家で朝早く目覚めてしまった私は、部屋にあった従兄の雑誌をパ
ラパラめくっていました。それまでマンガは読んだことがありま
せんでしたし、当時の私には少年誌はまだ難しくて、ただめくっ
ているだけでした。
ですが。「ブラック・ジャック」というものだけは、なぜか読み
始めて、読めて、夢中になってしまいました。この「ピノコ・ラ
ブストーリー」だけ、何回読んだでしょう。終わりまでいっては
始めのページに戻り、を繰り返しました。とりつかれたように繰
り返し読んだのです。朝ごはんだと呼ばれて、雑誌の名前「チャ
ンピオン」をしっかり覚えて、その雑誌を手放しました。
以来、父についていく床屋や、病院の待合室などではチャンピオ
ンを探し、ブラック・ジャックを読むのが、楽しみというレベル
を超えた、私にとっては必要な行為になってしまったのです。小
学1年生の私にとって世界はまだ未分化、単行本という存在も知
らず、もっとこのブラック・ジャックというものを読みたくても
他にどうすればいいかわからなかったですね。
「ピノコ・ラブストーリー」ですが、少年チャンピオンに載って
いた作品の中で、なぜこれだけは幼くておばかな私にも読めたの
だろう、ということを考えますと、絵の魅力もさることながら、
ストーリーの力が大きかったのかなと思います。
当時の私にも、この話は正確に把握できました。そしておもしろ
かった。惹かれました。登場人物も魅力的でした。幼くておばか
な分「おお、この手術の部分が新鮮みのあるマンガだ」なんてい
うこざかしさもなく、自然に普通にそのままどっぷりと作品世界
に入り込めました。
私が、チャンピオンの掲載作品の中でブラック・ジャックだけを
読めたのは、これが幼い子にもわかるたやすい作品だったからで
はなく、幼い子をもひきつける内容と魅力をもった作品だったか
らでしょう。
内容の高さがわかりやすさに通じる、という例は、様々な芸術作
品や、研究論文などにみられるある特性だと思いますが、BJに
もそういうところがあると思います。
小2のころ、一緒に下校する友達に、読んだBJのストーリーを
話す、ということをよくしていました。「シャチの詩」や「弁が
あった」の話をした時のことは今でもよく覚えています。友達は
聞き入って、「弁があった」のラストシーンなど、みんな「ふう
ーん…」と、その年なりに思うことがあったようです。友人たち
が私の話に聞き入ったのは、私の話術が巧みであったからではな
くて(今も話下手です)、やはりストーリーにひかれたからだと
思うのです。実際話をしただけですし、これで本当にマンガで読
んだら、私みたいな子もさらに出たでしょう。
これは大人になってから思ったことですが、「ピノコ・ラブスト
ーリー」を読んだあの時、私は生まれて初めて「感動する」とい
うことを体験したのだと思います。
小3の時に初めてBJの単行本を買ってもらい、作者が手塚治虫
先生という人で、この手塚先生は私が小さい頃からテレビで見て
いた「ミクロイドS」や、アトムも作った人だと知りました。以
来私は尊敬する人といえば手塚先生と答え、もう少し成長してか
らは理想の異性といえば手塚先生と答えて、それは今でも変わら
ないのです。
BJは現在でも最も好きな作品です。BJももちろん好きですが、
いわゆる「恋する二次元キャラ」にはならなかったのは、最初の
出会いがこの「ピノコ・ラブストーリー」だったからかもしれま
せん。私がBJに恋愛感情めいたものではなく、どちらかといえ
ば敬愛・親愛の情に近いものをいだいたのは、BJにはピノコが
いる、って最初にすりこまれちゃったのかな。
こんばんわカオスです
やーづさんはじめまして。
やーづさん書き込み。
>、第80話「ピノコ・ラブストーリー」
> 惹かれました。登場人物も魅力的でした。幼くておばか
> な分「おお、この手術の部分が新鮮みのあるマンガだ」なんてい
> うこざかしさもなく、自然に普通にそのままどっぷりと作品世界
>に入り込めました。
私も、物心ついたら手塚作品の虜でした。
作品の中にどっぷり浸かる心地よさを経験したのも
手塚作品が最初でした。
だから、やーづさんがおっしゃっていることいちいち飲み込めます。
> チャンピオンの掲載作品の中でブラック・ジャックだけを
> 読めたのは、これが幼い子にもわかるたやすい作品だったからで
> はなく、幼い子をもひきつける内容と魅力をもった作品だったか
> らでしょう。
> 内容の高さがわかりやすさに通じる、という例は、様々な芸術作
> 品や、研究論文などにみられるある特性だと思いますが、BJに
> もそういうところがあると思います。
私もつねづね「簡単な言葉や、単純な表現で難しいことを
分からせる作品」や「子供が見て魅力的」だと思える作品は
世間一般の評価に関わらず、素晴らしい芸術作品だと
思っています。
手塚先生の作品は漫画もアニメーションも途方もないくらいの
空間を感じます。
単純で、安易な動きですらそこに「ざまざまな」事を
想像するふくらみを持っているのだ。。。と
今、大人になって改めて作品を読んでいて思います
子供の頃はそんな「屁理屈」なんて抜きに「この作家」は
私を他の世界(漫画やアニメ)に連れて行ってくれると
ほとんど、本能的に感じていたんですよね・・・
長いレスですが、単に同感ですといいたかったんです(^_^)
宮川です。 BJ 第80話 「ピノコ・ラブストーリー」 感想
ピノコの恋人? がBJの所に運ばれてきた。
内蔵が一般人とは逆になっている。困り果てているBJに
ピノコは、カガミをBJに見せる。カガミはものが逆に見える
から手術もしやすい。
ラスト、ピノコからのラブレター。机でもの思いするBJ。
BJへの想いに一生懸命のピノコ。いつもそうなんだけれども、
ビノコに話しを持っていったストーリーとしては少し淡泊かな。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P20。
ページ割り、扉表紙、P81.本文−P82〜P100。
発行日、75.7.07.
Takehisa Miyagawa