虫媒花です。こんばんは。
ワマヌ語の件ではいろいろと勉強させていただき、前より
ちょっとお利口になったかなあ、と嬉しく思っています。
金沢さん、宇根さん、佐藤さん、石原さん、野口さん、
ありがとうございました。
(でも、まだまだ探索は続くよ、どこまでも・・・)
今日は定例のBJ感想です。「なんという舌」について:
熱血・珠算少年の話です。
ええ〜〜、サリドマイド児だった村岡映児という少年が・・・
・・・少年が・・・
むむむむ、村岡?
村岡映児? むらおか・えいじ?
きゃーっ、村岡だって、村岡だって!
(野口さーん!)
出てますよ、出ましたよ、これ、COMに描いてた村岡栄一氏の
名前の借用ですよね。
村岡「巨匠」の近況について関心のある皆様は、以下のHPを
ご覧くださいませ。
↓
http://user2.allnet.ne.jp/muraoka/page1.htm
あ、脱線してすみません。
村岡「巨匠」のキャラクターと、この作品に出てくる少年は何の
関係もないです。ただ虫媒花は、村岡ご一家とおつきあいがある
ので、ついついはしゃいでしまいました・・・個人的なことでした。
(HPの宣伝をすると、喜んでもらえるはずなので・・はは)
で、ええと・・・
まずは、負けん気の少年の激しい闘志が見ものです。
BJは少年の手の手術をした。それで手の限界をわかっていた。
しかもたぶん、少年がいざとなったら舌でソロバンをはじくことも、
審査員たちがその行為に感動することもわかっていたんですね。
「ツッケンドン」と言われつつ、少年の心、障害のある人たちの心を
最もわかっていたのはBJだったのでした。なぜなら、BJ自身も、
かつては障害者であり、負けん気の少年だったから。
さて、でなんですが、今の少年少女たちは、ソロバンは使わないん
でしょうねえ?
虫媒花も先日、駅の精算所で駅員さんがソロバンをはじいている
お姿を見て、ああ過去の遺物、じゃない、物を大切にする偉いかただ
と感心しました。
ギャグだか知りませんが、日本人はソロバンでロケットの軌道も
計算するんだ、なんて話もありましたよね。
ソロバンは、停電しても電池が切れても、すごい速さで計算が
できる、すばらしい計算機です。けど、私はもう使ってません。
すみません・・・
虫媒花
佐藤@流山です。
虫媒花さん
>さて、でなんですが、今の少年少女たちは、ソロバンは使わないん
>でしょうねえ?
>ソロバンは、停電しても電池が切れても、すごい速さで計算が
>できる、すばらしい計算機です。
去年だったか、永六輔のラジオ番組にトモエそろばんの社長が出てました。その
時の話で
す。(うろおぼえです。まちがいあったらゴメンナサイ)社長は女性で名前は
「ともえ」さんです。お父さんが始めた会社です。
現在、学校教育ではそろばんを教えていない。
経営もだいぶ大変だと言ってたと思います。
でも……
去年はそろばんが(ヨーロッパだったかへ)だいぶ売れたそうです。
その理由が「Y2K]。
停電も誤動作も関係ないですものね。
みなさんこんにちは。金沢みやおです。
小雨のなか、運動会が続いています。
「なんという舌」
これ良いです。感動的です。今回の読みなおしで不覚にも目頭が熱くなって
しまいました。指が疲れて動かなくなってきた村岡君が、意を決して秘密の
技でそろばんを使い、観衆が驚きの声を上げるシーンで。
まんまと手塚先生の術にはまった格好ですが、いやあ泣かされます。
BJは、村岡君が「友達に笑われて恥ずかしいから、舌でのソロバンを止め
た」ことが残念だったのですね。友達がなんと言おうが、笑おうが、ありの
ままの力を示せば良い。珠算大会の決勝戦。大勢の観客が見ている前で舌を
使った少年を見、BJは安心して会場を後にします。彼はもう大丈夫だ…。
村岡君が優勝するかどうかは、BJにはもう問題ではないのでした。
この勝負は本当に分かりません。決勝戦の相手、鳥取代表の高野君がまた良
いです。村岡君の技には相当動揺したでしょうし、会場の雰囲気が完全に村
岡君ひいきに傾いたであろうにもかかわらず、高野君は緊張感をくずさず
口元を引き締め、あくまでも勝つつもりで次の問題に挑もうとしています。
りりしいぞ、高野君!。それでこそ決勝の試合というものだ。
おがわです。
第72話について、金沢さんの書きこみ。
>> ヒョータンツギ・・・・・・・・・・・法医標本室の標本、小次郎に切ら
>> れるもの、呆然とする洋一
> 「小次郎に切られるもの」のヒョータンツギに混じって、どさくさまぎれに、
> ブクツギキュ(でしたっけ)もこっそり出ていますよ。
なるほど、出てますね。気がつきませんでした。
ご指摘ありがとうございます。
遅刻気味ですが、BJ第74話 「なんという舌」 出演キャラクターリスト(出演順)
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村上映児
ノラキュラ・・・・・・・・・・・・・珠算コンクール司会
ブラック・ジャック・・・・・・・ブラック・ジャック
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村上映児の先生
メイスン・・・・・・・・・・・・・・珠算コンクール主審
永井豪・・・・・・・・・・・・・・・記者
鹿子木・・・・・・・・・・・・・・・記者
今回もメインキャラがわかりません。
主人公は「るんは風の中」の豊田明にちょっと似ていますが、決め手が
ないし、頬のちょんちょんが豊田少年にはないんですよね。
あとは比較的普通。
第21話「その子を殺すな!」に続き、永井豪とサンデー鹿子木記者の
コンビが登場。
ノラキュラはもちろん「ミクロイドS」より。
おがわさとし
薮内です。
74話 「なんという舌」
この話のタイトルと扉のコメント文字とで中身がわかってしまった。
しかし、話としてはいい話と思います。
ストーリーは単純ですが、登場人物の表情がとてもすばらしい。
ラスト近くの2−3ページは特に素晴らしいと思います。
それにしてもタイトルを「なんという技」だったら、舌を使ってそろばん玉
をはじくシーンがもっと生きてくるような気がします。
「神の試練」なんてのもいいなと思います。
薮内 覚
宮川です。 BJ 第74話 「なんという舌」 感想
そろばんが得意な少年。実はサリドマイド障害児で舌でそろばんを
します。しかし、人前でやるのが恥ずかしく、BJに腕を付けてもらう
手術をします。
そろばんの全国大会で彼は決勝まで進みますが、手術した指は疲労
で限界がきていました。決勝、彼は大勢の人前で恥ずかしさを乗り越
えて舌を使用しました。
付き添いの先生が、そのことについて説明します。会場からは、大きな
拍手がおこり決勝戦は続行され、BJは会場をあとにします。
パッピーエンドの話しです。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P20。
ページ割り、扉表紙、P75.本文−P76〜P94。
発行日、75.5.26.
Takehisa Miyagawa