おがわです。
第69話 「ガス」 出演キャラクターリスト(出演順)
ピノコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピノコ
ブラック・ジャック・・・・・・・・・ブラック・ジャック
自殺しようとした病人・・・・・ハム・エッグ
そもそもピノコとブラック・ジャック以外の登場人物がほとんど出て
こない回。
シンプルながら手術シーンの緊迫感とラストのユーモアの対比が
利いていて、印象に印象に残る話ですね。
人間くさいBJもいいし、ピノコもかわいい。
もしかしてアッチョンブリケのポーズはこれがはじめて?
ちがったっけ?
おがわさとし
カオスです〜
風邪薬と間違えてピノコが青酸カリを飲んでしまう
それを取り出そうと手術をするBJ
無事、取り出せるが、ピノコのおならは当分とまらなさそう・・・
BJがピノコの手の届くところに青酸カリなんて物騒な物を
おいとくのと、ピノコ(かりにもBJの助手)が
謝って、薬を飲むのも結構、無理やりな気がするかな?
でも、BJがピノコをどれだけ大切に思っているかが分かる
話ですね。思わず手術中に口走った
「こんな初歩的な誤診は今までにまだ2・3回しかない」
この2.3度というのはいつなんでしょう???
虫媒花です。
「ガス」について:
この回は、BJの過去も出てこないし、神技のメスさばきも、
難病情報も出てきません。
再び「ミクロの決死圏」的な、体内シーンのサスペンスで
盛り上げる話で、登場人物はBJとピノコの2人だけ。
描く方としては苦しいと思いますが、うまくまとまっていると
思います(エラソーですみません)。
猛毒のカプセルを家の人の手の届くところに置いておくBJは
たしかに不注意だと思うけど、子育て経験者にはかなり実感の話です。
小さい子って、ほんとに何でも口に入れるんですよね。
ピノコは赤ちゃんではないけど、お母さんをやったことのある人なら、
一度は必ず、ヒヤッとした経験を持っておられると思います。まあ、
青酸カリが家庭内にある家は珍しいでしょうけれど。
窒素ガスでカプセルを押し出そうとしたBJのアイディアの勝利!
BJのピノコに対する保護者的愛情がよく伝わる話です。
虫媒花
みなさんこんばんは。金沢みやおです。
「ガス」
まちがって青酸カリのカプセルを飲み、「お前はあと30分で死ぬぞ!」
とBJに宣告されたピノコ。カプセルは飲み込んだが事情が飲み込めず、
ポカンと、ボーっとしていますが、だんだんに理解が進んで、自分の運命に
気がつき、泣き出してしまうシーンがいいですね。
そりゃあ、いきなり30分後に死ぬと言われてもボーっとするよね。
長い小腸大腸のどこかにあるはずのカプセルを、わずかの時間のうちに見つけ
出すという難問に、BJは逆転の発想で対抗!。カプセルを「探す」のは止
めて、カプセルを望む位置まで「動かす」ことにしました。
外側が溶けかけていて崩れやすく、中身が漏れたらそれでアウトのカプセル
を強引に動かすなんて、そりゃBJ乱暴だろうダメだろうとは思いますが、
ヤボなつっこみは止めておいて、彼の柔軟な発想を見習いましょう。
ピノコは今回もアッチョンブリケのポーズをしていますが、まだ無言のまま。
決めゼリフの登場にはまだしばらく待たねばなりませんでした。そういえば、
[8335] の鳥井さん。アッチョンブリケの語源は、ドイツ語の医学用語との
情報には、ビックリしましたし感心しました。なるほどアッチョンプリケは
ドイツ語風の響きを持っています。説得力充分なお話で、私はもうこれを人
に言いふらすつもりになっております。情報ありがとうございました!。
宮川です。 BJ 第69話 「ガス」 感想
青酸カリを飲んでしまったピノコ。BJは窒素ガスを使用して、青酸カリ
のカプセルを直腸部まで押し出し取り出すという話し。
窒素ガスで急激に押し出されたカプセルが、壊れなかったのが幸いか。
さて、直腸へのガス注入というのは、腸検査でありますよね。ほんとに
腹の中がガスで膨張して苦しい。で、その後、ガスが良くでる。(^^;)
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P18。
ページ割り、扉表紙、P81.本文−P82〜P98。
発行日、75.4.21.
Takehisa Miyagawa