[osamushi 7820] BJ  第 62 話 出演キャラリスト
Date: Wed, 26 Jul 2000 18:41:58 +0900

猫派のおがわです。

BJ 第62話 「ネコと庄造と」 出演キャラリスト(出演順)

  ピノコ・・・・・・・・・・・・・・・ピノコ
  ブラック・ジャック・・・・・・ブラック・ジャック
  オスズ?・・・・・・・・・・・・洋子
  一塁半里・・・・・・・・・・・庄造
  ノラクロ・・・・・・・・・・・・・マモル 
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・カズコ
  ヒゲオヤジ・・・・・・・・・・胴出茂医院院長伴俊作
  ノタアリン・・・・・・・・・・・医者
  
庄造には「百物語」の主人公、一塁半里。ただし変身前。
黒猫のマモルは「タイガーランド」に出てきたノラクロです。
「タイガーランド」は犬と猫が両方出てきますね。
洋子は最初「おけさのひょう六」のチリを疑いましたが、顔は
「タイガーランド」のオスズの方が似ているようです。
ただしオスズもチリも白猫です。
チリという名前は「鉄腕アトム」の赤いネコの巻にも出てきま
した。なにか由来のある名前なんでしょうか。

僕も手塚先生はどちらかというと犬派のように思うのですが、
齋藤さんが書いておられるように、猫マンガもかなりあります
ね。
僕は手塚先生の描くネコにはわりと忠猫タイプが多いように
思いますが、どうでしょう。普通、猫といえば気まま気まぐれ
というイメージがあるので、そう思うのかもしれませんが。
手塚先生の猫マンガでは、「バンパイヤ」第2部に挿入されて
いる「武州怪異記」が印象に残っています。あれも正確には
猫じゃないけど。日本の化け猫は基本的に忠猫ですね。

おがわさとし


[osamushi 7822] Re: BJ  第 62 話 出演キャラリスト
Date: Wed, 26 Jul 2000 21:17:19 +0900

齋藤@大阪(所用のため週末まで消えます -_-;)です。

> 猫派のおがわです。
> BJ 第62話 「ネコと庄造と」 出演キャラリスト(出演順)

私はあざらし派です(←文脈を見失っている)。でも本当。

> 僕も手塚先生はどちらかというと犬派のように思うのですが、
> 齋藤さんが書いておられるように、猫マンガもかなりありますね。

言及いただいて、ありがとうございました。御礼申します。

> 僕は手塚先生の描くネコにはわりと忠猫タイプが多いように
> 思いますが、どうでしょう。普通、猫といえば気まま気まぐれ
> というイメージがあるので、そう思うのかもしれませんが。

たしかに忠猫、多いですね。一方で、何か怖いくらいに慕われて、
裏切ったら化けて出そうな…(笑)。で、いわゆる気まぐれ型の
猫を描いた典型で、谷崎潤一郎の『猫と庄造と二人の女』を思い
出すのですが、BJ作品に題をつけるにあたり手塚先生がどう意
識されたのか、よく分かりません。接点が見えにくいです。無責
任に題名だけ借用したなんてちょっと…。でなければ、

快癒したかに見えた庄造は、最後のひと言を境に症状がぶり返し、
再び牝猫との狂気の愛巣へと転がり堕ちてゆくのでしょうか。そ
こに女はいない。つまり『猫と庄造と0人の女』。転じて『猫と
庄造と』。そんな、ホラーな落ちにも最後は見えたのですが。邪
推か。夏だからいいですか。失礼しました。

齋藤 彰


[osamushi 7855] BJ感想  第62話
Date: Tue, 1 Aug 2000 01:03:06 +0900

薮内です。

やっと追いつきました。
第62話 「猫と庄造と」

私が思うに先生は「ウサギ派」では無かったのでしょうか。
頭を改造されるのはミイーちゃんばかりに思えます。

さて、この作品はチャンピオン1000万読者への
巻頭カラーチャレンジシリーズ第3弾となっています。
見開き扉のBJの格好良さはどうでしょう。すばらしいですね。

BJが庄造の手術料として2500万円要求したのは
息子のマモル=猫の手術も含んでいると思っていましたが
そのシーンはありませんね。
詐欺のようですが、後に元気なマモル猫をみると手術したのかしら。

馬の脳を人間に移し替えたり、幽霊を手術したBJが
最初のシーンで猫を息子のマモルと勘違いしている庄造の願いを
「イヌネコ病院へ行け」と無視するあたりは、金をもらえば
どんな不可能な手術でもすると豪語するBJらしくありません。

BJは猫が嫌いなのでは・・・・

このオリジナルの見開きの前ページにはカラーアイドルグラフがあり
「小林 美樹」ちゃんが写っています。
こんなアイドルいた?  

 薮内 覚


[osamushi 7859] BJ感想第62話
Date: Tue, 1 Aug 2000 22:47:46 +0900 (JST)

 虫媒花です。
 わーん、こにしさん!

> 次回の『ショートアラベスクVOL.3』はBJプロジェクトが中心になりま〜す!!

 感想もなかなか進まないし、勝手連のほうは書けてないしで・・・
 とっても申し訳ない気分ですー!

 で、でもそう宣言していただくと、励みになりますねー。
(新しい参加者のかた、BJのオリジナル・ストーリーを勝手に作ろう、
という面白いことも、やっているんですよ。あくまでも勝手に書いて
OKなので、参加してみませんか? 実は私も書くはずなんですー・・・)

でもでも・・・では・・・と。
(うーん情けない!) 
 「猫と庄造と」について;

 コレだの、ひどい狂いかただの、あぶないセリフが多出して、ひやひやの
巻。
 実は私、この話、連載時には、ラストが不満でした。
今回読み直しても、やはり疑問を感じてしまいます。

 いったい庄造は、自分が猫を妻と勘違いしていたことを、すっかり
思い出せたのか?
思い出したとしたら、何をきっかけにして思い出したんだろう・・・?

 理屈をこねると、「脳の血腫の取り残しがあって、それがまた大きく
なってきたんじゃないの?」とも、考えられる(となるとBJの手術は
失敗といえます。つまり病気の再発ね)。
だって、血腫が事実を誤認させていたのなら、それをちゃんと除去できて
いれば、猫を「洋子」と呼ぶわけがないでしょう(と思いませんか、皆様)。

 でも、今回、よくよく見直してみたら、オカルト的な解釈もできることに
気がつきました。
 なーんと、この猫の洋子、2本足で車を押して歩き、買い物をするんです
よねー。ラストシーンで見せる涙も、人間っぽすぎるし・・・
 なんだか怪猫よ・・・

ひょっとしたら、人間の洋子の霊がこの雌猫に憑依していた、という話
なのか・・・あるいは、ほんとにこの猫が洋子で・・・要するにバンパイヤ
で(ガケ崩れのショックで猫になったまま、人間に戻れなくなった)
死んでいなかったということなのか・・・(笑)

 いろいろ想像できると思うんですけど・・・ほんとは、いったい
なんなのざんしょう?
何ページか、先生は描き足らなかったのかもしれませんねえ・・・

「バンパイヤ仮説」で、話を作ってみても良いかも・・・ですね(*^o^*)
 
       虫媒花


[osamushi 8003] BJ第62話感想
Date: Sun, 13 Aug 2000 21:11:41 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。

 「ネコと庄造と」

 悪い魔法使いにだまされた庄造は、ノラネコの親子を、亡くした妻子と
 思いこみ仲良く一緒に暮らす。魔法のかかった庄造には、ネコの言葉が
 わかり、ネコたちにも庄造の言葉がわかる。ちがう世界の住人の間に
 通う想い。ひとときの幸せな家族の幻影。

 BJの退魔術によって、庄造の頭の霧は晴れ、彼は精神の健康を取り戻す。
 しかし、同時にネコたちと暮らした楽しい記憶は失われ、ネコたちの言葉
 も聞こえなくなっていた。再びちがう世界に引き離された両者。突然言葉
 が通じなくなった庄造に、狼狽し、悲しむネコたち。

 けれども。いつしか新しい魔法がしのび込み。庄造とネコたちは再び供に
 歩き始めた。言葉の通じは多少不自由になったけれども。
 その新しい魔法の名は・・・・愛情。

 (うーむ。いまひとつ上手くまとまらんかったな)


[osamushi 8553] BJ 第62話 感想
Date: Sat, 28 Oct 2000 22:54:59 +0900

宮川です。

BJ 第62話 「ネコと庄造と」 感想

今月でしたか「手塚治虫アンソロジー猫」の中にも収録されている
作品ですね。
動物を家族のように思う飼い主に、動物自身も主人を思う気持ち
がある。庄造さんの病気が治った後も、ネコたちは庄造さんを
したってついて行きます。いいラストだと思います。
「ネコと庄造と」のタイトルについて少し。
谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」という本を、BJ感想に
書いておられましたので、重複すると思いますが記しますね。
「猫と庄造と二人のおんな」 昭和26年8月25日 新潮文庫 発行。
谷崎潤一郎全集 愛読愛蔵版 中央公論社 昭和56年 全30巻。
谷崎潤一郎全集 中央公論社 昭和47年版 全28巻。

<補足>

・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。

・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り。
 扉表紙、P4.5.(カラー).本文−P6.7.8.(カラー)
 P11〜P26(2色)。ページ数、P21。
 発行日、75.02.24.

Takehisa Miyagawa


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