宮川です。
BJ 第58話 「快楽の座」 感想 <未収録作品>
オリジナル扉表紙挿入文字から。
「スチモシーバーを 脳に入れた 少年が狂った!!」
鬱病体質の三郎にスチモシーバーを脳にうえこんだが、三郎は
狂ってしまった。コンピューターで精神病の治療をするのは無理
だったわけです。三郎の治療方は、ラストのBJの処方箋で
いいのではないでしょうか。
<補足>
・未収録作品
・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り、
扉表紙、P4.5.(カラー)本文−P6.7.8.(カラー)
P11〜P26(2色)。ページ数。P21。
発行日、75.01.20.
Takehisa Miyagawa
宮川さんとみなさんへ。
>BJ 第58話 「快楽の座」 感想 <未収録作品>
"座"ってよく医学の方は使うことばですよね。
脳なんかの器官で、何かの機能が局在してる場合にその場所を指すんでしたっけ?
エヴァだったら"ゼーレ"だよね(そう言えばエヴァってネルフ=神経もゲヒルン=脳も
出てくるなぁ)。
石原亘
宮川さんとみなさんへ。
>BJ 第58話 「快楽の座」 感想 <未収録作品>
>「スチモシーバーを 脳に入れた 少年が狂った!!」
2000年問題の時もみんなが言ってましたが、埋込みシステムのバグってほんとに怖い
と思います。
これはクライトンの小説[ターミナル-マン]の映画化[電子頭脳人間](当時邦題)と同
じ題材を扱っていますね。
時期的には、映画の日本公開の少しあとぐらいでした。
小説[ターミナル-マン]ですが、当時はこれを[電極の男]なんて翻訳する人もいたみ
たいです。確かに脳に電極を埋め込まれるわけですが、ほんとのニュアンスは、"(大
型コンピュータの)端末機になってしまった男"なんじゃないかなぁ。
まあ[電子頭脳人間]って邦題はいい線だったかも。
え?"端末機って何"? うーむ何と説明したらいいものやら。
iMacからハードディスクも取っちゃったみたいなもので、せいぜいウェブサイトのJa
vaプログラムを実行できるだけで、自分の手元にはプログラムが何もインストールさ
れてないコンピュータみたいなものってったら近いかなぁ。
たぶん、クライトンって当時としてはコンピュータを<B>分かり過ぎて</B>いて、(少
なくとも日本では)出版社はそのテーストについていけなかったんでしょうね。[コン
ゴ]も変な邦題で出版されてたし。[謎の黄金境]だったっけかなぁ。何だか[少年倶楽
部]の冒険小説みたいな。
ジュラパで復活してきた時は、"この人まだSF書いてたの!?"ってびっくりしちゃいま
した。そしたらあのブレークでしょ?よかったよかった。
石原亘