薮内です。
こうなったら行くぞ 「第49話 二つの愛」
もし、死んで臓器その他を提供してくれと頼まれたら
どうするとよく夫婦で話になります。
妻は絶対反対で、産まれたまま死んでいきたいと言います。
もし、心臓が他人に移植されて、後に家族が移植された人
の胸に触って、私の○○はここに生きていると言ったり出来る
のは、典型的な合理主義に思えるそうです。
森総理の言葉を借りれば、神様からもらった命です。
しかし、この話「二つの愛」を読むとこういう移植なら許せると思います。
ラストのサファイアこと有馬律子の頬に光る涙はとても感動的です。
腕の神経を見事につないだBJの手術の神業に喝采!
題名の二つの愛とは、どの愛とどの愛を言うんでしょうか。
皆さんのご意見をお待ちします。
薮内 覚
おがわです。4通目。ためると大変ですね。
BJ 第49話 「二つの愛」 出演キャラリスト(出演順)
ブラック・ジャック・・・・・・・・・・ブラック・ジャック
中条タク・・・・・・・・・・・・・・・・・タクやん
アセチレン・ランプ・・・・・・・・・能寿司の客
ヘック・ベン・・・・・・・・・・・・・・・能寿司の客
ハム・エッグ・・・・・・・・・・・・・・能寿司の客
クスコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・能寿司のおかみさん
お茶の水博士・・・・・・・・・・・・能寿司のだんな
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タクやんの母
ブラッド・・・・・・・・・・・・・・・・・・有馬明
ドジエモン・・・・・・・・・・・・・・・・野次馬
大島七郎・・・・・・・・・・・・・・・・野次馬
佐々木小次郎・・・・・・・・・・・・野次馬
メルモ(子供)・・・・・・・・・・・・・野次馬
メルモ(大人)・・・・・・・・・・・・・野次馬
ノタアリン・・・・・・・・・・・・・・・・野次馬
メイスン・・・・・・・・・・・・・・・・・・刑事
ノールス・ヌケトール・・・・・・・・刑事
ロンメル・・・・・・・・・・・・・・・・・・刑事
サファイヤ・・・・・・・・・・・・・・・・有馬律子
モクサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・刑務所の看守
丸首ブーン・・・・・・・・・・・・・・・・刑務所の所長?
ヒョータンツギ・・・・・・・・・・・・・・明の奮闘?
手塚治虫・・・・・・・・・・・・・・・・・能寿司の客
ヒゲオヤジ・・・・・・・・・・・・・・・・能寿司の客
ヨッツン・・・・・・・・・・・・・・・・・・明の事故を告げに来る男
アトム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・通りを駆けていく少年
カルピス・・・・・・・・・・・・・・・・・・警官
ラムネ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警官
下田警部・・・・・・・・・・・・・・・・・刑事
田鷲警部・・・・・・・・・・・・・・・・・刑事
力有武・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トラックの運転手
花丸博士・・・・・・・・・・・・・・・・・医者
レッド公・・・・・・・・・・・・・・・・・・医者
ブク・ブック・・・・・・・・・・・・・・・・医者
ヘル夫人・・・・・・・・・・・・・・・・・看護婦
「人間鳥」に次ぐぐらい、ゲストキャラの多い回。
タクやんは「ノーマン」の主人公の超能力少年。
お母さんは分かりませんでした。
有馬明は「リボンの騎士」(なかよし版)の海賊ブラッドです。
第17話「灰色の館」におけるフランツの扱いとこの回のブラッドの扱いを
比較すれば、手塚先生がどちらを気に入っていたかは一目瞭然。
そりゃブラッドのほうがかっこいいよねえ。>虫媒花さん
今回は晴れてサファイヤと夫婦役。
サファイヤはなぜか庶民役が似合いますね。
胸につけているリボンにも注目!
あとのキャラクターはだいたい基本キャラですが、最後の方に出てくる
看護婦だけ迷いました。「エンゼルの丘」のピョーマかとも思ったのだ
けど、「リボンの騎士」つながり、ということでヘル夫人にしておきます。
おがわさとし
UFOを実は見てしまったことがある虫媒花です。
手塚先生も見たと書いておられますよね、UFO。
「二つの愛」について:
この話も、印象強烈でした。
だって、交通事故が続くんですもの(作者の都合で起きる事故?)。
二度目の事故で、明が死にますが、この時の加害者であるトラックの運転手
は、どういう人だったのかな。私がBJだったら「おいお前、お前のはねた人
は、自分で起こした事故の責任をとって、被害者がなくした両手の替わりをつ
とめていた人なんだぞ。お前も、相応の責任を感じたらどうなんだ。今度はお
前が寿司を握れ、寿司を」と言っちゃうかもしれない(笑)。
> おがわです。4通目。ためると大変ですね。
毎度お世話になります。
> そりゃブラッドのほうがかっこいいよねえ。>虫媒花さん
まったくです。割れてる顎にモミアゲが、ビシッと決まりです(本気)。
> サファイヤはなぜか庶民役が似合いますね。
バタ臭いリボンの騎士と、お寿司とが思いっきり似合わなくて、そこの点が
面白いと、私は感じました。
ブラッドとトラックは似合いますけどね。
お寿司屋さんの二人羽織り(?)というのが、すごいアイディアです。
《虫媒花》
田島加代子
みなさん今晩は。金沢みやおです。
[7501] JUST U さん、
こちらこそ初めまして!。私は「火の鳥」では復活編が好きですね〜。
あのロビタの大河ドラマが良いです。もう少しまてば、SONYあたりが
ご家庭用ロビタを販売してくれることでしょう(かな?)。
[7504] かどくらさん
こちらこそよろしくお願いします!。
全集完備の学校とはうらやましいお話です。いやあ、私の学生時分には考え
られないですよそれは。そのうらやましい環境を存分にご活用を!。
「二つの愛」
う〜ん、これは良い!。感動的です。
タクやんが両腕を失う悲劇から、明さんの腕を借り寿司職人として鍛えて
おっかさんに念願の寿司を食べさせるまでになる喜び、もつかのま、今度
は明さんが交通事故で即死と急転直下にまた悲劇!。しかしBJの出番だ。
両腕を移植してよみがえるタクやんの寿司と、明さんの腕!。緩急にとんだ
ドラマチックなお話です。ええわ〜。
たまたま今晩のTV、NHKスペシャル「世紀を越えて 脳死移植」で移植医療
の最先端を特集していたのですが・・・。いやぁ驚きました!。
海外では、手首から先の移植や両腕の移植が何例も成功していて、手首を
移植した男性が、両手を使って靴ひもをしっかりと結ぶ様子が放映されてい
ました。ちゃんと神経もつながって、指も動けば、感覚も(元通りとはいか
ないまでも)取り戻せているそうです。
およそ25年前のBJの中では「世紀の手術」「極めて困難」「世界に前例
のない大手術」といわれた両腕の移植が、すでに現実のものとなっていたと
は!。医療技術の進歩にも驚きましたし、手塚先生の先見の明にもあらため
て恐れ入ったしだいです。
これは・・・、今の私はBJ劇中の「脳移植」など、完全に絵空事と思って
いましたが、25年後にはどうなっているか、わからなくなってきましたよ。
>[osamushi 7515] 薮内さんwrote:
>題名の二つの愛とは、どの愛とどの愛を言うんでしょうか。
明さん←→妻の律子さんの夫婦愛。
タクやん←→律子さんの、これか育まれるであろう新しい愛。
と、まずはストレートな答えでいかがでしょうか。
「BJ感想を述べる会」来週はキリの良い50話に突入ですね!。むふふ。
宮川です。
第49話 「二つの愛」 BJ感想
二人の男の背景に、それぞれの愛を描きながら不運にもめげず
生きる人の話し。その中で、BJの手術が光る。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、ページ割り、扉表紙、P4.5
(カラー).本文−P6〜8(カラー)。本文−P11〜30.(2色)。
ページ数、P25。発行日、74.11.18.
Takehisa Miyagawa