[osamushi 7479] BJ感想第47話
Date: Fri, 12 May 2000 00:32:17 +0900 (JST)

 虫媒花です。今日はBJ感想ばっか(笑)。

 「光る目」について:

 おがわさん&皆さん、新しく出た文庫の16巻に、この話収録されてます!

 イジメを受けている少年の目が光りだし、その目の不気味さを利用して、イ
ジメっ子である番長をおどかす・・・さて、この光る目の正体は?

 目の手術シーンはドッキリです。
 「目撃者」では、これほどグロに描かれなかった眼球が、今回は「ジョキ」
などと擬音まではいって切られて、ひええええ〜ん、痛そう〜!
麻酔で痛みはないはず、と思っても、わーん、見たくなかったよおー!

 ベントラー、ベントラーというのは、当時はやった、UFOに呼びかけると
きのご挨拶(?)です。誰が言い出したのか知らないけど、夜中に、浜辺とか
ビルの屋上のような見晴らしの良い場所に出て、何人かの人が外向きに手をつ
ないで円を作り、心で宇宙人をこう言って呼ぶんです。
 恥ずかしながら、私もやりました。全然UFO、来なかったけど(笑)。
 テレパシーの波長が、うまく近くを飛んでいる宇宙人さんと一致すると、姿
を見せに飛んできてくれるという話だったんですが・・・

 今にして考えると、「外向きに手をつなぐ」というのが、気がきいてました
ね。内側を向いてつないでいたら、お互いの顔が見えて、ププッ、と吹き出し
ちゃって、とてもマジにやっていられなかったでしょう。
 ベントラーって・・・懐かしいけど、やっぱり変な語感。

 でラストは、番長がSFマニアになってしまうという、ほのぼの系のオチが
ついています。このオチは、まーったく予測できなかったなあ。
 「ジョキ」が残酷だけど、割りといい話でした。

(((((§   K.Tajima
☆-@@-   《虫媒花》
・ 田島 加代子


[osamushi 7495] BJ第47話感想
Date: Tue, 16 May 2000 00:23:28 +0900

 みなさんこんばんは。金沢みやおです。

 ★wendyさん[7492]、黒男の絶望さん[7493]、shihoさん[7438]
 はじめまして、こちらこそよろしくお願いします。
 ごいっしょに手塚作品を楽しみましょう!。気が向けば、BJ感想文書きへ
 のご参加もひとつよろしく〜。

 「光る目」

 1960年のイギリス映画で「光る眼」というSF映画がありました。原作は、
 「トリフィドの日」のジョン・ウィンダム。地球侵略SFの古典です。
 小さな村の全員が失神するという怪事件があったのち、12人の子供が生まれ
 た。光る眼を持つ子供たちは、親の理解を超えた知能を示すが・・・?。
 というもの。また知ったかぶりですぅ、観てませ〜ん、すいませ〜ん。
 手塚先生も映画をご覧になったんでしょうね。

 虫媒花さん同様、私もまさかいじめられっこの鉄男くんが、番長とSFを通
 じて友達になる結末とは全く予想できませんでした。
 BJがうまく番長の関心を宇宙やSFに向けていてくれたおかげです。これ
 は実に心憎いBJの作戦勝ちでした。本を読む習慣のある番長で良かったー。
 ハッピーエンドで安心です。

 このエピソード、いわずもがなですが、手塚少年とバンカラ番長が、マンガ
 を通じて仲良くなる自伝的短編「ゴッドファーザーの息子」のSF版ですな。


[osamushi 7498] Re: BJ第47話感想
Date: Tue, 16 May 2000 13:52:32 +0900

星野です。

On Tue, 16 May 2000 00:23:28 +0900
金沢みやお さん wrote:

> 「光る目」
>
> 1960年のイギリス映画で「光る眼」というSF映画がありました。原作は、
> 「トリフィドの日」のジョン・ウィンダム。地球侵略SFの古典です。
> 小さな村の全員が失神するという怪事件があったのち、12人の子供が生まれ
> た。光る眼を持つ子供たちは、親の理解を超えた知能を示すが・・・?。

私は鑑賞していないのですが、1995年に、かのジョン カーペンターがリメイ
クしています。クリストファー・スーパーマン・リープと、マーク・スカイウォー
カー・ハミルが出ているそうです。
原作小説のタイトルは「呪われた村」。早川SF文庫で手に入ります。

--
星野 均


[osamushi 7503] Re: BJ第47話感想
Date: Thu, 18 May 2000 01:57:58 +0900

 みなさん今晩は。金沢みやおです。

>[osamushi 7498] 星野さん wrote:
>私は鑑賞していないのですが、1995年に、かのジョン カーペンターがリメイ
>クしています。クリストファー・スーパーマン・リープと、マーク・スカイウォー

 へえ〜、そうなんですか。それはみのがしていました。
 情報ありがとうございました。ビデオ屋さんに行ったら注意しておかねば。

 あの、ジョン・カーペンターですか。「ニューヨーク1997」を面白く観た
 おぼえがありますが、最近は何か撮ってましたっけ。
 ジョン・カーペンターと手塚先生と言えば、[osamushi 6817]のおがわさとし
 さんの投稿ですね。映画パロディ満載の「こじき姫ルンペネラ」で、ストリッ
 プ小屋に現われたぐちゃぐちゃの怪物が 「THING!」。邦題「遊星からの物体
 X」。カーペンター監督による、ねとねとぐろぐろモンスターホラーアクショ
 ン映画でした。
 手塚先生は、まめに映画を観ておられたんですね〜。


[osamushi 7513] BJ 第47話  感想
Date: Sat, 20 May 2000 01:56:33 +0900

薮内です。

第47話  「光る目」

扉絵の少年のとぼけたような「何とも言えない表情」
はまさに何とも言えません。(????)

昔もそう言えば「お金を脅し取る不良」がいましたが
名古屋のように5000万は不良の彼ら自身「ムチャクチャしとるのー」
と言うでしょうね。

ここに登場する番長を見ていると手塚先生の時代と
私たちの時代は四半世紀くらいの開きがあっても余り変わらない
気がしますが、私たちから四半世紀後を見るとあまりにも変化が
激しい気がします。
そう言えば○○によくおごらされたなーといっても「何百円」の世界
で、今となっては懐かしさすら覚えます。
いま、いじめの被害に遭っている子供はそんな気にはならないことが
悲しい世の中を想像させます。

この2人で宇宙人を呼べば答えてくれるかも知れませんね。
哲男と番長に乾杯!

 薮内 覚


[osamushi 7517] BJ  第 47 話 出演キャラリスト
Date: Sat, 20 May 2000 04:37:00 +0900

おがわです。

BJ 第47話 「光る目」 出演キャラリスト(出演順)

  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・哲男
  明石バンカラ・・・・・・・・・・・・番長
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・子分たち
  トッペイの母・・・・・・・・・・・・・哲男の母
  アトムの父・・・・・・・・・・・・・・哲男の父
  ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先生
  堀一康・・・・・・・・・・・・・・・・・校医
  勝新太郎・・・・・・・・・・・・・・・座頭市
  マグー・・・・・・・・・・・・・・・・・眼科医
  ブラック・ジャック・・・・・・・・・ブラック・ジャック

今回も分からないキャラ多し。
番長は、金沢さんも書いておられたように「ゴッドファーザーの息子」の
明石。エピソードそのものがこの作品をベースにしています。
哲男の両親は「バンパイヤ」のトッペイの母とアトムの父という変わった
組み合わせ。
校医の堀一康は前にも出てきましたが「百物語」の登場人物です。

「ベントラー」というのが当時はやっていたというのは、虫媒花さんの
メールではじめて知りました。
「うる星やつら」で、宇宙に帰ったラムちゃんを呼ぶのに「ベントラベントラ ス
ペースピープル」という変な呪文を唱えるんですが、あれがそう
だったんだなあ。元はなんなんでしょうねえ、これ。

「光る目」の映画はオリジナル版の方をビデオで見たことがあります。
緊迫感に充ちた傑作でしたよ。手塚先生は当然見ておられたと思い
ます。
カーペンター版はまだ見てないんですが、クリストファー・リーブが事故で
半身不随になってから出た映画ですよね。一度見てみたい。
最近のカーペンターでは「ヴァンパイヤ 最後の聖戦」がB級魂炸裂と
いう感じのなかなかよい作品です。平野耕太さんの「ヘルシング」に似た
設定の。最近の軟弱な吸血鬼ものにご不満の方は是非!

あまり手塚度ないな。
 
おがわさとし


[osamushi 7520] Re:BJ  第 47 話 出演キャラリスト
Date: Sat, 20 May 2000 09:13:52 +0900 (JST)

 虫媒花です。地球の男に飽きたところです(うそうそ)。

> おがわです。
> 「ベントラー」というのが当時はやっていたというのは、虫媒花さんの
> メールではじめて知りました。
> 「うる星やつら」で、宇宙に帰ったラムちゃんを呼ぶのに「ベントラベントラ ス
> ペースピープル」という変な呪文を唱えるんですが、あれがそう
> だったんだなあ。元はなんなんでしょうねえ、これ。

 先日さる人(出身地不明)がさるところで書いたものを読んだのですが、そ
の人はUFOを呼ぶのに「ピロン ピロン」と唱えたそうです。

 納豆ではないですが、地方によっていろいろとバージョンがありそうですね。

 私は「ベントラー」一辺倒でしたけど、ピロンでも良いなら、そりゃあ
ピロンと呼んでいましたよ(笑)。

 ちなみにTVの「ピロンの秘密」では、紙芝居のおじさんが、宇宙人の言葉
のマネ(タモリ語のようなものでしょう)で「ウナウナ ウナウナ」と言って
ました。この紙芝居のおじさんに、地球人のふりしたピロン王子がお世話にな
るんですよね。
 それで、ピロン(本物の宇宙人)が「ウナウナ」って何?って・・・(笑)
落語ですわね。

 「ボッコ・プッコ・ノッコー」と唱えた人もいたりして・・・? あはっ。

《虫媒花》
田島加代子


[osamushi 8342] BJ 第47話 感想
Date: Sun, 24 Sep 2000 13:15:21 +0900

宮川です。

第47話 「光る目」 BJ感想

SF好きの少年哲男は、番長にいじめられていた。ある日、緑内障にな
り、この病気でまれになる「光る目」になる。そして番長を脅す。
BJは哲男の本音を見抜き、番長へも手をまわしておく。
目の治った哲男は、番長にまたいじめられると思ったが、BJの手まわし
がきいたのか、番長はSF好きになっていて、哲男と仲良しになる。

ひと昔の「いじめ」と現在の「いじめ」の内容が違いますが・・・。

少年の頃、SFとか好きでUFOとかも信じていた子供が私のまわりにも
いました。私も「もし・・・」ということでUFOとかをテレビ特集で見ていまし
た。宇宙の「謎」とかは、この話しの冒頭にあるように興味をそそられるも
のですね。

<補足>

・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、変更なし。

・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P20。
 ページ割り、扉表紙、P75.本文−P76〜P94。
 発行日、74.11.04.

Takehisa Miyagawa


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