田島虫媒花です。
「その子を殺すな!」について:
この話は読み返したくなかった。感想も書きた
くなかった(書いてますが)。
このMLには、妊婦さんはそうおられないと思い
ますが、妊婦さんでまだこの話を読んでいらっしゃら
ないかたがいたら、これ幸いにして、読むのは
おやめになったほうがよろしいかと存じます。
妊娠は9か月も続くので、体調も気分もいろいろに
変化します。変な妄想や強迫観念にとりつかれたり、
落ち込んだりすることが、一度や二度は必ずある。
まだ妊娠経験のない女性のかた。これを見て、不安
になられることとお察ししますが、この漫画のシーンは
一刻も早く脳裏から消し去る努力をなさってください。
「殺す」の「殺せ」のと、何回も言うBJも、ほんとに
いやだわ。
心霊手術は昔TVで見ました。そのときは本気にして
しまい、「人生って捨てたものじゃない」となぜか思い
ました。奇跡を目にして、生きてて良かったと感じたの
かな?
田島加代子(虫媒花)Chuubaika
おがわです。
BJ 第21話 「その子を殺すな!」 出演キャラリスト(出演順)
イボリロ・・・・・・・・・・・・・・・・・ハリ・アドラ
オッサン・・・・・・・・・・・・・・・・患者
一塁万里・・・・・・・・・・・・・・・TVレポーター
ノールス・ヌケトール・・・・・・・「週間秘密」編集長
ノラキュラ・・・・・・・・・・・・・・・・「週間秘密」記者
鹿子木・・・・・・・・・・・・・・・・・・「週間秘密」記者
永井豪・・・・・・・・・・・・・・・・・・「週間秘密」記者
一銭ハゲ・・・・・・・・・・・・・・・・ホテルのボーイ
ブラック・ジャック・・・・・・・・・・ブラック・ジャック
堀一康・・・・・・・・・・・・・・・・・・医者
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母親
イボリロは「海のトリトン」のポセイドンの息子。
一塁万里と堀一康は「百物語」の登場人物。
ノラキュラは「ミクロイドS]のマナブの先生ですね。
「週間秘密」の二人の記者は「サンダーマスク」の登場人物。
背の低い方はもちろん永井豪先生で、大きい方は「サンダーマスク」では
「少年ヨンデー」の鹿子木記者として出てきます。
おそらく少年サンデーの担当記者なのでしょうが、サンデーの記者が
チャンピオンの「ブラック・ジャック」なんかに出演してていいのか?
ストーリーはチューバッカさんもとい虫媒花さんが書いておられるように
後味の悪いもので、あまり好きではないですね。
後味が悪いこと自体は欠点ではないと思うけど、それだけの物語的な
必然性が感じられないように思います。
あと、この作品を読んでいたおかげで××○×さんのベストセラー小説
「××××○」のネタ(の一つ)は途中で分かってしまった。
××○×さんもこの作品を読んでいたのかな。
おがわさとし
星野です
On Thu, 17 Feb 2000 21:15:28 +0900
おがわさん wrote:
>背の低い方はもちろん永井豪先生で、大きい方は「サンダーマスク」では
>「少年ヨンデー」の鹿子木記者として出てきます。
>おそらく少年サンデーの担当記者なのでしょうが、サンデーの記者が
>チャンピオンの「ブラック・ジャック」なんかに出演してていいのか?
私の持っている、虫コミック版の「サンダーマスク」(じつはこれしか持って
いなくて、そろそろ紙が酸化してボロボロ)では、「少年サンデー」になって
います。物語で重要な役割を演じるバイブルが礎石となっている、小学館はど
のようになっているのでしょうか?
# テレビ版のサンダーマスク、監督、脚本がすごいですね。
# 上原正三に本多猪四郎
カノコギ記者は永井豪氏の「あにまるケダマン」にもたくさん登場しています。
--
HOSHINO Hitoshi
おがわです。
星野さん wrote:
>私の持っている、虫コミック版の「サンダーマスク」(じつはこれしか持って
>いなくて、そろそろ紙が酸化してボロボロ)では、「少年サンデー」になって
>います。物語で重要な役割を演じるバイブルが礎石となっている、小学館はど
>のようになっているのでしょうか?
あ、そうなんですか!
全集版では「大学館」の「少年ヨンデー」です。
講談社で「小学館」というわけにはいかなかったのでしょうね。
># テレビ版のサンダーマスク、監督、脚本がすごいですね。
># 上原正三に本多猪四郎
知らなかった。そんな偉い人が作っていたのか!
テレビ版なめてましたよ。
何回か見てると思うんだけど、ぜんぜん覚えてないなあ。
>カノコギ記者は永井豪氏の「あにまるケダマン」にもたくさん登場しています。
これも知りませんでした。一度見てみます。
情報ありがとうございます。
おがわさとし
薮内です。
ngtさんのHPには載っていませんが、21話には当然ながら
セリフの書き換えがあります。
チャンコミは有りませんのでわかりませんが、全集と初出は
違います。
なんでこの言葉の下が空いているんだろうと思えるところです。
田島虫媒花書きました。
> この話は読み返したくなかった。感想も書きた
> くなかった(書いてますが)。
> 妊娠は9か月も続くので、体調も気分もいろいろに
> 変化します。変な妄想や強迫観念にとりつかれたり、
> 落ち込んだりすることが、一度や二度は必ずある。
> まだ妊娠経験のない女性のかた。これを見て、不安
> になられることとお察ししますが、この漫画のシーンは
> 一刻も早く脳裏から消し去る努力をなさってください。
確かにまだ子供をお持ちでない方には不要な心配を
与えるようなストーリーです。
でも、手塚先生はどんな気持ちでこれを書かれたのでしょう。
正しいかどうかは別として、このストーリーを見た担当者は
最後のページのハシラにこう書いています。
「畸形として生かすことより、死をえらばせるB・ジャック!!
それが現代の人間性ではないか。」
「子供は?」という母親に対して「死んでいました。」と嘘をついた
BJは責めるべきなのでしょうか、うそも方便と許されるのでしょうか。
白石さん、この21話「その子を殺すな!」について、
是非貴方のご意見・感想を書いてください。
お待ちしています。
薮内 覚
みなさんこんばんは。ひきつづき仕事が追い込み状態で,日曜しか書き物が
できない金沢です。あう〜仕事の先が見えんな〜。さて,
「その子を殺すな!」
うむ。これはショッキングでした。無頭児を描いた大きなコマは,ビジュアル
的にインパクトが強く,読み直しで最初のページを見たとたんに,あの絵の記憶
がよみがえりましたね。カエル?,遮光土偶?,ET?,日野日出志!?。
さらに,「心霊手術」「超能力者」とハデなネタを投入したものだから,そちら
の道具立てに目を奪われて,物語にじっくり感動する,ようなお話ではありませ
んでした。
今回は,読者を感動させるつもりはなく,読者を驚かせようとの狙いだったので
しょうか。それなら狙いは大成功!。年少の読者には例の絵がトラウマになった
人もいたりして・・・。
ハリ・アドラの超能力はもの凄いが,コッペパンを切らずに中に名刺を埋め込ん
だ「週刊秘密」鹿子木記者の超能力も凄いぞ!ミスター・マリックなみのパワー
はあるぞ!。不思議雑誌の編集などをしている場合じゃないぞ,鹿子木記者!。
ところで5ページ目。「患者はどこです」といいながらBJと病院の医師が二人
で歩く後ろ姿を描いた小さなコマで,BJが珍しく「古典的な手塚歩き」をして
いますね。左ひざは踏み込んでぐっと曲げ,右足は地面と水平になるまで振り上
げる,あの歩き方!。シリアスな中に,ほっと力の抜けるひとコマでした。
金沢みやお
こーすけ@感想再開です
第21話「その子を殺すな」の感想です。
このハリ・アドラってどう見てもBJより神業(というか、ほんとに神
のわざ・・・^^;;)ですよねぇ。明らかにBJよりも優れているよ
うに見えます。今回は偶然、生まれた子が無頭児だったから良かったも
のの、普通の難しいオペならBJは負けてたでしょう。
ま、話の本題はそういう事じゃなくて、善悪の線引きはそんなに簡単な
もんじゃない、みたいな事をほのめかしたいんだとは思いますが・・・
ところで、患者の診察を手術室(しかも、既に手術の準備が整っている)
でやっていますが、普通はあんな所でやらないですよね。手袋とかもそ
の場でつけてるし、、、、
あと、ハリ・アドラはいつもあの格好で動き回ってるの??さぞ、人目
をひくことでしょう(笑)
Kousuke Nishimura(西村 浩輔)
宮川です。 BJ 第21話 「その子を殺すな!」 感想。
はじめに、ハリ・アドラの心霊手術ですが、この話しが掲載された頃
だったのかは忘れましたが、テレビ番組で同じような人が出ていま
した。これを一つのヒントに先生はされたのでしょうか?
本題のテーマですが、生まれてくる子供「無頭児」の本当の幸福は
生かすのかどうかというところです。BJ VS アドラの結果はラスト
のとおりです。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、内容変更なし。
・週間チャンピオン連載時の刷り色、藍一色。ページ数、P16。
ページ割り、扉表紙、P109.本文−P110〜124。
発行日、74.4.29。
・週間チャンピオンの次回連載時は、先生急病の為一週休載との
記事がありました。その為、BJは12話「奇形嚢腫」を再録掲載
されました。
Takehisa Miyagawa