おがわです。
今回は地味に。
BJ 第18話 「二度死んだ少年」 出演キャラクターリスト(出演順)
ケン一・・・・・・・・・・・・・・・・少年
ノタアリン・・・・・・・・・・・・・・医師
丸首ブーン・・・・・・・・・・・・ハリー警部
ゴア・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲーブル教授
ラムネ・・・・・・・・・・・・・・・・ホテルのボーイ
カルピス・・・・・・・・・・・・・・ホテルのボーイ
ブタモマケル・・・・・・・・・・・裁判長
アセチレン・ランプ・・・・・・陪審員
天下太平・・・・・・・・・・・・・陪審員
ハム・エッグ・・・・・・・・・・・陪審員
レオ・・・・・・・・・・・・・・・・・陪審員(?)
クチャクチャ・・・・・・・・・・・陪審員(?)
オッサン・・・・・・・・・・・・・・教誨師
レッド公・・・・・・・・・・・・・・死刑執行の立会人
キャスティング的には、まず万年優等生のケン一君に殺人犯の死刑囚
を演らせたところがかなりショッキングですね。
世代によると思うんですが、けっこう僕くらいの世代だと、ケン一嫌いと
いうのは多いと思う。僕も昔はケン一君あまり好きじゃなかったですね。
あまりに優等生的で、その分どこか無神経で。
最近はケン一君にはケン一君のよさがあると思いはじめましたが。
ゲーブル教授はとんでもない人が演じてるけど、子供好きだし、案外
医者に向いてるかも。
クチャクチャは「ガムガムパンチ」に出てくるガムのくにからきた何かで
す。アメリカではライオンやガムに陪審員やらせるのか?
おがわさとし
田島@虫媒花です。
おがわさん;
> ゲーブル教授はとんでもない人が演じてるけど、子供好きだし、案外
> 医者に向いてるかも。
巻き毛がひつこいゴア様素敵。
ダブルのスーツが似合うわー。
話的には短い中によくまとまっていてテーマも明確。すごくうまい。
京都伏見の小学生殺人のてるくはのる(らしい人)も投身自殺みたい
ですが、生命がとりとめられていたら、ぜひ裁判を受けて、
真実を確認した上で、刑に服してほしかったです。
田島加代子(虫媒花)Chuubaika
みなさんこんばんは。晩酌後の金沢みやおです。
「二度死んだ少年」
読みどころは,BJの金権体質を面と向かって非難したゲーブル医師を,手術
合戦?でやりこめる痛快な所が一つ。ま,ゲーブル医師も権威と名誉大事の
ヤな男ではあります。手術シーンが長いページにわたります。
それとラスト,少年の死刑判決が出た裁判所で思わず大声を上げるBJのセリフ。
ゲーブル医師とのやりとりからのなりゆき上ではあれ,自分が救った少年の命が
やすやすと再び失われる事には,がまんがならなかったBJ。
BJは,自殺者には結構冷淡のようだけれども,生きている者,生き続ける意志
のある者は,手段を選ばずに生かし続けようとします。
あっさり死刑判決が出て腹に据えかねたようです。
少年が親殺しをしたいきさつが全然語られないので,単純な私としては少年に
肩入れしたものかどうかちょっと困ります。
酒を飲んでは,少年の母や弟妹に暴力をふるい,少年のわずかな稼ぎを巻き上げ
てはギャンブルでスってくる,どうしようもないゴクツブシ親父を,辛抱に辛抱
を重ねたあげく手をかけたのか。
あるいは逆に,病身をおして辛うじて稼いでいる親父にたかりまくったあげく,
ストリートギャング仲間への見えから,冷酷残忍なコロシを行ったのか。
配役がケン一少年である所を見ると,まぁ前者なんでしょう。たぶん。
もっとも仮にどちらであったとしても,BJは助けたでしょうけれどもね。
あっ,あげあしとりにピッタリの間違い発見!。
ふたコマ目。ビル壁の鉄階段が変!。これでは階段をおりるほどビル壁から離れ
てしまいます。こんな階段はないでしょう。原稿のチェックでひっかからなかっ
たのかな〜。
これは変 こうでしょう
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こーすけ@ごぶさたいたしておりました
やっと忙しい日々が終わり(ほとんど遊びの日々>要するに金が底をつ
いたわけです)、ML復帰です。
既に29話まで進んでいるのに、18話から失礼します。
第18話「二度死んだ少年」の感想です。
この話もだいぶ昔(中学生頃?)に読んだ記憶があります。いい話です
ねぇ。ただ、少年が本当に死んでしまうのが残念なところですが。ゲー
ブル氏の存在もいまいちよく分からないところですが、結局BJは手術
してしまうんですよね。思うに、少年が助けたかっただけで、ゲーブル
氏はどうでも良かったのではないのかな?
さて、階段の件が指摘されていましたが、確かに。あやうく目の錯覚に
だまされるところでした(笑)でも、
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右図の可能性もなきにしもあらず、かも。だとすると、このビルを設計
した人はなかなか斬新ですね(^^;)螺旋階段もどき!
Kousuke Nishimura(西村 浩輔)
宮川です。 BJ 第18話 「二度死んだ少年」 感想。
ここでも正義とは何かという事が問われているように思います。
名誉とか権威に対する表現は、ゲーブル教授というキャラを動かし
てます。P206.7コマ目からのBJの台詞は、人間としてよく考えて
みなければならない言葉だと思いました。
戦後、東条英機は自殺をはかったが、アメリカ軍の手術により
命をとりとめます。しかし、東京裁判により絞首刑となりました。
この件についても何か似たようなところがあるように思いました。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、内容変更あり。
P202.7コマ目、台詞の変更。
・週刊チャンピオン連載時の刷り色は、墨一色。ページ数、P23。
ページ割りは、本文−P51.52.扉−P53.本文−P54〜73。
発行日、74.4.8。
Takehisa Miyagawa