おがわです。
BJ 第100話 「古和医院」 出演キャラクターリスト(出演順)
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツユ子
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツユ子の母
アフィル・・・・・・・・・・・・・バスの乗客
ブラック・ジャック・・・・・・ブラック・ジャック
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・古和井可仁
ミッツン・・・・・・・・・・・・・・看護婦
ツユ子は「日野日出志のマンガかと思った」なんて言われてるくらいだ
からこの作品用のオリジナルでしょう。
バスの乗客の中に、「ロストワールド」の名悪役アフィルがいます。
患者の中にも怪しいのが何人かいますが、ちょっと分かりませんでし
た。
古和井可仁先生も、おそらくBJ用のオリジナルキャラクターだと思うの
ですが、そうとは思えないほど表情豊かで、描き慣れた感じがします。
名キャラクターですね。モデルがいるのかな。それとも僕の見落とし?
「こはいかに」という名前も味があります。
あとミッツンも彼女としては大役です。これだけ表情豊かなミッツンは
他では見られないので、ミッツンファンは要チェックだ!(いるのか?)
ビックルさん wrote:
>この話では、じいさんが主人公かな。最初は生活のために医者をしていたが、その
内
>人のために働く喜びを知って仕事をするようになった。。。と解釈してます。
そういう感じですね。
戦争中に軍医の手伝いか見習いをしていて、そのときに応急処置の知
識を身につけた、とか。それで引き上げてきて食えない時期に医者の
真似事をして感謝されたのがやみつきになったとか。
>ちなみに関西在住の高知人です。
僕は京都人です。
そういうたら前にこのMLで関西弁流行ったことありましたなあ。
虫媒花さんが関西弁で書いてゆうてリクエストしはって。
おがわさとし
どーもです。なぜか関西弁の好きな東京人虫媒花でーす。
皆様こんばんは。
いよいよ記念すべき100回ですねー。
♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪ ぱんぱかぱーんっ!
私が今までの話の中で一番印象的だったのは、第56話「ふたりの
黒い医者」です。
キリコの主張、非情な結末。
掲載誌少年チャンピオンは少年誌なのに、生命や人生を考えさせること、
まるで青年誌の漫画。
虫媒花が思う「BJらしいBJ」が最も表現されていた回でした。
さて今回の「古和医院」;
タイトル「こわ医院」。これは「怖い医院」のシャレだと思い
ます。たしかに古和先生の治療は恐怖ですねー。BJが口を出さなきゃ
ツユ子の命はなかった・・・病状が急に悪化して、あせりまくる
古和先生の演技は、表情豊かでとっても面白いんですが、自分が
病気で入院してるとき、主治医にこういう態度をとられてご覧なさい。
怖いですよー。これは怖いですよー。
聞いた話なんですが、どんなことがあってもお医者様はパニクって
はいけないそうです。
パニクっている医師を見た患者が、もっとパニクってしまい、
心臓が早鐘のように打つは、血圧が急上昇するはで、助かるものも
助からなくなってしまうから。
名医はどこかボーッとした態度で「おやおや、血が出てきたかなあ?
輸血の準備をしといたほうがいいかもしれませんねえ」なーんて言って、
はたから見たら「大丈夫かな」と思われるくらいのスローテンポなもの
なんだそうです。(← ほんとにそうかどうかは知りません)
ただ、このあわてふためきかたで、古和先生が善人だということが
わかりますよね。
一年後、医学生となった古和先生。可愛い帽子にもご注目です。
(今どきの大学生って、帽子をかぶるのは応援団くらいでしょ?)
素直に自分の非を認め、高齢なのに大学からやり直そうとする古和
先生。立派!
・・・だけど、村はその間どうなっているのかな? 無医村に逆
もどり?
虫媒花
こんにちは。B・J感想会は初参加のなつきです。
え〜、今まで参加のチャンスを測りあぐねてたのですが
第100話ということで思い切って参加してみようかと
思いたった次第。宜しくお願いします。
いえ、でもこの話好きなんです、大好きなんですっ。
B・Jは色々な医者に出会います。それはもうピンからキリまで。
もちろん中にはどうしようもないのも居て、B・Jに失望させたりする訳ですが、
もし相手の力量、信念、人柄に素晴らしいものを見たとき、
心から惜しみない尊敬を送れる人だと思うのです。B・Jは。
彼が敬服した医者というと、本間先生・椎竹先生・チン・キ博士etc etc・・・・。
皆人格は勿論ですが、まず技術が素晴らしいという人ばかりです。
でも、この「古和医院」に出てくる古和先生は、
善い人には違いないけど、B・Jが感心するような技術は全く持ってません。
B・Jがチャッチャとやってしまうような手術にも、「一世一代の大手術」と
言ってしまう気の善いただのじいさんです。
それでも彼はB・Jに「わたしはね 先生に ほれこんだんですよ・・・」と
すら言わせてしまう。すごいです。
その理由を彼はこう言ってます。
「だが先生 あなたはごりっぱです。 こんな無医村で
三十年も医者をやって あれだけ村人の尊敬を受けているんだ。」
同じ医者(しかもモグリというところまで一緒)として、彼は古和先生に
一つの理想を見たのだと思います。それも、技術の有るなしを超越したそれを。
そしてそれはまた、ラストで「五十の手習いですわ」という古和先生の
爽やかな謙遜さにも現れてるのではないか、と。
B・Jと老医師の、そんな暖かい物語を、間に少女の手術をはさんで
ノンストップで見せる(魅せる?)手塚先生の構成、
ホント凄いです。素晴らしいです。
「B・J」って、話によってかなりカラーの違いが出てると思うのですが、
この話は、ほのぼの系統の話として、結構好きな話のひとつです。
さらに、古和先生も、↑で書きましたように「技術は無いけどB・Jに敬服された」
稀有な医者として、ファンの間で記憶にとどめるべきかと・・・(笑)
それでは。ちょっとよく分からない感想ですみません。
なつきでした。
なつき