おがわです。
ブラック・ジャック 第10話 「鬼子母神の息子」出演キャラクターリスト
(出演順)
四部垣・・・・・・・・・・・・・・・いじめっ子
アトム・・・・・・・・・・・・・・・・伊佐夫
美井ナス先生・・・・・・・・・誘拐団首領
ミッツン・・・・・・・・・・・・・・家政婦
ドジエモン・・・・・・・・・・・・誘拐団員
カオー・セッケン・・・・・・・誘拐団員
スカンク草井・・・・・・・・・・誘拐団員
ブラック・ジャック・・・・・・・ブラック・ジャック
下田警部・・・・・・・・・・・・・下田(しもだ)警部
あまりに性格が違うので、他人の空似かと思いましたが、どうもこの「ア
ネゴ」、「どろんこ先生」のマドンナ、美井ナス先生のように思えます。
(髪にトーンを貼っていないことがややネックですが。)
「ブラック・ジャック」のキャスティングにはいくつかのパターンがあって、
単に役とキャラクターのイメージがあっているという場合もあるし、さらに
元作品のストーリーにもからめて選んでいる場合もあります。(前回の
ジェラルミンとナイロンがその例)
ところがそれと別に、元の役とかけ離れた役や、スターキャラクターな
ら、今までにやったことがない役をあえて当てる、という例も少なからず
あるのです。今回がその一例ではないかと思うのですが、どうでしょう。
美井ナス先生は、同じ「ブラック・ジャック」の第180話「土砂降り」にも離
島の校医として出演していて、こちらは元のイメージに近いです。
スカンク草井以下、子分たちは昔からの悪役キャラ。
下田警部もいつもの役どころですが、わざわざ「しもだけいぶ」とルビが
うってあるのには笑った。なんでやねん。
あと、なんといっても、アトムの出演がこの作品の目玉ですけど、四部垣
の友情(?)出演もうれしいですね。
おがわさとし
野口@飯能です。チャンコミ 1巻また買おうかなあ。
2000.1.6 3:36 AM +0900に <おがわさとし> さんが書きました。
> ブラック・ジャック 第10話 「鬼子母神の息子」出演キャラクターリスト
> アトム・・・・・・・・・・・・・・・・伊佐夫
ああ、これこれ。アトムが伊佐夫の話!!
#でもストーリー全然違った。(-"- )こんな話まるっきり覚えて無い。
#人間の記憶なんて、いかにいいかげんか、思い知らされた感じ…。
同名のいさお君σ(^_^;)としては、アトムが演じてくれたことが、非常に
うれしくて、なんか都合のいい話とくっつけて記憶しちゃったようです。
#虫プロ入社のはたち頃、草創メンバーの一人である野川春子お姉様など
に「アトムちゃん」なんて呼ばれたことあるし。(…コッパズカシィ)
これって発表が昭和49年1月ってぇことは、僕が大都社で「奇子」をまとめ
て(上巻=S48.12/下巻=S49.1発行)手塚先生とのひさしぶりで最後の仕事
をして、以後漫画出版界から永遠に足を洗った時期と、微妙に重なってい
るんですよねえ。(~-~)←遠い目
「いさお」なんて名前(勲・功)第二次大戦中に生まれた僕の世代にゃ掃
いて捨てるほどいるけれど、戦後生まれではあまり聞いたことないし…。
#なんか、先生からのメッセージ感じちゃってもおかしくないような…。
#ま、もちろん、思い過ごし…と、承知の上の言葉ですけど。(^-^ゝ
と、しても…あんまり面白い話じゃありませんねえ。これ。(苦笑)
同じ鬼子母神をモチーフにした名作「白骨船長」と競べちゃかわいそうだ
けど、プロットだけで人物造型にふくらみが無いし。
子供をさらって指を切って送りつけるなんて、残虐無比極悪非道の行いで、
この首領、美人だけど救いようがないじゃありませんか。
#後のフィリピンの商社マン誘拐事件の背後にいるらしい赤軍派かなんか
の関係者は、この漫画を読んでたのか?<指の件
外面如菩薩内心如夜叉。女首領の整形後の顔との対比を描きたかったのか
なあ? 獅子身中の可愛いわが子に刺されても仕方がないような…。
#いかんいかん、また勝手なこと想像しようとしてる。\(_ _;)
> 美井ナス先生・・・・・・・・・誘拐団首領
> あまりに性格が違うので、他人の空似かと思いましたが、どうもこの「ア
> ネゴ」、「どろんこ先生」のマドンナ、美井ナス先生のように思えます。
> (髪にトーンを貼っていないことがややネックですが。)
「どろんこ先生」のほうが後の作品ですから、これは「地球を呑む」の
ゼフィルスと思った方がいいんじゃないでしょうか?(髪型違うけど)
手塚治虫後期の典型的美人キャラだと思います。(美の女神なのかなあ…
…整形後はヘック・ベンに似てるけど)
余計なことばかり書きそうなので、とりあえずこのへんで。
おがわです。
野口さん wrote:
>> 美井ナス先生・・・・・・・・・誘拐団首領
>
>> あまりに性格が違うので、他人の空似かと思いましたが、どうもこの「ア
>> ネゴ」、「どろんこ先生」のマドンナ、美井ナス先生のように思えます。
>> (髪にトーンを貼っていないことがややネックですが。)
>
>「どろんこ先生」のほうが後の作品ですから、これは「地球を呑む」の
>ゼフィルスと思った方がいいんじゃないでしょうか?(髪型違うけど)
>手塚治虫後期の典型的美人キャラだと思います。(美の女神なのかなあ…
>…整形後はヘック・ベンに似てるけど)
しまった。
倉田わたるさんの「総目録」で調べたら、「鬼子母神の息子」の掲載が
74年1月28日、2月4日、「どろんこ先生」の連載開始が76年1月4日だ
から、「鬼子母神の息子」に「どろんこ先生」の美井ナス先生が出ている
わけないですね。なるほど、時刻表トリックだったか。(ちがう)
ちなみに「土砂降り」の方は77年なので、こっちは美井ナス先生と考え
ていいようです。
イメージ的にはやっぱりゼフィルスですね。でも女性キャラクターは髪型
が変わると区別がつかない。整形後がヘック・ベン、というのはたしかに
似てるなあ。
アトムの「伊佐夫」という名前は、妙に凝った名前なので、僕も誰かモデ
ルのある名前なのかな、と思いました。
そっか、野口さんですか、これ。とすると、いさおを育てながら、最後に
いさおに刺されてしまった母親とは?(笑)
おがわさとし
こにしです。
Isao Noguchi さんは書きました:
>#虫プロ入社のはたち頃、草創メンバーの一人である野川春子お姉様など
> に「アトムちゃん」なんて呼ばれたことあるし。(…コッパズカシィ)
どうして「アトムちゃん」なんですか(^^)
鉄腕アトムクラブの編集担当からですか?
で、感想ですが(^^)
まず、伊佐男が「ぼく、アトムなら人さらいをやっつけちゃうのにな!」と
アトムのポーズで言うコマが気に入ってます!
で、伊佐男のお母さんが、子守唄と共に悪の顔になるのも印象的。
この子守唄は手塚先生の作詞か、ひょっとして手塚先生のお母様が
子供の頃歌ってくれたものなのか、どちらにしても、とても効果的でいいですね。
悪の顔になった母親が、椅子にふんずりかえって鼻からタバコの煙を出すのに
自分の子供の話しになると、顔がやさしくなる、この切り替えのうまさが
かえって悪女って感じでいいです。
重箱の隅を突付くと・・・
この家庭は父親の匂いがしないんですけど
母子家庭なんですかねえ。それとも”南米帰りの母親の父”がいるのか?
お手伝いさんが母親に帰宅のあいさつをしにくるところをみると
母親と伊佐男の二人暮らしのような気がするんですけど・・・
逮捕された母親がいなくなった後、伊佐男は誰が面倒を見るんだろうか?
少し心配です(笑)
BJの手術が終わり母親の包帯の隙間からみえる目は、
包帯をはずした時の醜い顔と、どうみても違うような気もします。
それと、ラストのページの3コマ目の母親のアップと7コマ目の連行される母親
の髪の毛の流れが逆になってるんですけど・・・
風になびいてるんでしょうかね(笑)
こにしあきら
野口@飯能です。
「アトムちゃん」で、ゆうべっから考え込んじゃってまして…。(^^)
2000.1.6 11:56 PM +0900に <Akira Konishi> さんが書きました。
>>#虫プロ入社のはたち頃、草創メンバーの一人である野川春子お姉様など
>> に「アトムちゃん」なんて呼ばれたことあるし。(…コッパズカシィ)
> どうして「アトムちゃん」なんですか(^^)
> 鉄腕アトムクラブの編集担当からですか?
いや、みんな「アトムクラブ」の編集仲間ですから。(^-^)
で、言われた時の表情なんか思い出すと、確信がなくて、なんとなく間合いを
測りながら言ってるというか…「アトムちゃん」と呼び掛けた時の僕の反応を
探ってるというか、そんな感じなんですが…二、三回、あったんですよね。
当時の僕は「目がやたら大きい」(大学時代の新聞仲間、今はフジTV報道局
長のOなどには「バカ目」と言われていたσ(^_^;))せいかと思って、しかし
いくらなんでも…と、ハァ? というような対応しかしなかったんですが。
で、ここから僕の推測まじりの長文が始まります。
小西さんも御存じの通り「アトムクラブ」は、S39.8月が創刊号ですけれど、
手塚先生の自筆の漫画って、39年一杯で、40年からは北野英明さんの代筆だった
わけです。僕はこれを、徹夜原稿取り用員がいなくて、僕という若手独身者が
入社したから、先生の自筆が復活したのかと、今の今まで思っていたのですが、
もしかして、編集部の都合じゃなくて、手塚社長の方針変更だったんじゃない
か…と、思ったわけです。
以前書いたように、僕は入社のその日(たしかS40.3.25)に先生に紹介され、
すぐその晩から校条さんに代わって手塚邸に泊まり込んだわけですが、これ
は「ボクのまんが記」原稿取りのためでした。
#余談ですが、この25日前後っていうのは、翌月7日に発売を控えた月刊誌に
とって、修羅場の真っ最中でして、山崎編集長に「校条君がせっかく取って
くれた順番を他社に譲り渡すんじゃない!」と厳命された僕は、仰せ通り、
「アトムクラブの順番は譲れない」とがんばっていたわけなんですが、そこ
に登場した恐ろしげな編集長に、胸ぐら掴まれて廊下に連れ出され、
「お前んとこは社内原稿じゃないか。冒険王に譲れ。文句があるなら山崎に
電話して阿久津が(おがわさとしさん、お待たせしました=[osamushi 6456])
こう言ってると伝えろ!」ってんで、不承不承、編集長に電話すると、元々
秋田あがりの山崎氏「阿久津さんじゃしょうがない。譲ってやれ」ってんで
それから長ーーい、原稿待ち生活が始まったわけなんですが、まさかこれも
僕に試練を与えんがための出来レースだったんじゃあるまいな?(相当疑心
暗鬼になっている)
何日か泊まり込んで、朝はタイムレコーダ押して、出版部で平井和正氏のSF
担当して山本耀也氏の絵組から挿絵受け取り、レイアウト、送稿。校正などの
デスクワークして、夜になると校条さんと交替して手塚番。先生が寝るのを待
って、タイムカード押して煎餅布団にくるまる。という日々を過ごし、「まん
が記」上がってホッとしたとたんに急性虫垂炎(盲腸デスネ)で入院、手術。
治って翌 S40.6月号から当然のように手塚先生の自筆「アトム」が再開され、
「まんが記」と二本担当した僕は、以後一ヶ月の20日以上を手塚邸に泊まり、
「漫画部の人はもう帰っていいです」と先生に帰されても、僕に帰っていいと
言ってくれる人は誰もいず、他社の編集がいなくなっても独り残り、先生が起
きて仕事している限り同じ部屋にいて、電話番やらファンレターの返事書き、
「一時間だけ眠らせてください。一時間たったら起こしてください」と言われ
りゃ眠い目こすりながら時計とにらめっこ。「先生!」と呼ぶと「ふぁーい」
と二階から降りてきてまたペンを走らせる。というわけで先生の監視役。また
日曜祭日は訪ねて来るファンとの応対係…とまあこんな状態が以後二年間続く
わけなんですが…、
(前置きがやたら長かったけれど)そこで! 僕が担当した最初の「アトム」
ってのが、後に「盗まれたアトム」というタイトルが付く大人(といっても
18才だけど)の身体と交換する話なんですけれど、これをゆうべつくづく見
ていて、ふと思ったのは、
「この、最初に大人のウランと二人でアトム家の玄関を訪れた大人のアトム
の服装って、当時の僕と同じじゃないのか?」って疑問だったんですよ。
当時はたちの僕は、成人式で新しい背広上下を作ったけれど、それはあくまで
よそゆきで、普段は大学の時の制服だった紺の上下を着通していることが多か
った。ネクタイも赤黒い一本しか持ってなかったし。この格好が、初めて漫画
の中の大人のアトムの姿にダブって見えたんですね。たしか最初に手塚先生に
お目にかかった時は、確実にこんな格好だったはずだ、と。
で思ったのは、もしや先生は、僕が担当をするとわかってから「アトムクラブ」
は代筆で行くという当初の方針を覆し、自筆のアトムを再開したんじゃないか。
僕の出現が、もしかして手塚治虫の創造意欲を刺激したんじゃないのか? と。
前言翻して「僕が描きます」と言い出し、編集長や右腕の野川女史などに「何故
突然?」という疑問を持たせたんじゃないか。編集長としては雑誌の格が上がる
から歓迎できることだけれど、一番古手で「手塚治虫とツーカーの仲」を自称し
ている野川女史には、もしかして「強敵出現」と、感じたんじゃなかろうか?
で、出来上がった原稿のアトムが、僕の姿にダブって見えたから、感の鋭い
女史は、もしや先生は、野口にそうした経緯(このモデルは君だよという言葉
を含めて)を話しているんじゃないか?と疑っての「アトムちゃん」呼ばわりで
はなかったか。と、思ったんですけれど…どうですかねえ、この推理。
今晩は。金沢みやおです。
「鬼子母神の息子」
キメのひとコマはやはり「整形後のママの鬼面」でしょう。
この顔は読み直すまでもなくおぼえていました。印象強〜い。
「顔」がポイントだと暗示しているのか,冒頭,伊佐男は「ひとさらいって
こんな顔?」と,顔マネをして見せる。二コマ目のは,永井豪か,みなもと
太郎のキャラみたいだが,ヒトコマ目のクシャおじさんみたいな顔は,いっ
たいなに?。
伊佐男の将来を案じたBJは,鬼子母神の話を説いて聞かせつつ,女首領の
顔を,いかにもな悪人づらに整形する。おかげで伊佐男は,首領がママである
とは知らずに済んだ。
BJには,この急患の女が誘拐団の首領であり,女には子供があり,連中の
逮捕は時間の問題であると分かっていたのだ。
さて,ここで当然のつっこみを。みなさんご一緒に。
「BJ,あんたはなんでそんなコト知っとるねん!?」
>[osamushi 6452] Chieko Watanabeさん
>金沢さんの感想を読んで「今からでもOKなんだ!」と
>思いメールを書く私です。
それはもう何話からでも大OK!。ですよねっ?>おがわさん,にしむらさん。
Watanabeさんは受験生さんなんですね。御健闘を祈ります!。
インコです。感想書きもこの辺から入ります。もうすぐピノコだし(笑)
おがわさんwrote
> イメージ的にはやっぱりゼフィルスですね。でも女性キャラクターは髪型
> が変わると区別がつかない。整形後がヘック・ベン、というのはたしかに
> 似てるなあ。
イメージ的には・・・ってあのお母さんとイメージが似てるというのはかなりすご
い人ですね。うーん、ゼフィルスか。カタカナ語の苦手な私は「ゼルフィス」と読ん
でしまいました。ごめんなさい。まだ「地球を呑む」を読んでないもので。
> アトムの「伊佐夫」という名前は、妙に凝った名前なので、僕も誰かモデ
> ルのある名前なのかな、と思いました。
> そっか、野口さんですか、これ。とすると、いさおを育てながら、最後に
> いさおに刺されてしまった母親とは?(笑)
野口さん、とってもうらやましいです(笑)BJにゲスト出演とは。
手塚先生と会って、話もして、仕事もして、くうっ、すっごくうらやましいです。
私は、ちょっと”時”がずれていたようで、手塚二世代目をやっております。
物心ついたときには、もう手塚先生はいらしゃらなかったもんなあ・・・(遠い目)
もうあと十年早かったらなあ、と思う今日このごろです。
なんか愚痴っぽくなってしまいましてごめんなさい。気づいたら十話の感想じゃない
し。
野口@飯能です。
2000.1.8 6:08 PM +0900に <isii nozomi> さんが書きました。
> 野口さん、とってもうらやましいです(笑)BJにゲスト出演とは。
これは、ちょっと、ほんとに僕かかどうかわかりませんので。
> 手塚先生と会って、話もして、仕事もして、くうっ、すっごくうらやましいです。
わかります。僕も、物心付いてから、手塚先生のそばに居ることができたら。と、
いうのが、一生かけても実現したい夢でしたから。
#だから少年漫画雑誌の編集者になりたくて、行きたくもない大学にも行ったわけ
で、新聞広告の募集を見て入社試験に受かった時は、天にも昇る気持ちでした。
今も、充実した時間だった。と、満足感こそあれ、後悔などさらさらありません。
けれど、途中で辞めず、一生お側に仕えたかったか…と聞かれたら、実は、それは
ちょっと、やはり困るかなあ、と。(笑)
#天才は、やはり遠くから仰ぎ見るもので、四六時中仕えるには、よっぽど自分を
無にできないと、難しいです。\(_ _;)
> 私は、ちょっと”時”がずれていたようで、手塚二世代目をやっております。
> 物心ついたときには、もう手塚先生はいらしゃらなかったもんなあ・・・(遠い目)
> もうあと十年早かったらなあ、と思う今日このごろです。
僕は、もともと手塚漫画に魅せられて手塚ファンになったわけですから、二年間で
一番幸せだった時というのは、夏の一時期、先生以外誰も入ったことのない、原稿
保管室に入り、先生が時に応じて抜き出したり引っ掻き回したりして、バラバラに
なった原稿を、誰にも邪魔されず、一人で整理していた時でした。
子供の頃見て感動した漫画に再び触れ、記憶を頼りに、ジグソーパズルのように、
一話一話組み立てて完成させてゆく喜びは、また格別でした。
戻ってない原稿は、出版社に行って、倉庫を探して見つけだしたり…。
でも、今は、その時整理した原稿の倍以上の手塚漫画を、一読者として、いつでも
読むことができるのです。
これはこれで、すばらしい時代に生まれたと言えるんじゃないでしょうか。
若い、感性豊かなうちに、一冊でも多くの手塚漫画を読んでください。
きっと、インコさんのこれからの長い人生を、彩り、支えてくれると思います。
> なんか愚痴っぽくなってしまいましてごめんなさい。気づいたら十話の感想じゃない
> し。
余計な思い出話や推測話を長々書いて、ちょっと皆さんの感情をイラだたせたかな。
と、実は内心忸怩たるところでしたので、少し肩の荷が下りて、僕は助かりました。
どうもありがとうございます。m(_ _;)m
白石です。
> 今晩は。金沢みやおです。
>
> 「鬼子母神の息子」
>
> キメのひとコマはやはり「整形後のママの鬼面」でしょう。
> この顔は読み直すまでもなくおぼえていました。印象強〜い。
> 伊佐男の将来を案じたBJは,鬼子母神の話を説いて聞かせつつ,女首領
> の顔を,いかにもな悪人づらに整形する。おかげで伊佐男は,首領がママ
> であるとは知らずに済んだ。
こんな事を言うとぶちこわしかもしれませんが、これはいずれマスコミも警察
も整形前の顔をばらしてしまうだろうなあ、とは思っていました。特に某写真週
刊誌などはやりかねませんね。もちろん話の主題として、このままでよいのです
が。
現実問題として、よく犯罪者(例えば犯人と被害者の母親が友人だった幼稚園
児の殺人事件など)は子供の事をどう考えているのだろうか、と考えてしまいま
す。いつも犯人に子供がいるとその子供のことをついつい心配になってしまいま
す。オウムの麻原の子供なんか、どうして他の信者の子供を警察が連れ出した時
に一緒に連れていってやらなかったのかと思いました。
しんどうです。続いて10話について。
改めて読み返してみて気になったのは、BJが自分の
顔の傷をやけに気にしていることです。
結構後の方ではあまり傷のことを気にしなくなった
というか、傷に触れられてもこの話ほどは怒らなく
なったような気がするんですが。。。
もしかすると僕の思い違いですかねぇ。
なんだか全然10話の感想になってないですが(^^;
それでは。
おふみは参加したいのですが、今回もちょっと無理
そうです。その2週間くらい前につくばへ出かけたり
するので交通費が。。。(TT)
進藤哲央
田島です。こんにちは。
「鬼子母神の息子」について。
最初にチャンピオンで読んだときには、伊佐男という名前の
アトムになじめなかった。アトムならトビオだろー、と思いました。
手塚先生が、実在の身の回りの人の名前を漫画のキャラクターに
使用する例は多いですね。和登さんの千代子は、アシスタントを
してらした原田千代子さんの名前でしょ? たくさん漫画を描いていると、
いちいち名前を考えるのは大変なのだろうと思います。
名前を使われた側は複雑な思いを持つでしょうけれど、「この人の
なら使っても平気。怒られない」と踏んで使うわけだから、親近感の
表現ととることもできます。
勲をそのまま使わなかったのは、野口さんにいささか遠慮があった
のかしら?
今回読み直したとき、身の代金目当ての誘拐犯が子供の指を切って
親元に送りつけるという設定で、台湾で殺害された梶原一騎氏のお嬢さんの
ことを思い出してしまいました。
営利誘拐の罪は重いはず。母親が晴れて刑務所から出てきたとき、
伊佐男くんはいったい何歳になっているんだろう・・・?
田島加代子(風媒花)Fuubaika
こーすけ@あらら、、、
金沢みやお <RXV01631@nifty.ne.jp> wrote:
> >[osamushi 6452] Chieko Watanabeさん
> >金沢さんの感想を読んで「今からでもOKなんだ!」と
> >思いメールを書く私です。
>
> それはもう何話からでも大OK!。ですよねっ?>おがわさん,にしむらさん。
ご、ご意見番は薮内さんなもので(^^;)
何話からでもOKでしょう、もちろん。かくいう自分もついに遅れてし
まいました(汗汗汗汗)
> Watanabeさんは受験生さんなんですね。御健闘を祈ります!。
おぉ!僕の弟も受験生です。たぶん落ちます。全然勉強見てやってなかっ
たりします。おかげで親から大目玉食らっております。
全く別口で塾講師のバイトもしているんですが、受験終了前に塾がつぶ
れて、塾生が路頭に迷ってます(&僕もバイト代引き延ばし)困った〜
あ、全然関係無い話題でした。すみません。
Kousuke Nishimura(西村 浩輔)
こーすけ@まだまだ続きます
第10話「鬼子母神の息子」の感想です。
こにしさんが書いていましたが、あの「ぼくがアトムなら、、、」のと
ころのコマはいいですよね。すっごくギャグっぽくって。
BJがあそこまで勘がいいのは、疑いだしたらキリがないですが、やっ
ぱりこういうところがかっこいいところなんでしょうかねぇ。それにし
ても、金は一体どこからふんだくるつもりなのか??捕まってしまった
ら話にならないだろうに・・・お人好しなのですね(^^)
Kousuke Nishimura(西村 浩輔)
宮川です。 BJ 第10話 「鬼子母神の息子」 感想。
ストーリーは、鬼子母神の話しをBJ用に組み込んだものですね。
鬼子母神に就いての説明が、P205〜P206.にあります。
鬼子母神は、人の母の性質、つまり人の子を殺しても自分の子を
可愛がる本能的性質をあらわしたものといえる。(辞書引き用)
母親の母性愛も、一つ間違えると怖いことになりますね。
<補足>
・チャンピオンコミックスの昭和版・平成版、内容変更あり。
P206.1コマ目、台詞。
・週刊チャンピオン連載時の刷り色は、墨一色。ページ数は、P21。
ページ割りは、扉−P119.本文−P120〜139。
発行日、74.1.28+2.4。
Takehisa Miyagawa